2020年8月 1日

豊橋早朝ドライブ

朝ドラ付いてるので、早朝から豊橋の海岸へ。
そのまえにAM6時から空いているカフェBEGINへ。パンケーキサラダプレート。朝からぜいたくなきもち。

ひさしぶりに、蔵王山に登る。めっちゃ遠くまで見渡せるほどの晴天。

ということで、たぶん朝ドラのオープニングの伊古部海岸へ。砂浜に断崖にといろんな風景が一度に楽しめる。

浜松に戻ってきて、すっかり出来上がった防潮堤。全長17km,高さ13m。思っていたよりはましな感じやけど、だんだん痛んでくるやろうからちゃんとメンテしてくれるとええのやけど。

2020年8月 8日

近場ドライブ

天浜線金指駅にある窯焼ピザのお店piazzaへ。
大きいのだがぺろっといただける、すぎないピザ。サラダとフリードリンク、スープまでついてくる。満足。

都田駅による。ドロフィーズさんあふれるリノベの駅。ぱっと見たところ、電車利用者より駅見に来る人の方が多い。

秋野不矩美術館の佐藤美術館コレクション「花と緑の日本画展」へ。佐藤美術館には大阪の花博のパビリオンの一つ日本美術館で展示されていた花と緑をテーマにした日本画のコレクションがある。とくに透き通るような緑が印象的な雨後がよかった。

2020年8月 9日

瀬戸

瀬戸へ。
まずは、窯神神社へごあいさつ。ここは、有田から磁器の製法を伝えた加藤民吉を祀る神社。街を見下ろす高台にありいかにも神社という感じだが、民吉像があったり、登り窯風社があったりと独特。

窯垣の小径へ。窯でつかう道具などを積み上げて作った石垣の小道。窯元のギャラリー・資料館が並ぶのだが、ご時世で休館中。残念。
小道の最後にある瀬戸本業窯へ。登り窯や資料館もありウエルカムな印象がいいところ。

中心地へ戻る。町の真ん中を瀬戸川が流れ、かなり短いピッチで箸がかかっていて、瀬戸物で飾られている。
深川神社へ。参道の鳥居は磁器のようにしろく、青いタイルで装飾されているのもそれっぽい。
商店街ではさすが藤井聡太さんの出身地という感じで地元あげての応援。

瀬戸市新世紀工芸館へ。陶芸の展示だけでなく、これからの瀬戸を支えるべく研修生を育てる工房などもあり、研修生・卒業生の作品の販売もされているのが若者に機会を作っている感じがしていい。企画展でSHIGARAKIの作家展をやっていた、信楽の陶芸の森でもここと同じように滞在制作事業をしていて、そこの作家の展示。信楽らしく大型のモニュメントが多く、ってか陶芸で大型でかつ複雑な形状ができるのが驚きの展示だった。

瀬戸蔵へ。ここは瀬戸市民も観光客も集まる情報発信地。このなかに瀬戸蔵ミュージアムがある。かつての瀬戸の駅や瀬戸の窯元を実寸で再現した民俗資料館的な要素と、瀬戸の歴史と瀬戸物を中心に焼き物の博物館になっている。製陶工程で使う道具に、発掘された陶器のかけらなど幅広く知ることができる。原寸ジオラマも見応えある。またここには情報発信地として、瀬戸を中心とした作家の作品も販売されていた。練り上げのコップと、織部のカレー皿を購入。

中心地から少し離れたところにある瀬戸市美術館へ。陶磁器を中心に、瀬戸の文化情報発信地としての地元出身の作家の企画展が開かれていて、コンパクトにぎゅぎゅっと凝縮されている感じのところ。

さらにもう一軒。愛知県陶磁美術館へ。ここはとにかく広い。常設展は「美術館」らしく芸術的な作品が並び、世界の陶磁器の歴史がわかる600点以上の作品が展示されている。流石にこの数なのでなかなか疲れるけど、一気に見て比較できるのがいい。で、そのうえで特別展があり、この日は備前焼。釉薬を用いないで焼き加減で様々な変化が見られる。そのうち備前まで見に行きたい。
ここは、展示だけでなく、いつでも参加できる作陶・絵付け体験もできたり、登り窯の展示もあったりともりだくさん。

