2002年11月17日

鎌倉

今日は江ノ電沿いで。
江ノ島。やけに階段とネコが多い。先にある洞窟に寄る。ロウソクを手渡れるほど暗い。夏は一杯なんやろうけど、さすがに秋は空いている。ってか寂しい。
江ノ島から稲村ヶ崎の間、江ノ電乗ったり降りたりを繰り返す。お寺寄ったり、ロケ地周りしたり。
江ノ電は距離自体は短いが、海沿いや家のスキマや山の中や走ってたり、いろんなペイントの車両があったりでおもしろい。

昨日、あまり見れなかった鎌倉駅周辺を歩き、紫いもに、鳩サブレに、せんべいと食べ歩き。

さすが鎌倉、お寺が多く、京都出身としてはおちつく感じ。海もあるし散歩していて良い。横浜も近いし住むのにいいところだと感じた。

帰り、小田原から新幹線に乗る予定だったが、小田原-熱海が近いことに気が付いたので、熱海へ。駅前温泉に寄って帰る。また熱海にはゆっくり来よう。

2003年7月12日

飛騨高山-上高地 1日目

BigDaddyチームで奥飛騨へ。
オレはみんなより近いと言うこともあって一足お先に飛騨入りし、高山の北にある古川を散策。NHKの朝の連ドラ「さくら」の舞台になったロウソク屋さんなどに寄る。
平湯温泉にてみんなと集合。ひらゆの森という温泉施設に寄る。
で、宿の奥飛ログハウスへ。貸し切りのロッジに、貸し切りの温泉も付いていていい。

2003年10月 3日

阿寺七滝 下呂温泉

愛知県鳳来町にある阿寺の七滝へ。
駐車場から徒歩15分ほどで到着。
64mの高さで静かに落ちる滝。愛知県で唯一日本の滝百選に選ばれている滝らしい。

まだまだ時間的に早いので、257号線を逆方向にひた走り、夕方に辿り着いた、下呂温泉。
古い温泉街って感じ。外湯は少ない。でも各ホテルのお風呂を回れる湯巡り手形があるらしい。
泉質はアルカリ性単純泉。透明で無臭、なめらかな感じ。
温泉に入ってからすっかり暗くなってしまっていたが温泉街を回る。ゆあみ屋って飛騨地方のお土産があるお店が、足湯に温泉玉子もいただけてよかった。

しかし、蓬莱に行くつもりがえらい遠くまでいってしまったものだ。
そして何を思ったかまた逆方向に走る。

2004年2月14日

愛知県東栄町1ー2 とうえい温泉

蔦の滝のとなりに二年前にできた<とうえい温泉>
日本でも数少ない療養泉だそうで、温泉の基準になる成分が普通の温泉の数倍含まれ
ているらしい。
お湯は透明さらさら。塩分が強い感じで持続時間が長い。いくつかあるお湯の温度が
いろいろなのでのぼせずに長く入っていられた。
建物内のお風呂場へ向かう廊下が床暖房になっていたのに関心。食事もできてゆっく
りできました。しかもおいしくて安かった。
いろいろいたれりつくせりでよいところだった。
温泉スタンドも併設されていた。しかも100円で200リットルってお得な感じ。

2004年2月22日

三重県1−4 伊勢うどん-愛知県安城市コロナの湯

伊勢神宮参拝後、話に聞いていた伊勢うどんを食べに行く。
伊勢うどんは、太めのうどんに、濃いめのだしを絡めながらいただくというめずらしいもの。一見すごい濃い味なのかと思ったが、それほど濃い味ではなく甘辛い感じのだしが絶妙であった。最近の讃岐うどんブームに続き、伊勢うどんもはやっていただきたい。
たまたま伊勢うどんを食べに立ち寄ったこの店、なかなか押しの強い店のおじさんで、「トイレが綺麗なのが自慢です」と何度も言うので「どーせ掃除して綺麗なのやろなぁ」と思いながら見てみると壁の上まで一面植物だらけの植物園のハウス状態であった。これはスゴイとしか言えない。

