2010年10月 2日

ゴッホ展 "これも自分と認めざるをえない"展

ゴッホ展。
ゴッホ美術館やクレラーミュラー美術館から多数の作品がやってきていた。自画像、アイリス、アルルの寝室などは2年前に現地で見たものがまた日本で見られてうれしい。ゴッホだけでなく関連のある画家の絵も展示されていて、影響を受けたり流行りの感じがわかる。

"これも自分と認めざるをえない"展
身長、指紋、虹彩、動作などのバイオメトリクスをもちいた体験型の展示で、入場時に4つのデータを入力して入場し、今会場内にいる人の中から身長と体重や、虹彩の情報を元に自分が特定される展示などは、ただのバイオメトリクス識別ではなく表示方法もカッコよくて、21_21DesigneSightの真骨頂という感じの展示会。
この日はジェミノイドの石黒先生の講演もあったからか、展示によっては整理券が配られるものまであったが、逆に混んでいたから識別元データが多くなり、その中でちゃんと識別されるとすごいとおもう。
指紋の展示は自分の指紋がオタマジャクシみたいになってデジタルの池を泳ぎ、帰りにもう一回池によると自分の元に帰ってくるという、なんとも指紋が可愛く感じるおもしろい展示。

2010年10月 3日

CEATEC 2日前

今年は出展者として参加。特別招待日の2日前に入って準備。
周りはまだまだ工事中。いつもの幕張メッセとは違う雰囲気。なんか準備しているという感じがいい。
今回はコラボや共同出展社があったりするので皆様にあいさつ。
で、うちは少人数で、荷物チェック、音出し、音量調整や動作チェックだけでもう夕方。
えらく疲れたけど、一通り準備はでき、特別招待日前日のプレス日に十分見せられるレイアウトができた。

夜、お互いの実家が近所な先輩と、近所にもあったと話しながらカプリチョーザへ。数年ぶりに行ったがやっぱり多い。

2010年10月 4日

CEATEC 1日前=プレスデー

今日はプレスデーで、朝から取材が入っていたので早めに入ってセッティング。なんなら今日が山なのかもしれん。

テレビカメラを通しても伝わるようにといろいろ撮って試されたり、なんども入念にリハされる記者さんがおられたりと取材のしかたは様々。事前に連絡いただいていたところや、飛び込みなど、テレビ番組単位で来られるので、結局いつく来てくださったのかわからないくらい。カメラが3つ回っている時もあった。狭いブースやのに。ほんと、(社内では反応がイマイチなだけに)注目してくださるのはありがたい。これも、事務局や企画屋さんが前もっていろいろ話をしておいてくれはったおかげなんやろなぁ。
そんな感じで、今どっちのカメラが回っているのかわからないくらいで、もう見きれるとかだんだんどうでも良くなって、レイアウト変えたり、明日以降のために音調節したりな一日。

どうやったら良さを伝えられるのかこっちも分かっていなかったが、取材されているうちに、初めて見る方はどう思うのか、どう説明したら掴みがよいのか、なんとなくつかめたような気がする。いい勉強になった。

1日前にして、もうイベント期間が終わったかのような、疲労と充足感。

ストックヤードとして使わせてもらっている広い部屋の前にあった、打放コンクリの柱(?)がなんかよかった。

夜は、アイリッシュなバー。ヨーロッパのビールが何種類かあってよい。そして、これが連日メンバーが変わる飲み会の始まり。

2010年10月 5日

CEATEC 初日=招待日

昨日までまだ工事されているところもあった会場やったけど、今朝は整然とした雰囲気。で開場時間に向けて徐々に雰囲気が出てくる(やかましくなる)。

弊社らしくない?飛び道具がうまくいった感じで、ブースにたくさん寄っていってもらえた。なにより、体感して驚いていただいて、具体的な案で応用例を返してくださるという感じで、とにかく反応が良くって、説明していて楽しい。

今夜は、昨日とはまた違うメンバーで韓国料理屋。赤ラーメン+クッパのパルガン麺さおいしかった。隣のテーブルにはお世話になっていて、今回同じコンテンツ(?)を使って展示しておられる研究室のみなさんがおられた。えらい偶然。