愛地球博の瀬戸会場跡の公園に、直径30メートルの大皿に3万枚もの丸皿を貼り付けた作品、天水皿。さすが瀬戸物の町。
思った以上に焼き物尽くしの1日やった。

2020年8月11日

くまのパディントン展

浜松市美術館での、くまのパディントン展へ。
イギリスで長く愛されている作品の小説の挿絵から、絵本、4コマ漫画まで、時代や歴代の作画担当者の違いに、作家の私物を通じて誕生秘話なども楽しめる展示。

2020年8月12日

天浜線文化財巡り

一度やってみたかった、天浜線乗り放題券で往復。ただ乗るだけじゃ面白くないので、全長67.7kmの全線に渡り36件の国の登録有形文化財を見れるだけみて回る。天浜線は昭和10年にできたのでそこで竣工され現存しているものが文化財となっているものが多い。
スタートは掛川駅。初めてきたけどとんがり屋根の可愛い駅。ちなみにここは文化財じゃない。
掛川駅の始発(6:30)。出てすぐ高架というか土手みたいな線路を進む。

桜木駅着(6:38)。
掛川からたった2駅で最初の文化財駅。桜木駅本屋とプラットホームが文化財。木造の建屋だけでなく建具やベンチが残っている。そういう文化財的なところだけでなく、所狭しと近隣の情報とか写真が貼られていたり、植物あったりアットホームな感じ。これで無人駅というところが地元に愛されている。なお文化財のところには統一したプレートがかかっているようす。
次来るまで少し時間があるので線路沿い散歩。ひたすら直線のレールなど。
で、うっかり次の駅まで行きそうになりながらも戻る。桜木駅発(7:05)。

高架になっている戸綿駅着(7:17)。この駅は文化財でないが駅から伸び、道路と川を渡る太田川橋梁が文化財。少し上流に車道橋がありそこから見るととても絵になる。
ここでまた少し時間があるので、次の駅まで歩く。途中次郎柿の原木などにたちよりながら、遠州森駅へ。ここの本屋と上り線のプラットフォームが文化財。改札の歪ガラスなどもあわせてほとんど昭和10年のまま残っているとのこと。森町の中心になるのもありここの駅は少し大きめ。
遠州森駅発(7:40)。きたのがラッピングカー外からのみラッピングなのかと思いきや、中もラッピングされていた。徹底した広告。

遠江一宮駅着(7:50) ここは、二俣線全線開通した昭和15年のままのこっている文化財の駅。少し山間の静かなでもどっしり構えた広めの待合室が夏にあう。無人駅なのだと思うが、「笊蕎麦百々や」というお蕎麦屋さんが駅舎内にある。まだ早くて開いてなかったけど。すこしばかり周囲を散歩して(なにもないが・・)駅に戻る。
遠江一宮駅発(8:11)。この後時間が少し開くのもあって、文化財がいくつかあるが一気に先に進む。西鹿島では遠鉄と並走など。

岩水寺駅着(8:38)。だいたいこのあたりで天浜線中間点。
ここは待合所とプラットホームが文化財。駅舎でなく待合所で、外壁は新しい(といっても平成3年)
ここで次の列車まで1時間半もあるので寄り道しながら次の駅まで歩く。線路沿いを歩く。また8時半やのにひたすら暑い。宮口駅近くにある六所神社へ。住宅街を抜けた小さい丘の上の大きな木に囲まれたところある。また興覚寺後(こうがくじうしろ)古墳がある。参道の脇の獣道を入った先にある。ちょっと怖いがなんの柵もなく入れる。
宮口駅を通り過ぎて鼻の舞などの酒蔵の街並み、庚申寺を散策。
宮口駅へ。本屋と上りプラットホームが、さらに下りプラットフォームとそこにある待合室が文化財。校内には図書コーナーがあったりここも近所の方で作っている感じのアットホームな駅。プラットフォームに大きな木を中華鍋状にくり抜いた背もたれの椅子が気持ちよかった。
宮口駅発(10:04)

金指駅着(10:18)。金指駅上屋とプラットフォーム、駅前にある高架貯水槽が文化財。貯水槽は機関車の給水用なのによく残っているなぁ。
ここには駅ナカのピザが人気だけど、ついこないだ来たところなのでちょっと歩いて、ハンバーグが人気位のぴいぷるさんでランチ。ハンバーグのつもりやったけどふんわりたまごの親子丼をいただく。うまい。
で、なんとか次のんに間に合った。金指駅発(11:15)

