2019年11月 2日

大道芸ワールドカップ

大道芸ワールドカップ。
ますます来場者数が増えてるそう。「人の集まるまちづくり」で始まって28年。来場者は150万人越えのイベントで、なによりすっかり文化として染み付いている気がする。
人気も出てきたので、タイムスケジュールを見て早めにスポットにいって場所取ってないと見られない感があり、1日見てると大変なので、ホールでのプレミアムショーで済ましてしまうのが定番になってきた。
望月ゆうさくさんのARジャグリングは、リアルも見たいし、画面も見たいしと、新しい試みで今後の広がりを感じられた。

2019年11月 3日

香嵐渓

香嵐渓のライトアップ。早めに出て道中寄り道しながら。
豊田市の稲武地区へ。ここも紅葉スポットなのやけどちょっと早かった模様。冬には水道屋さんが初めて今や風物詩的になりつつある氷瀑なる人工氷柱(?)があるそうで、見たいけどもその時期にここまで来るのは怖いな。
稲武温泉どんぐりの湯へ。ここは道の駅併設なのでけっこう賑わっているが、浴場が広いので問題ない。単純泉で無職無臭。
黒田ダムなどにも寄る。

足助の街を散策。
毎年ほど来ているのにちゃんとお店が空いている時間に来たのは初めてなのでゆっくり散策。
中馬街道の宿場町ということで、建物は新しくなっていても町割などでそういう雰囲気をそのまま感じられるところ。大火の後に防火のために漆喰を軒先まで塗ってある家屋なども印象的。
ガイドによく出てくるマンリン小路はついつい曲がってみたくなる雰囲気がある黒壁の路地。その入り口にある書店の蔵がカフェになっているので一休み。蔵のリノベなので、広くはないけど吹き抜け感がいい雰囲気。

香嵐渓へ。まずは三洲足助屋敷。生きた民俗資料館ということで、鍛冶や桶屋、木地屋など実際に商品をここで作られている。場所的になんちゃってに見えるけど、そうではなく実際にここで作業されている方々と話しながら民芸品を見られるというのがいい。
で、やっぱりライトアップはみていて気持ちがいい。また来年。

2019年11月 8日

八ヶ岳、清里

八ヶ岳、清里を散策。
中村キースヘリング美術館へ。山の別荘地という感じの区割りになっている中にある。
キースヘリングをメインに扱っているのは世界でここだけだそう。エントランスから独特な世界観が広がっている。闇から光へという構成になっていて、ここのために作品を作ったのじゃないかというくらいのコレクションと見せ方になっている。
でも、分け隔てなく誰もが触れられるアートになっていて、80年代の社会問題にメッセージを投げつけている意志の強さが印象に残り、企画展や数点だけ見るのではまったく違って、ここにくる意味がある。

清里へ移動。いつもの店回ってかr、ホールオブホールズへ。
オルゴール博物館なのだが想像と違って、大きく、オートマタと、自動演奏装置の2展示にわかれる大型の展示ばかりだった。
アンティークのオートマタはとても精巧でありながら、コインを入れると動くなど庶民の目に触れるところにもあったのだなと結構温かみのあるものだった。
大型展示の方はどれも圧巻で、実際にバイオリンが3挺入っていてそれを回転する弓で弾くものや、幾つの楽器が入っているのかというほどいろんな音色がなるもの、一番圧巻はパリ万博の際に2km先まで届くという想定で作られたものまでが展示・演奏されている。
ここのいいところは、チケットを購入するとその日は再入場可能なので、演奏の時間になったら戻ってくるということができるところ。時間を無駄にすることなく清里散策しながら演奏を聞けるというところで良いサービスやなと感じた。

で、すっかり日が落ちたけど、軽井沢へ。
チェックインを済ませて、食事(やまもりの天ぷら定食)すませて、星野温泉トンボの湯へ。エントランスからして雰囲気がいいし、なにより贅沢な程の広さ。
カフェやレストランも併設されていて、ありとあらゆる点でゆったりを感じられる、さすがのブランドイメージ。
ハルニレテラスはほとんど店が閉まっていたけど、ちゃんと灯がついていてこういうところも抜かりない。