2010年10月 6日

CEATEC 2日目

昨日や今朝の生放送出演があって、今日はうちのブース目当てに来てくださる方が多かった。
テレビ効果はスゴイと改めて思う。

で、今回展示している技術は3つあって、そのうち見た目に一番地味なのを担当していたのだが、それがアワードの最終選考に残ったとの連絡をもらった。これはうれしい。目立つものでもなかったけど、このあたりも事務局の方が紹介してくださったりしたのかなぁ。

今夜は、インド料理屋。インドワインなるものがあるということで注文。ちょっとスパイシーな感じがするワインで、スパイシーな料理にはぴったり。

2010年10月 7日

CEATEC 3日目

説明員やってて楽しいが、結構疲れがたまってきたので、この日からドーピング開始。

今回の展示での米国メディアによるアワードの候補に選んでもらったので授賞式に参加。で、部門賞をいただいた。これはうれしい。受賞コメントでちょっと大げさなことを言われたような気がしたが(英語だったので・・・)、後で聞いたら、まぁいいように誤解されていたわけではなかったので素直に喜べた。グランプリは、いうまでもなく裸眼3Dテレビの東芝さん。これは全員一致やったもよう。ブースを離れられずで一度も見にいけなかったので残念。
今日は説明員が少なかったと、ありがたいことに質問しに来てくださる方が多かったので、ほぼ休憩なし。

この日は中華料理。2名以外は連日説明員が変わるので、いつも違うメンバー、違う部署の方とご飯食べているのだが、結局同じ話になり、同じ所に対して不満があるのが判明。

2010年10月 8日

CEATEC 4日目

想像以上にお客さんが来てもらえるようになり、狭いブースで説明がやりにくいのと、周りのブースに迷惑かけちゃいかん(こっちも文句言いに行っちゃったようやし)ので、今日も早くに会場入りして、効率よく説明できるように、かつ、お客さんそれぞれチャンと見ていってもらえるような、レイアウト思案。こう言うの考えるの好き。

他のブースで説明されている方にも評判が広まっているようで、開場前から音を鳴らしているとちょこちょこ見に来てくれはる。その方々も展示員されている人なのでより反応がよかったり、ゆっくり説明できるので、この時間の方が説明していて楽しい。

明日は最終日でそれどころじゃないのと、今回の展示責任者の兄さんが今日までなので、集合写真撮って、一日早い打ち上げ。写真だけ見るとなんの会なんだか分からんので写真は自粛。

2010年10月 9日

CEATEC 最終日 , ペルー会

いよいよ最終日。一般公開日ということで、いままで以上の人出。イベントにも昨日までの倍の人数に参加していただけた。お陰さまで今日は大忙し。
個人的に懐かしい・久しぶりな人たちもブースに寄ってくれて話せてよかった。

ゲストで来てくれたお二人にもちゃんとお礼言えず、終令もそこそこに、今日もオレのメインの仕事、撤収作業。来週もあるイベント用に機材の半分をお台場へ、残りを浜松へ。意外と大変。
さっきまで来場者で溢れかえっていた全ホールで一斉に解体作業が始まる。そこらじゅうベニヤのガレ場って感じで、ものすごい光景。

とにかくお疲れさんでした。で、一度やってみたかった展示会に参加できて楽しかった。
共同出展の企業のみなさまにもご挨拶して帰る。

といってもまっすぐ帰らず、新宿で半ば急に集まってもらってペルー会開催。
おめでたい友人が2人もいたので直接おめでとうと言えてよかった。

2010年10月11日

てっぱん

まるまる一週間開けたから、予約録画してた番組ががすごいたまってる。
「てっぱん」を見てると、去年にほんの半日散歩した程度やけど、割と知っているところがいっぱい写っていい。
朝の連ドラをまとめて一気に見るとけっこう急展開なんやな。

しかし、尾道で村上さんとは大きく出たなって感じ。

2010年10月16日

瀬戸内国際芸術祭 男木島

10月いっぱいということで、今月に入ってから激混みの瀬戸内国際芸術祭がてら瀬戸内の島廻り。

瀬戸内国際芸術祭は「アートと海を巡る百日間の冒険」と題されている通り、7つの島と高松港を舞台に、18の国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、16のイベントが参加するイベント。

アクセスの関係でまずは電車で瀬戸大橋渡って高松入り。
高松駅についてまっすぐ港へ向かっていくと女木島、男木島フェリーがもうすぐで来るってことで、そのまま切符買って乗り込む。さすがに混んでいる。
で女木島経由で男木島到着。フェリーから降りるさいの戦の始まりみたいな感じがおもしろい。

