2017年6月17日

温見峠

以前通行止で通れなかった、King Of 酷道こと418号線の温見峠へ。
美濃市から418号線に入る。集落を抜けるにも相変わらず国道とは思えない狭さ。
元根尾村の「うすずみ桜の里・ねお」で休憩して酷道区間アタック開始。ここから70kmほどひらすら酷道で、お店もトイレもない。

岐阜側の山間部入り口の名所「落ちたら死ぬ」で記念撮影。KingOf酷道区間やけど結構車が通る。
ここから5kmほどの根尾能郷~根尾黒津間は1.0車線幅の酷道区間。左は垂直の岩肌、右は崖下真っ逆さま。うっかり舗装を外して草の上を踏んで見たら落ちそうな印象。
少し前に同じ方向に走る車があるので、対向車の心配なくそこそこ楽しめた。
途中いくつか洗い越しスポットがあったが全然流れていないのでただの段差。
酷道区間を過ぎると離合ポイントは多く、さらに同じ方向に向かう車ばかりなので、どちらかと言えば楽しめる酷道で、

「落ちたら死ぬ」から40分弱で温見峠に到着。驚いたことに峠は路駐だらけでいっぱい。
ここが登山道になっているようだが、ここまで酷道を走った上でハイキングとは、ドライバ泣かせやなぁ。もしくは酷道をもろともしない人たちがこんなにいるのか。

福井側におりる。個人的にはこちら側の方が怖かった。
時間の問題だと思うが対向車が多いことと見通しが悪い細いヘアピンカーブが多い。アスファルトもかなりの荒れよう。
福井側の名所、温見ストレート。こんなに酷道なのにこんなにストレートは確かに面白い。
その後は工事中だけども広い道が続き、真名川ダムのダム湖である麻那姫湖にでる。まだ集落に出たわけではないが酷道を越えた後の静けさがまたいいところ。
そしてほどなく越後大野しの市街地に至る。
で、まだ10時にもなっていないので、行き当たりばったりでドライブ。

越前大野-白山市-金沢

越前大野市へ。まずはお城へ。
こちらも天空の城で有名になったところやけど、今日は快晴で街を見下ろすランドマークという感じ。
白の麓の駐車場に車を置いて、神社の横の登り口から天守の丘に登る。ゆっくりスロープと一気に階段のコースがあった。
天守には、博物館と眺望。天守をぐるっと回ると、碁盤の目の城下町と、反対は田園風景と全方向見渡せてお城っぽくていい。

越前大野市の城下町を少しばかりポタリング。
湧水スポットが多かったり、城下町にしては珍しく碁盤の目だったり、少し時間が遅かったのだが、路面で朝市をされていた雰囲気もあって、商人の街で平和なところだったんだろうなと感じた。

とりあえず北上する。途中手取川ダムに寄ろうと思ったのだが、どうもダムには近寄れない様子だった。ダムカードも道の駅に置いてあるそうだし。
残念。

白山市へ。こちら出身の知り合いの方がいつも言ってたキッチンユキさんで金沢カレーをいただく。
濃厚な金沢カレーの中でもひときわ濃厚。でもマイルドでうまい。すでにランチどきは十分過ぎている時間なのにお客さんが多いのも納得。
で、ここまできて日帰るのは勿体無いので、松任駅前に宿をとる。
チェックイン時間まで海岸に出て見た。すっかり夏の日差し。でも人がいなくて気持ちいい海岸。

電車で金沢市へ。金沢はしょっちゅうきているが駅に入るのは学生時以来か?
新幹線も通ったこともあって人が多い。
いつも目的あって移動していたので、今日は、シティサイクルと徒歩で散策。
柳宗理記念デザイン研究所へ。家具やキッチンツールはもちろん、バタフライツールは製造の様子などもわかるようになっていて楽しめる。
いつも並んでいてなかなかいただけなかった金箔ソフトもいただく。ちょっと贅沢な気分。気分だけ。

金沢21世紀美術館へ。ぷらっと立ち寄っただけやけど、池田学展がすごくよかった。
1mm以下のペンだけで書かれた大型作品。まず近くで見て細かさに驚き、遠くから見てその解像度での絵に感動。
メインの「誕生」は、別室でビデオ解説があるくらい、たくさんのものが詰まった作品で長い間、細かいところまで色々見てられる作品でよかった。大きなポスターかった。
ショップの隣でOTON GLASSのでも展示があって、実際にかけて試せるのもよかった。ぜひ商品化までつなげていただきたい。

金沢駅内の魚菜屋さんで、ノドクロの海鮮丼をいただく。ものすごくたくさんのっていて贅沢な一品。
朝ごはん用に、金沢カレーなど地元感溢れるおにぎりと、北陸新幹線で売っているらしいビールをかって帰る。

今日は盛りだくさんやった。

2017年6月18日

飛騨

岐阜の北の端、上宝村にある栃尾温泉の荒神の湯へ。公共露天風呂なのだが、蒲田川の河川敷に作られている、いわゆる外ってやつ。
とっても気持ちがいい。

飛騨市神岡にある道の駅に寄る。カミオカンデの麓にあることもあって、関連展示が色々ある。
本物の光電子増倍管の壁や、研究者が見ているのと同じ情報が出ているデータをモニタリングできたりと、なかなかマニア向け。

飛騨市の中心地へ。10年以上ぶり。すっかり君の名は。ブームを感じた。
そんな中、全部が全部乗っかるわけでなく基本変わらない街並みと雰囲気なのがよかった。

古民家をリノベーションしたFabCafeに寄る。
ここに住み着いている感じのインターナショナルな人たちから、地元の業者さんもおられて、トーキョーとかと違っていい雰囲気だなと思った。