2019年11月 9日

軽井沢散策1

ずいぶん前に来たけどちゃんと観光していなかったのでじっくり軽井沢をまわる。
すっかり紅葉の軽井沢、朝は氷点下らしい。

軽井沢の北のほうにある白糸滝へ。かなりの人気スポットとのことでびびって朝一に行ったが、200台おける駐車場はガラーン。時期を外していた様子。
人がけずって地下水が湧いているところが滝になっているのだが、そうと分かっていても滝の幅と湧き出ているとは思えないほどの水量が圧巻。これは見たほうがいいスポット。

次に旧碓氷峠へ。今の碓氷峠は普通に国道って感じだけど、こちらは旧街道という趣がある。ちょうど峠のところが群馬との県境になっておりまさに峠で、その頂上の熊野皇大神社は、山道、階段、山門、境内すべて県境で半分にわれている。それぞれの県側にそれぞれのお宮があるといういいようなわるいようなという気もするが、日本三大熊野とのこと。
そこからすこしあるいたところに見晴台があり、ここがまた物凄い絶景。天気も良かったのもあるけど。主に群馬側の山がきれいに見渡せるところで、奇岩など特徴的な山が連なる。たんに連なるのではなく、奥行き方向に幾重にも連なっているので、見晴らし感がすごい。これは来てよかっった。

軽井沢市街に降りて、ポタリングにスイッチ。
ラウンドアバウトの社会実験やった交差点で間違えつつ雲場池へ。さすがの紅葉スポットなので人が多いけど、みごとに水鏡になってた。
軽井沢の歴史的建造物でのある軽井沢聖パウロ教会へ。コンパクトながら木造の暖かみのある教会。日本の教会って入りにくい印象があるけどここはウエルカムな印象。

少し山の方へ進み、旧三笠ホテルへ。明治39年に作られて、今でも当時の半分が残っていて、日本人による設計ながら純西洋建築で国の重要文化財になっている。
見学はできるが、今年いっぱいで改装のため休業になるそう。
今では当たり前やけど、各部屋に水道が通っていたりと当時ではいろいろめずらしいものが導入されていたんやないかと思う。
で、そこから少し離れたところにある三笠珈琲店で、三笠ホテルででていたらしいカレーとコーヒーをいただく。甘めの優しいカレーで落ち着くさすがホテルのカレー。落ち着いた雰囲気で景色を見ながらのコーヒーが良い。

ショーハウス記念館(閉まってた)とか商店街とか、回る。
東側は林を抜ける道が気持ちいい。

午後は美術館巡り。
軽井沢ニューアートミュジアムへ。日本の現代アートを広く紹介していくことが目的とのことで、1階はフリースペースでギャラリーと書店、カフェ、2階は企画展。「今、世界で評価され続けているアジア人作家 」第3回 後期という、今井俊満、草間彌生、堂本尚郎、婁正綱の4人の作家の企画展をやっていた。草間弥生さんは、デッサンも含めての展示で他と違った面白味があった。他3名は、抽象表現なのだが、特に婁正綱さんの、書と絵画の融合的な作品群がよかった。1階のフリースペースもけっこう人が入っていて情報発信拠点としてうまくいっているのかなと感じた。
軽井沢と中軽井沢の間の町から離れたところにある、軽井沢現代美術館へ。東京にある画廊が経営されているということで、2階はギャラリーになっていたり、ドリンクとお菓子のサービスがあって美術本をゆっくり自由に読めたりできるのが新鮮。展示は、草間弥生、奈良美智など海外で活躍中の多数の日本人アーティストの作品がギュッと集まっていて、まさに日本の現代アートがわかる。
2館とも現代アートの展示なのだが、日本のアーティストに集中しているところが珍しく、それがよかった。

中軽井沢の星野地区へ。高原教会や石の教会に行きたかったのだが、この日は両方とも結婚式で見られず。
ハルニレテラスで休憩し、軽井沢市街へ戻るとすっかり日没でポタリング終了。
軽井沢は山の中のイメージなので、自転車は厳しいかと思っていたが、けっこうフラットなので走りやすい。