最後に温泉でも入りたいな、ということで、帰り道にある安城市のコロナワールド内の温泉コロナの湯へ。ここに行くのは3度目。この泉質は無色透明さらさらで、少ししょっぱい感じで多少塩素系のにおい。ここはなんと言っても露天風呂が広く、空がスコーンと広く見渡せる開放感が特徴。またAM1時までやっているうえ、550円というのも魅力。一番好きなのは、お湯が流れているところにごろんと寝転がる寝湯。冬の夜でも寒くなく、長く寝ててものぼせることはなく、耳元で流れる温水の音がこれまたよい。
もうここは定番やな。

では あしたも良い日でありますように

2004年3月13日

野沢温泉村1-3 初日午後:温泉街散策

野沢温泉に到着してたった7時間ほどで東京へ向かう友人を見送り、他のボー
ダーな友人たちはまだゲレンデにいるので、一人散歩に出かける。
野沢温泉には13の無料の外湯があり、それぞれ脱衣所から湯船までが一間で、広さは場所にもよるが四畳から十畳と比較的狭いのが特徴。
泉質は場所によって若干の違いはあるが基本的に硫黄泉で独特のにおいを放っており、無色だが湯ノ花が混じっている。その湯ノ花で表の溝は真っ白になっている。
そんなことはともかく、お湯が罰ゲーム級に熱い。どこに行っても常に誰かが「熱い」と叫んでいる。
はじめに入った「河原湯」にて、入ってくる人みんなに話しかけるいかにもお話好きなおじいさんがおられて、毎回同じ話をされるのだが、おかげで普通の温泉なら他の人と話すことなんてないのに、あの狭さやお湯の熱さによるテンションの向上があってか、見ず知らずの人と話すことができたのがよかった。

この日は「河原湯」「麻釜湯」「十王堂の湯」の3つに入った。
「十王堂の湯」などの表には温泉卵を作る用のお湯が流れているところがあり、温泉に入っている間に温泉卵を作れるようになっていた。できたての温泉卵はもちろんとろっとした具合もよいのだが、暖かく、甘みがあった。

夜には、皆と飲み屋に行った。が、みんな深夜の移動と一日中滑っていたのでお疲れの様子であった。
(なお、温泉卵用の卵はこの店の方に無理言って分けてもらった。ありがたい。)

歩いていると、小川や水の溜まるところがたくさんあり、どこにいても水の流れを聞くことができるのもこの町の特徴に思えた。

2004年3月14日

野沢温泉村1-4 2日目も温泉街散策

この日は、滑る組2人と温泉組4人に分かれて行動。もちろん温泉組に参加。
何かと4人で分けることでいろいろ食べ歩きをしながら、おみやげを買いつつ温泉に向かう。
この日の温泉は「大湯」。千と千尋の神隠しを思わせる建物であり、中は吹き抜けでこれも気持ちがよい。
ここは、「ぬる湯」と「熱湯」に分かれているところがありがたいよーに思われたが、「ぬる湯」といっても熱いもんは熱い。
しかし、この時にはこの熱さがすっかり癖になってしまい、「こーでないとな」とすっかり常連な気分になっていた。
なお、大湯の表には足湯もあり、入る人入る人みな見せ物になっていた。

その後クアハウスに。ここは有料であるが、温度も適温で硫黄臭も薄目になっており、だれでも楽しめるようになっていた。
またここには、寝湯、打たせ湯、などの様々な内湯と、露天風呂もある。しかし、露天風呂と内湯が敷地内の別の場所にあり、移動するのにいちいち服を着ないといけないのがめんどうであったが、来月1ヶ月かけて改修工事をするとのことだったので、今度は期待できそうだ。

昼過ぎに滑り組と合流し、(ここの宿の恒例行事なのか?)女将さんも一緒に記念写真を撮り、お世話になったマルケン山荘を後にする。
お昼には野沢温泉村街入り口付近の「そばしげ」にて信州そばを食べる。そのお店では、そばを打つ量が決まっているらしく、我々が入ったあと2組でそばが売り切れて、日曜の昼下がりだというのに閉店となった。天ぷらそば最高であった。

