2023年12月17日

鳴子温泉

予定ではこのまま鳴子温泉へ行く予定だったが、めっちゃ雪降るらしいので、レンタカーを古川駅前に返却し、陸羽東線で鳴子へ向かう。山に入っていくにつれてだんだん雪が降ってきて、鳴子ではすっかり積もってた。
鳴子温泉駅は小さい駅ながら円形スタンドのようなシートが多い待合室があったり、鳴子だけにこけしがずらっとあったり、表には足湯もある良い駅。

宿は温泉街の上の方にあるので、途中、手湯のある広場などに寄りながら宿を目指して歩く。近年温泉郷といっても廃れているところが多い中、さすが鳴子は宿だけでなく街も生きているのを感じる。

今日の宿の鳴子風雅へ。木をふんだんに使ったモダンな印象のロビー。焚き火などもあって雰囲気がとてもいい。COSTAコーヒー飲み放題なのもいい。チェックインし、あちこちでこけし見つつ館内散策からの温泉へ。含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で無色、微硫黄臭、pH8.0で、なにより源泉が97.3度ととても高いのが特徴。温度を下げるために加水しているとのことだがそれでも十分いいお湯。そして雪の露天は最高。

夕食まで時間があるのと、風雅さんに泊まっていると無料ということで、宿の隣の公衆浴場の滝の湯へ。すぐ隣だけど泉質は異なり含硫黄・ナトリウム・アルミニウム・カルシウム・鉄-硫酸塩泉 低張性酸性高温泉、白濁硫黄臭のpH2.8の強酸性で、隣なのに全然違う。鳴子温泉神社の御神湯で千年の歴史ある古湯で、建屋も総ヒバ造のものすごく趣のあるお風呂。そしてものすごく熱湯。こういうのが残っているのが素晴らしい。

夕食は宿の仙台牛のコース。めっちゃおいしいし、雪景色を見ながらのカウンター席。大満足。
どんどん雪降ってくる。ずっと見てられる。