宿は洋風宮殿風ながら露天風呂がついていた。狭いのだけれども、なぜかずっと入って痛くなるほどなんとも落ち着くところで最高。

2019年11月10日

軽井沢散策2

朝から露天風呂でゆっくりして、軽井沢千住博美術館へ。
千住博さんの滝の作品を中心に初期から現在までの展示があるのだが、なにより建物がまず面白い。元の起伏がそのままになっていたり、作品保護的に考えてありえないほど直射日光が入ってくるほどのガラス窓が有機的にランダムに構成されていて、向きもバラバラな壁に作品が展示されている。とにかく明るいしそれが作品を演出しているように見える。
代表作の滝を中心に画集の「星のふる夜に」などの原盤展示があった。日本がなのだがそれを超えた色味などを感じられ

セゾン現代美術館へ。駐車場からゲートをくぐり全く建物が見えないところを入っていくくらい森の中にあり、庭園の立体展示も楽しみつつ本館へ。
ウォーホールやクレー、イサム・ノグチなどの現代アートが所狭しと並んでいるが、空間が広く作られているのでゆったりみたれる。

浅間山を北軽井沢や南側から見えるスポットを回ったりドライブ。見る角度で全然違う。

周辺には絶景、街には現代アートの美術館が点在と、まさに絵に描いたようなところ。一方で、別荘的なところで空き家も多く見られたがメンテが大変なんかな。
とはいえ、いまや東京まで新幹線で1時間ってこともあり、まだまだ廃れない感じある。

2019年11月23日

トーキョー

トーキョーへ。
できたての渋谷スクランブルスクエアへ。展望階へはタイムスロット制で予約していたので天気がイマイチやけど登ってみる。
とにかく高い。数字だけ見ると同じくらい高いところはあったりするのやけど、ここでこの高さは一つ違う。でも、見事に真っ白でたまにしか下まで見えない。晴れた日にまたきたい。

これまたできたての、東京オリンピックミュージアムへ。
オリンピックの歴史的な展示はもちろんなのやけど、オリンピアンのすごさを体感できるエリアや、インタビューも含めた感動シーンのアーカイブもあって、コンパクトながら十分楽しめた。
とくに体感エリアでの、ボルトの足跡が走っていくのは、めっちゃ速いのはわかっていたけど1歩がこんなにひろいとはというのを体感でき、他にキューちゃん、競歩、幅跳びなどの足跡が見られておもしろい。

森美術館での未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命─人は明日どう生きるのかへ。
都市開発から、DNAからゴッホの左耳を再現するプロジェクトまで幅広いテーマを扱い、まさに副題の通りでテクノロジーがどう人に関わってくるのかという展示になっていて、そもそもアーキテクチャーという言葉で技術と芸術がつながっていて、より生活に近くなったものがテクノロジーやデザインになっているを再確認できた。

2121 DesigneSiteでの「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」へ。日本デザインコミッティーに所属するプロダクトデザイナーのデザイン過程のスケッチ、模型を展示。はじまったところというのもあり大混雑。
ここのお得意の、最初は映像でダイジェスト紹介があり、そのあとでモノをみせるというのがぴったりはまって、デザイナーでなくても理解できる見せ方がいい。

しかし、久しぶりの東京なので詰めて回ったけど、梯子はきつい。

2019年11月24日

ゴッホ展他

オールプレス エスプレッソ 東京ロースタリー&カフェへ。
住宅街を歩いているとコーヒーの香りがほんのり漂ってくる。前面ガラス張りで入りやすい雰囲気で、中には巨大な焙煎機が印象的。

改装が終わって行けてなかった東京都現代美術館へ。さて、4展示会が開催されてて、とりあえず全部見る。
「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」、「ダムタイプ|アクション+リフレクション」、「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」、「MOTコレクション 第3期 いまーかつて 複数のパースペクティブ」

夕方上野のゴッホ展へ。終了近くなら多少空いているやろうと思ったけど、あまり並ばず入れた。
ゴッホの40点が時系列に並んでいてどう変わっていったのかがわかり、ゴッホが影響を受けた印象派・ハーグ派の作品も併せて見られる。ゴッホの活動は10年ほどなので短期間でこれだけ変わっていったのかというのが良くわかる。
そして、やはりメインの糸杉の迫力はすごかった。