そして帰路に着く。運転手さんご苦労さん。

2004年3月20日

ならここの湯1

「最近できた温泉特集」より、掛川市北部の森の都「ならここの湯」へ。
うちから約50km、渋滞にひっかかりつつ愛車にて1.5時間。
掛川市街を離れ、大丈夫なのだろうかと思ってしまう狭い道を走り抜けた山間にある。
周りにはなにもないが、キャンプ場やコテージが併設しているので、そっちを目的に行ってもよい感じ。

泉質はナトリウム塩化物泉。強めのしょっぱさで少し滑りをもった無色のお湯。露天と内湯が一つずつ。
建物は木とコンクリートでできておりその感じもよく、またオープンして半年ほどなのでかなり綺麗。おけや腰掛けがしっかりとした木でできている徹底ぶり。
ここの露天は開放感がスゴイ。周りが山であることも含め気持ちがよい。桜祭りが開かれるほど周りには桜の木があり、露天風呂からも桜の木が見えていた。もう少ししてからだと露天からの桜が綺麗そう。
夏は山の緑、秋は紅葉、冬は雪と、この開放感と周りの山のおかげで四季折々の風景が楽しめそう。

お湯加減もよく、それほど観光地化しているわけでもないので、人の出入りも少なくゆっくり長ーく入ってられる。
ナトリウム塩化物泉というのもあってか、つるつる感がすごく長持ちするいい温泉であった。

ここは、時間があったらまた行きたい。

2004年3月27日

三重県久居市1-2 榊原温泉湯の瀬

青山高原のふもとにある榊原温泉。
街並みはそれほど温泉街とも観光地という感じともなく、ゆっくーりのんびーり
生活しておられるという感じ。

外湯は少なくここの湯ノ瀬くらいかな。表の菜の花畑がいい感じであった。
泉質はアルカリ単純泉で、ヌルヌルした手触り。これがなんかクセになる。
上がったあともすべすべが長持ち。

おけ型の露天風呂があり、天気がよかったモノあるがこれがまた気持ちがよい。
でもっていつものことながら寝湯がきもちよい。
また、久居市名物のなしジュースが風呂上がりに最高である。
ここには食事などの持ち込みが自由な広い休憩所があり、ゆっくりくつろげる。
レストランはないが近所のお店に出前を頼むことができる。
付属のテニスコート(一時間500円)もあった。

2004年4月17日

サイクリング1-3 八扇乃湯

近いとなかなか行かないもので、噂にはよいと聞いていた天竜川河口付近にある八扇乃湯へ。入り口は大きな旅館のような感じ。
露天の開放感がよく、竹林が見えるのもありがたい。安城より露天は狭いのだが、まだ知られていないせいか、場所的に観光客がこないせいか、すいていたのですごーくゆったーりできた。
泉質はナトリウムマグネシウム泉で、無色無臭。とくにマグネシウム含有量が日
本トップクラスとのこと。入っているときはそれほど温泉という感じはしないが、上がってからのさらさら感で納得である。
近くにこんないいとこがあるとは。車なら気楽にいけそうだ。

そして、まったりしたところで長い帰路につく。すっかり疲れた時に見た、佐鳴湖の夕日が綺麗であった。
帰ってから見たニュースによると27度もあったらしい。
・・・・どーりで異常に疲れたわけだ。

2004年4月24日

木曽路1-5 昼神温泉

やはり温泉に向かう。
今回昼神温泉「ゆったりーな昼神」。妻籠宿から約40分。

泉質は硫黄泉だがにおいは全くなく、肌がすべすべになる。
お風呂は内湯と露天の2つ。そんなに温度は高くないが、じわじわ暖まってくる。
「ゆったりーな昼神」にはプールもあり、また広い休憩室にてゆっくりできる。

