2020年6月 7日

箱根

大涌谷へ。近くには何度も行ってたがここまで行くのは初めて。意外と人が多かったが、駐車場に車置けるくらいは空いてた。
噴火警戒やらで入れない期間長かったけど、それがわかるくらい、シューシュー言ってる。これほどとはおもわなかった。
くろたまごの販売も再開していた。やっぱりこれがないとって感じ。こう言うの大事。

ポーラ美術館のモネとマティス―もうひとつの楽園 展へ。
印象派・屋外のモネと、フォーヴィズム・室内のマティスと対照的ながらも、二人がどう作品と向かい合ってきたのかを国内から集めて見せてくれる。おもしろい主題で国内で回顧展ができるほど十分集められると言うのもわかる。なにより美術館が戻ってきたのがうれしい。早い時間に行ったので美術館の森も少し散策。

2020年6月18日

季節もの

ちょっと早いけど、水無月売ってたので買ってきた。こっちではなかなか買えないので貴重。
あと、この時期お約束の朝採りとうもろこしで贅沢なコーンスープ。うまい。

2020年6月19日

伊豆ドライブ 1日目

伊豆へ。天気は珍しく悪い。
汐吹展望地。タイミングが悪くてあまり吹きあげてなかったけど、全国あちこちにあるんやな。

池田20世紀美術館へ。
日本で最初の現代美術館だそうで、まず建物から前衛的。
ルノワールからピカソ、マチス、シャガール、ウォーホル、ダリ、と近現代の欧米の巨匠の作品をダイジェストのようにギュッと集めて展示されている。
特別展で、前田えみ子の世界展 大地と宇宙の躍動・歓喜が開催されていた。平面作品では、油絵だけでなく布袋なども用いたコラージュ作品で力強くでの色合いは繊細に感じるものもあり表現が印象的。残念ながらこの特別展が開催されている期間中にお亡くなりになられたとのこと。

伊豆高原ステンドグラス美術館。
ヨーロッパの古城のような石造りの建屋で、結婚式場の下見がついできできるような感じで、いい見せ方されてる。
ステンドグラスに加えて、パイプオルガンや円盤オルゴールの演奏も聴くことができる。

稲取のなぶらととで金目鯛の煮付けをいただく。いつもなら行列なのに、平日なのもあって誰もいなく、ゆっくりいただけた。

下田の、金谷旅館の千人風呂。旅館のお風呂が日帰り温泉として開放されているので、一旦旅館に入っていけるのがいい。今となってはそこまで珍しくない広さだが、やはり木造りの浴槽も含めて雰囲気がとてもいい。海外の方に人気なのだけどやはりしかたないか。

上原美術館へ。近代絵画もあるが仏像が中心とした美術館。2017年にリニュアルされたところでとても綺麗な空間に展示されている。仏教館ではあらゆる宗派の木彫りの仏像がずらり、そもそもここがお寺さんなのと系統別に整理されているので、博物館的でもあり安置されている感じもありで独特な印象。
近代絵画ではモネやピカソから日本画までこじんまりながら巨匠の作品が見られる。

河津のどんぶりや さんで、豪快海鮮丼をいただく。どう豪快かと言うと今日入荷したネタ全盛りらしい。ほんとに豪快。さらに寿司シャリというのも良くて大満足。

今日のお宿は、河津の離れ家石田屋さん。明治六年創業の和風旅館で庭内に離れが十一棟 軒を並べている。
それぞれ趣向が違うのだが、どれも温泉の専用露天風呂がある。もちろん大浴場もある。庭には、花菖蒲園にプールまで。離れといっても完全に1軒のお家でものすごくゆったりできる。
で、気がついたのは、今日の客は俺だけ。いつもは予約の取れないところなのに、これほどなんやな。

2020年6月20日

伊豆ドライブ 2日目

離れのお宿、の貸切状態を満喫。離れが民家見たく見えたり、お庭で菜園されていたりして、いったいどこまでが敷地なのかわからないくらい。
とにかく、久しぶりの宿泊、静かでゆったりできた。

石廊崎へ。気が付けは初めて。石廊崎すぐ近くに駐車場があり、有料やけど、まあ便利。伊豆半島先端の断崖の上に立つ灯台で小さいながらも力強い、伊豆諸島が見渡せるところ。

下田市街へ。ランチをいただく。下田の海苔を使ったタラコのスパとグリーンスムージー。両方さっぱりでいい。

竜宮窟へ。みごとにハート型。それよりも、竜宮窟の中の半オープンな雰囲気がとても気持ちいい。普段は混んでいるのでこう言う雰囲気じゃないんやろな。

熱川温泉の高磯の湯へ。磯をコンクリで固めたところなので、着替える場所はあるものの、港の波止場の延長みたいなところで、とにかく開放的。

大室山へ。ここも初めて。木がなく草だけでなんとなく人工的に見える山。そういうのもあってか、お鉢周りしていても、麓まで綺麗に見渡せる。

沼津まで戻ってきて、めんたいパークなる看板が見えたので寄ってみた。かねふくさんが運営しているので、工場直営の販売店と言う感じだけど、ちゃんとテーマパーク感があり面白い。