気賀駅着(11:21)
気賀駅は本屋、上屋、プラットフォームが文化財。特に本屋の天井の組み木的なのが綺麗。気賀をぐるっと散策する。
気賀駅から少し東の気賀町高架橋も文化財。過去にあったもう一本の線とここでクロスしていたとか。清水屋さん行くときいつも気になってたけど、よく見ると歴史を感じる高架。気賀は関所があったところで街並みもかつて賑やかだったと感じられる。なお、かつて関所があったのは今は四辻の路地裏。知らんかった。細江神社に寄る。境内に複数の神社がありそれだけでも重要なところなんだと思える。ちょっと時間があったので今の関所にも寄る。
気賀駅発(12:20)。この先は湖岸や緑のトンネルを抜ける。

三ヶ日駅着(12:38)。駅本屋が文化財。外から見ると2方向に階段があり見た目が面白い。
駅前からの商店街を抜けたところにあるみかん工房へ。昔懐かしな感じのお店でみかんの加工品などを売られている。で、人気はかき氷。濃厚なみかんソースとみかん果実がたっぷりのふわふわかき氷をいただく。シロップじゃないかき氷最高。
三ヶ日駅発(13:44)。ここより先には文化財はないが、とりあえず全線制覇のために終点を目指す。

終点、新所原着(14:04)。とりあえず駅から出る。JRの新所原は新しく広い駅だが、天浜線は掛川同様ちいさい。
折り返しなので、すぐに出る。新所原発(14:23)。帰りも行きで寄らなかった文化財の駅に寄りながら。

西気賀駅着(14:57)。駅本屋と待合室が文化財。本屋にフランス料理のレストランがあるがもう閉まってた。それ以外駅周辺には何もないので五味半島からしばらく浜名湖を眺める。
西気賀駅発(15:55)。フルーツパーク駅近くの都田川橋梁、天竜川橋梁も文化財やけど時間がないので車両からのみ見学。

二俣本町駅着(16:31)ここは文化財ではないが、少し東に行ったところの二俣川橋梁が文化財。すぐ近くの車道橋が渋滞ポイントなのでごちゃごちゃしたところ感があったが、この橋梁だけ見るとやっぱりのどかで1両のみの車体が似合う。
で、天竜二俣駅まで歩く。たぶんここが一番大きな駅で、本屋、上りと下の上屋とプラットフォームが文化財。どこから切っても絵になるいいところ。ここには転車台など他にもたくさんの文化財があるが、見学できるツアーはお昼のみなので、また後日。天竜二俣駅発(17:07)。
 

今回最後の文化財の駅、原谷着(17:40)。本屋が文化財でレトロ感十分な構造に改札。また、この駅はウオーターボーイズで使われていたようで、その時の駅名(姫乃駅)の看板なども残っている。
また、この駅近くの原野谷川橋梁も文化財。土手から橋梁ギリギリのところに歩道があるのでじっくりみられていい。
原谷発(18:12)。

掛川駅着(18:28)。なんとか日の入り前に終えることができた。
一日乗車券でゆっくり路線を往復。たまにこういうのやるのもいい。
後日、のこりのぶんかざいめぐりすることにする。

2020年8月13日

天浜線文化財巡り残り

昨日に続いて、天浜線の残りの文化財巡り。
フルーツパーク駅から少し西の都田川橋梁。渓谷のような立地なので橋梁が高い。

天竜川にかかる400mの長い橋、天竜川橋梁。唯一のトラス橋でここが厳しいところなんだろなと見られる。これに並んでいる国道の橋も昭和10年代に竣工。

天竜市の清瀧寺など、時間まで散策。

天竜二俣駅前にある機関車公園。入れるし触れるのがいい

天竜二俣駅へ。ここは文化財の宝庫。
まずは天竜二俣駅本屋、上り上屋及びプラットホーム、下り上屋及びプラットホーム。
本屋は広い待合室になっており、プラットフォームもレトロながら綺麗なところがいい。
で、さらに文化財見るために、転車台・鉄道歴史館見学ツアーに申し込む。毎日開催というのがすごい。
どんどん駅の奥、線路沿いを歩き車庫の方へ。見えてくるのが高架貯水槽これも残っているのがすごい。

で、関係者が利用されていた洗濯場・浴場をすぎて転車台。デモンストレーションで動くところを見せてくれる。
さらに扇型車庫。どれもこれも文化財で、ちゃんと生きたまま使われている。

そして最後に鉄道歴史館を回る。歴代の看板や機材がずらり。