ふりかえってみると、今回はかなり充実した日帰りの旅であった。
天気は最高だし、渋滞もなく、スケジュール的に急ぐこともなく寄り道もできたし。

さて、今度はどこいこかな。

では あしたも良い日でありますように

2004年6月 5日

梅ヶ島1-3 梅ヶ島新田温泉 黄金の湯

梅ヶ島の集落から3kmほど離れたところにある、黄金の湯へ。
2時間以内なら500円とお安い。
泉質はナトリウム炭酸水素塩。浸かっているときはものすごくヌルヌル。
でも、湯上がりはさっぱりと、なんか不思議な感じ。

温度が低めであり、天気がよかったのもあってか、気持ちよくなり露天風呂でウトウト。
やっぱ温泉いい。

2004年6月27日

東栄町2 - 帰り道

約4ヶ月ぶりに東栄町へ。

友人は行ったことないということで、ポットホールにナイヤガラに寄り、東栄温泉に行く。
さすがに、この時期温泉に入ると熱い。お湯も空気も熱い。
でも時折吹く風が、打ち水をしたときのような爽やかで気持ちよかった。
今回は東栄温泉すごくお客さんが多かった。だんだんウワサが広まってるんかなぁ。
やっぱり良いところであった。

昨日のこともあり、本州で2番目に星が見えるところということで、そのうちここには夜に来て星を眺めたい。(って前も書いたなぁ)
ちなみに、観測所は泊まる人のみ使わせてくれるらしい。望遠鏡は直径60cmのがあるらしい。かなりデカイらしい。

今回は我々にしては早めに帰ってきたので、中古CD屋さんに寄る。
いやー懐かしいアルバムばっかりかっちゃった。

帰りの車内でリンドバーグの「胸騒ぎのafter school」に、今の我々世代への曲だなと友人が言い出したことで盛り上がる。
「物足りない」「あふれる好奇心」「すべては輝いていた」まあ、聴けば聴くほど、たしかに考えるモノがある。
(きっとオレの場合はちょっと違う解釈なんやろうけど。)

うーん、いろいろ見落としているところに発見のある週末であった。
遠くへとか、理想はとか、いろいろ考え遠くばかり見がちだが、意外と近くにってよく聴くセリフが実感できたような気がする。

2004年7月 3日

草津温泉1-3 草津温泉街

うちから飯田・志賀高原経由で、約370km、約10時間かけて宿へ到着。
宿はニューつたや。少し温泉街からは離れているが、いわゆるアットホームな旅館って感じであった。

そして草津温泉の中心地、湯畑へ。
硫黄の匂いがしており、いかにも温泉って感じで、湯ノ花を摂るためのおけ(?)と滝があり、そこは白く濁った緑の湯が流れていた。

湯畑の横にある「山びこ」の揚げ温泉まんじゅうをいただく。
ぱりっとした皮にすこし塩の利いた塩梅がよかった。

湯畑から商店街を少し歩き「草津ガラス蔵」へ。
ここでは、湯畑の湯ノ花を使って作られ、綺麗なエメラルドグリーンをした温泉ガラスが売られている。
同じ色だけでなく、透明に近いモノから完全に濁ったモノまであった。
一輪挿しを購入。どう使おうかなぁ。

夕飯に、「千と千尋の」に出てきそうな建物の源泉閣で、お好み焼きと焼きそばをいただく。お好み焼きにマイタケなどの山菜入っており、新鮮であった。

すっかり日が落ちて夜になると、湯畑のあたりでは、浴衣を着た人でいっぱいになり、下駄の音や、硫黄の匂いとあいまって、温泉街という雰囲気が良かった。
宿へ戻ると、宿周りの道にあるプランターがぼんやりと光っているのがいい感じであった。

宿の温泉に入り、ひさしぶりに自分としてはいっぱいお酒を飲みながら、長々としゃべって、就寝。

2004年7月 4日

草津温泉1-4 西の河原大露天風呂

2日目朝、西の河原大露天風呂へ向かう。

名前のままでほんとに広かった。
西の河原公園という緑に囲まれたところにあり、景色も良い。
ココの川も例外なくエメラルドグリーンになっていた。

朝から温泉に入っていい気分のまま、おみやげを購入して、帰路につく。

2004年7月11日

御前崎1-5 遠州和の湯 - 王将

友人からの夕飯のお誘いを受けつつ、それでも温泉へ向かう。

袋井市の南、浅羽町の「和の湯」へ。24時まで開いているとのこと。すばらしい。
泉質はナトリウム塩化物泉。そのとおりしょっぱい。茶色。
露天には庭園があり、温度も熱くなくゆったり入れた。