あーやっぱ自由気まま旅行は良い

2020年6月27日

富山 高山ドライブ

立山、登ろうかとしたけど山の上が曇ってそうなので方向転換。称名滝へ。さすが日本一、高い。
きょうはなかなか水量があって迫力がある。橋渡ろうものならえらく濡れる勢い。何度来てもいいところ。
時期的にハンノキ滝を期待していたけどそっちはいまいちやった。

富山市へ。富山市ガラス美術館へ。ここはもともと百貨店があったところで、移転後建てられた再開発ビルのTOYAMAキラリ内にある。TOYAMAキラリには市の図書館や銀行が入っている。
ガラス美術館ということと雪国ということもあってかで外見は鋭く厳しいが、中は広い吹き抜けで気をふんだんに使われている隈研吾さんらしい印象。それぞれのフロアの形が異なっているのもあり、あちこちから吹き抜けを眺めるといろんな表情があって楽しい。

ガラス美術館では3つの企画展と常設展ともりだくさん。
ミクロコスモス あらたな交流のこころに展では、身近にあるものをガラスを用いて表現された作品の展示。渡辺知恵美さんの線画が引かれた板ガラスを積み重ねて作られたガラスの塊の作品。平面と立体とが絡み合った目を離せなくなる魅力的な作品。言上真舟さんのガラスの破片をチェーンなどで繋いで作られる、ハイヒールやガウンなどの作品。危うさなどいろんなことを想起させられる、展示の仕方で壁に映る影もまたアート。
イヴァナシュラムコヴァ ここにあるもの展では、動物や人をモチーフにイヴァナシュラムコヴァさんの展示。ブロンズとはちがって色が透けてボワッとしたガラスで作られている点が、デフォルメされたボテっとした形状にマッチしていて、ガラス彫刻が堪能できた。
コレクション展では所蔵されている国内外広いアーティストの作品。ガラス特有の透けた感じだけでなく、反射するのと透過する鏡のような見る角度で変わる効果を用いた作品などはガラスの表現の可能性と奥深さを感じられる。
常設はデイル・チフーリ氏の大型インスタレーション。職種のようにうねうね伸びる作品はガラスとは思えないでもガラスならではな表現。
ショップでは富山のガラス作家の作品がずらり。実用的でありアートでありとショップだけでも見応えある。

常設・企画共にガラス作品に特化した美術館。美術館という要素と、色・質感・屈折など光の使い方などガラスの可能性を見せてくれる要素と、ガラスの街富山として富山のガラス研究所の卒業生の作品展示もありアピールにもなっていて、通常どちれかになってしまうところ全部十分感じられた。見る角度で物理的にも違って見えるなどもあわせて、ガラスはガラスだけでなく光もあってのインスタレーションなどだと気づかせてもらえた。

トラムに乗って富山駅へ。新幹線が通るようになっていろいろ改装されたようで、とくにトラムの駅は、JRの高架下でありながら近未来な雰囲気のちょっと見慣れない設備でかっこいい印象。
駅前で富山ブラックをいただく。醤油ながらイガイガが来ないところがいい。

トラムに乗り港町の岩瀬地区へ。トラムの一直線っぷりがいい。
岩瀬地区は北前船の港町で、戦争でほとんどが消えた富山市の中でここには北前船廻船問屋など明治時代の家屋が多く、しかも生きたまま残っているところがいい。

一気に岐阜へ戻って、ひさしぶりに高山へ。休業のお店が多い、一方で公共の施設は無料ながら検温などで普段より担当の方は多い感じでウエルカムな印象でいろいろ歴史と街並みをゆっくり見ることができた。

こうなったらということで下呂温泉で宿泊することにする。
ここもひさしぶり。さすがに人では少な目だけど、雰囲気は良い。

2020年6月28日

岐阜ドライブ

ちょっと天候が悪いけど、そのぶん宿の露天にゆっくり入る。

国道41号線を進む。七宗町の道の駅へ。
ここには日本最古の石博物館がある。ちいさいながらも、20億年前の石がここで見つかり、その石を始め地球最古の石やストロマトライトなど、地球の歴史がわかる石の博物館になっている。ここのすごいのは、これらの石をちょっと触れるのも用意してあるところ。なお、島根でもうちょっと古い石が見つかったらしく、今は日本最古ではなくなったそう、というのも説明してもらえた。

で、いつもの多治見のお店に寄って、志野と黒志野の茶碗購入。手に取れる芸術品という感じたたまらない。
今年は陶器まつりが中止になったので予定していたものがまだまだ残っているそう。