2017年10月 7日

郡上八幡 あかりアート展

美濃市でのあかりアート展を見に行く。
夜に開催されるけど、車が置けなくなるので、早めに行って車置いて、電車乗って郡上八幡を散策。

駅を降りたところは、普通の集落という感じだが、コミュニティーバスで数分進み中心地に入ると、保存地区になっている古い町並みが見えて来る。特に流れの速い水路が多くいのが印象的。

城下町ということもあり、かなり入り組んだ道。保存地区でもそうでなくても、水路が多く、なんなら側溝に隧道なのか別のパイプが通っていたりもする。
道路はゆっくり登ったり降ったりする道も、水路のほうは少し高いいちにフラットにつくられていたりと、とにかく水路が面白い。

水が綺麗ということもあって、サイダーも名物。サイダーフロートが美味しい。
また、駅で、マンホールカードをもらえた。蓋好きをやっているつもりだけど、はじめてget。

美濃に戻る。まだ明るいけど人が増えて来た。
美濃のうだつの上がる町並みが好きなので何度か行っているけど、毎度閑散としていたのに、さすが今日はすごい人。
今年のあかりアート展は、400展以上の和紙を使った作品がうだつのあがる町にずらっと展示される。2日間で10万人近く集まるイベント。
結構、和紙を使った作品なのだが、なるほどーという発想の作品がたくさんあって、なかなか面白い。あかりアート展自体は、入賞作品のみあかりアート館で見ていたけど、どれが入賞するのかわからないくらいレベルが高い。
小・中学生部門もあるのだが、これもちゃんとアートなくらいの作品。
これだけ人が集まるのも納得のいいイベントやった。

2017年10月19日

安藤忠雄 挑戦展

安藤忠雄 挑戦展 。
模型やドローイング、スケッチ、VTRを用いて、どういう考えで造って来たのかがわかる展示になっていて、周囲も含めてデザインするというのが感じられた。
屋外に光の教会を原寸大で再現して自由に中に入れるようになっていたり、30年に渡って展開されている直島は一連の作品をジオラマで展示したりと、見せ方も面白かった。

デザインハブでのGood Design の展示も見て来た。ちょっとした発想が面白い。

2017年10月20日

伊香保

伊香保温泉へ。
新幹線で高崎経由で渋川へ。ちょっと天気が残念。バスの一日乗車券を買って伊香保方面へ向かう。

渋川駅から伊香保に行く途中にあるハラ ミュージアム アークへ寄る。
品川の原美術館の別館で、街中の洋館の原美術家とは違い、牧場の中の厩舎のような建物と屋外展示がメイン。
天気が良ければもっと良かったんやろうけど、展示室間の通路を歩くだけでも気持ちのいいところ。
日本画から、草間彌生、李禹煥と現代芸術まで幅広く展示されていた。屋外にはアンディ・ウォーホールの巨大なキャンベル缶も印象的。

伊香保温泉へ。
バス停前に、伊香保といえばの365段の石段。平日の雨のお昼ながらそれなりに活気があるように感じられた。さすが関東の人気温泉街。
石段中腹くらいの道を入ったとkろにある大正浪漫 黒船屋 さんで遅めの昼食。焼きカレーの看板に惹かれた。ビビンバのような石焼鍋に入ってぐつぐつ音を立てながら登場。最初は甘くあとで辛さが来るという俺好みのやつ。近所に欲しい。

石段を上り詰めたところにある伊香保神社からさらに奥に500mほど歩いていったところにある、伊香保温泉の金泉の源泉側の伊香保温泉露天風呂へ。
洗い場はなく露天風呂があるだけ。景色がいいわけではないが、緑に囲まれての露店も気持ちがいい。
お湯は、白濁した茶褐色で鉄分が多い感じ。道中に飲泉があったが飲むとまずい。

保科美術館へ。日本の近代、竹久夢二、小林かいち、友永詔三を中心に作者を絞ってまとまった展示になっている。アール・デコ調と説明があった小林かいちの線と色合いが印象的やった。
石段に戻り、おぜんざいいただいたりしながらライトアップまで散策。さすが夜になると人が増える。
夕食にはおっ切り込みであったまる。

2017年10月21日

川原湯温泉

渋川から草津方面に行く途中にある、川原湯温泉へ。ここは八ッ場ダム建設に伴い町ごと移転しそこでまた温泉を引いたというところ。
駅も新しくなったのでかなり近代的。2016年は1日平均30人ほどの乗車人数らしいが有人駅。

駅近くに移転工事中の川原湯神社があった。資料見てるとダム建設問題、全焼、資金問題、ここ数年で色々あったとのことだが、地元の皆さんにそれだけ大切なところだというのはわかるので、早く遷座終われるといいなと思う。

八ッ場ダム建設現場へ。まだまだかかりそう。2020年にできるんかな。
八ッ場大橋のたもとにちょっとした資料館があった。
少し離れたところには、道の駅やらがあって盛り上がっているそう。今日は徒歩なのでそこまでいかず。

移住されたところで変わらずやっておられるお土産やさんに。建物こそ近代的だが、並んでいる商品は周辺の以前からあるようなお土産がたくさんあって、長年やってこられた感じがするお店。
そして、新しく立てられた共同浴場王湯へ。もともと川原湯温泉は自然湧出という珍しいところやったのだけどやはり沈むということで、新たに掘り当てられた泉源から引かれている。
含硫黄-Ca・Na-塩化物硫酸塩温泉。もはやわからんが、無色透明で少し硫黄臭がする熱いお湯。
かつての雰囲気とは違い、新しい造成地な感じになってしまっているのだろうけど、新しいところを受け入れて川原湯温泉の名前を継続されて新たに創っていかれるというところは尊敬する。また来よう。

吾妻線から乗り継ぎ高崎へ。時間があったので、峠の釜飯いただいたり、友人宅へのお土産でハラダのラスクをどさっと購入して群馬を後にする。