夕飯の待ち合わせもあり、高速で帰る。
友人たち7人と王将へ。久しぶりやなぁ。
関東の小学校では、防災ずきんが各席にあり、普段は座席の座布団内に収めているらしい。
狭い日本とはいえ、まだまだ知らない文化の違いがあるなぁ。

なお、ソフト麺の食べ方は間違っていたらしい。どーりで食べにくかったわけだ。
日本最大級風車と共にリベンジ必要ありやな。
それから大東温泉も行かねば。

2004年8月 7日

十津川村1-3 笹の滝、十津川温泉

滝百選のひとつ笹の滝へ。(340km、7時間くらいか)
笹の滝は国道からたまに車がすれ違えるポイントがある程度の狭い道を12kmも行かねばならない。
走っていると、こんな狭い道やのにバス停があったり、マラソンのように1kmごとにキロ表示があったりしていた。
残り8kmくらいになって雷が鳴ったかと思うと土砂降りになった。しかも道の横から滝のように水が道へ流れ込み、(前からあるのだろうが)道に半分が土砂で埋まっていたり、携帯があたりまえながら圏外であったりして、
引き返したほうがよいようなイヤな気持ちに駆られながら、運命共同体のたまたま前を走っていたインプレッサとともに進む。
滝への入り口に着いたときは滝なんじゃないの(大げさ)くらいの雨になっていて、チラと入り口の奥を見て退散。インプレッサも退散。
滝の下流は見ることができたのだが、水はエメラルドグリーンで岩肌が白くて滑らかなのが印象的であった。今度は晴れた日に来たい。
(ホントは写真のように見えるらしい。落差32mらしい>パンフより)

豪雨のなか十津川温泉へ向かう。(滝寄らなきゃ360km、8時間くらいか)
十津川温泉の一番奥の昴の里へ。ここはホテルなのだが、泊まらなくても露天風呂に入ることができる。
泉質はナトリウム炭酸水素塩。弱めであるがヌルヌルしてる。
雨はやんだのだが、雷がひどい。露天風呂入っていてもなんか落ち着かない。
ここでは、野猿という川を渡るための人力籠があるらしいのだが、言うまでもなく今日はやってないらしい。

十津川村1-4 湯泉地温泉

十津川温泉郷のひとつ湯泉地温泉で泊まる。(十津川温泉から10km戻ったところ。)
ここは十津川温泉と異なり単純硫黄泉。
宿は「温泉民宿 かたやま」。夕食が鮎の塩焼きやら煮物やらそばやらと満足のコースであった。
宿にも温泉があるのだがせっかくなので立ち寄り湯の滝の湯にも行く。滝の湯は名前のままで露天風呂の横に滝がある。それほど強くはないが硫黄の香りがする。
そこで、地元のおじさんと温泉やらこのへんのことやらを聞く。
特に印象的だったのが、温泉を作ったことによって、横の川の魚が一気にいなくなったという話。
温泉の成分が川に流れるだけでなくて、川の温度が上がったことも影響があったらしく、かつてはやまめなどがたくさんいたのに、とのことであった。
言われてみれば当然の話なのだが、今まで全然考えなかったことだったのでショックであった。
他にも、十津川村には雷が落ちる用の鉄線が張ってあり、以前は雷被害が多かったらしいが今では安心だといっておられた。

滝の湯から「かたやま」までは200mなので歩いて行ったのだが、家もなく人も通らない真っ暗な道を歩くのは怖い。
と思っておったが、ふと上をみると一部雲が晴れているところに、ものすごい数の星が見えていた。
あまりにも見えすぎて何が星座なんだかわからない。星座盤で見てもこんなに見えてると難しい、ってほどであった。
これが降るようなってやつなんだなと、十津川にかかる橋の上でしばらく星を眺めていた。

2004年8月 8日

十津川村1-5 帰り(熊野本宮、龍神温泉、高野山)

昨日の雨の影響で、十津川村から北への道が通行止めに。
しかたなく、間逆の方向の新宮方面への南ルートを取る。
同じ旅館に泊まっておられた方はすぐ北の奈良の方らしく、帰りが随分遠回りになることにへこんでおられた。
こっちは、どうせなら100kmくらいの迂回ルートで楽しもうと地図を見る。

和歌山県本宮町にて、熊野本宮へ。(十津川村から20km、30分)
やはり凛とした雰囲気が漂う。ただ、北から来たのでイマイチ奥熊野の”奥”というのが味わえなかったのが残念。

次は日本三美人の湯の一つ龍神温泉を目指す。(熊野本宮から70km、1時間20分)
途中の道は大変走りやすいので快適であった。
龍神温泉湯元へ。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。お湯に際立った特徴はないようであったが、ラジウムが多いらしくて、それが有数の美人の湯と呼ばれるゆえんらしい。
ここは、渓谷を見ながら入れて気持ちがよかった。

次は、高野龍神スカイラインの絶景を見ながら高野山へ向かう。(龍神温泉から50km、1時間20分)
これまた裏から来たのでイマイチ奥の感じは薄いのだが、奥の院へ。
お盆のせいか、思ってたより人が多くて、オープンな感じがした。
さすがに広くて、シャープや日産などの大手メーカーの碑が多く並んでいたのが印象的であった。

そこから24号線へ向かうが、狭い道のうえバスが頻繁に通るため渋滞に次ぐ渋滞でえらく疲れる。
奈良の盆地に入ってからは稲光がかなりではあるが前方に落ちたり、ワイパー最高速でもきつい雨にあったりと、大変であった。

で、7時くらいに京都へ到着。いつもどおり平安神宮へ向かうと、なんと鳥居が工事の足場で覆われていた。
なんだか調子が狂うなぁと思いつつも、無事実家へ到着。今回の総走行距離700km。

思ったより秘境は楽しめた。が天気だけは気をつけないといけないのが実感できた。とはいえ、どうしようもないけども。

2004年8月11日

有馬温泉

実家から75km,2時間ほど(意外と近い)
有馬温泉街は、それほど広くなく一箇所に固まっているのでゆっくり回っても時間かからない。
遠くからの人もそれなりに多いが、他の名湯と比べると地元近くの人が多いような気がした。
ちなみに有馬は神戸市北区らしい。知らなかった。

有馬温泉には、ゴボゴボと音を立てているものやそうでないもの含めて泉源が7つほどあった。
泉質は大きくわけて空気に触れると赤褐色に変色する金泉と呼ばれる含鉄強食塩泉と、無色透明の銀泉と呼ばれる、炭酸泉、ラジウム泉、弱食塩泉の4種類。
この狭い範囲で泉質や温度が異なる泉源があるのがすごい。
泉源のうち、銀泉と炭酸泉源は飲めるようになっていた。銀泉は塩分と金気臭で飲みにくく、炭酸泉源はサイダー発祥の地と呼ばれるように砂糖の入っていないサイダーのようにその名のとおり炭酸水であった、こんなのが湧いてるってのが不思議な感じがした。

温泉は金の湯に入る。ここは金泉と銀泉があり、銀泉は普通の感じであるが、金泉は含鉄強食塩泉で、見た目は赤褐色で湯の花ならぬ鉄が浮いている感じで、タオルに湯をかけると見事に染まった。そして異常にしょっぱい(海水の3倍あるらしい)。
そのような湯なのであまり長くつかっていられないし、あとは流して上がったので効能は感じられにくいが、入っている間は濃厚な湯を実感できた。
また、足し湯も循環もしていないのがよいところ。

その後、炭酸泉源の水を元に作られた有馬名物炭酸せんべいを買い、黒豆のタルトをいただく。

これにて、日本3大名湯を制覇できた。(3つとも比較的近くにあってよかった。)