港には、さまざまな言語の文字が並んだ半透明の空間と、カラクリンが出迎える。最初に出会った作品から、すごくおもしろい。

男木島は、港からすぐに始まる斜面上に家が密集して並んでおり、その間を狭い路地がくねくね入り組んでいる。街の中のあちこちに派手にペイントされた壁がありこれも壁画プロジェクトという作品のひとつ。

とにかくおなかがすいたので、「川島猛とドリームフレンズ 」の作品展示会場に併設されている、DreamCafeへ。芸術祭期間限定のお店で、家の敷地をオープンカフェにされている。フィッシュフライや地元の野菜と名産の落花生を使っためおんバーガーがうまい。

道端には、かつて男木島では水不足になると住民が井戸まで汲みに行っていたという話をもとに作られたバケツなどから雨を降らせる作品や、縦に路地が入り組んでいるところからパイプを通して上と下でコミュニケーションできる作品など、島に合わせた作品が各所にあった。

石組みがいかにも島らしく、散歩してていい。
カモ神社にはオーストラリアのカモ島からのユーカリの根で作られたウオールアート。讃岐漆芸を使った一面漆の部屋や家具の展示などの家プロジェクトなどもあった。

男木島で一番よかったのは、オンバファクトリー。こちらも男木島の風土に合わせた作品で、狭い路地と坂とお年寄りが多くて乳母車(おんば)が行き交うということに着目した、芸術祭のために香川で活躍されているアーティスト5人で結成されたチームが作成した、デコオンバの展示。ただの現代アートではなく、ちゃんと荷物も運べるようになっているし、メカ工房らしい納屋の雰囲気もいいし、この男木島で展示する意義もあるし、これこそこの芸術祭に相応しい展示だと思った。ついでにこちらのお宅がカフェになっていてアイスなんかもいただける。お盆にまで「オンバファクトリー」のエンブレムが入っていてかわいい。

さて、次の島へ。

瀬戸内国際芸術祭 女木島 高松

男木島の隣の鬼ヶ島こと女木島へ。5年ぶりくらいかな?
港には、かもめの風見鶏?がずらりと、海賊船型グランドピアノ。
それと5年前にもあったモアイやら鬼の石像。こちらも十分今回の芸術祭の作品みたくみえる。

休校中の小学校と保育所を使っての福武ハウス。古風な小学校の教室にかなり前衛的な作品のギャップもおもしろい。その他、無人の石庭に足跡だけが現れて庭を横切るという不在の存在など、女木島はけっこう前衛的。

高松港に戻る。高松はイベント的な作品がメインで、常設作品は3つ。
ちょっとはずれたところには、実際に乗れる作品のファスナーの船。船が描く白波もファスナーに見えるというもの。残念ながら今日は営業終了。

高松港周辺には丸い円筒のビルなどの商業地。
少し離れたところには日本一長いアーケード街。
夕飯はやっぱり讃岐うどんで。

2010年10月17日

瀬戸内国際芸術祭 直島

この日は直島。入場制限がかかっている地中美術館の整理券Getのためには、高松から直島直行フェリーでは整理券配布開始時間に間に合わないので、早朝から出航している岡山の宇野行きのフェリーにまずのって、そこから直島行きに乗り換えるルートをとる。途中で直島横切るのがなんとももどかしいが、これが一番早く直島に入れるルートなのでしかたなし。

で、直島到着。するやいなやみなさんバスに向けてDASH!あの混雑したバスに乗るのはいやだと、徒歩で地中美術館を目指す。
その前に、港にある「I♡(LOVE) 銭湯」へ。とにかく派手。今回は時間があわないが、ちゃんと銭湯として営業している。温泉タオル収集家としてはぜひGetしたかったがしかたなし。

で、地中美術館を目指す。そんなに遠くないはずだったのだが、けっこうな登りが続くのでハードな道中。で、開館時間の1時間前に到着してみると、さっきのバスに乗ったみなさんくらいしか並んでなかったので、まあ、選択は悪くなかった。で、あえて昼下がりに入場できる整理券をもらって、先に他のところを回る。

ベネッセハウスへ。ベネッセハウスはホテルを兼ね備えた美術館。現代アート的な展示が多い。展示室の奥にあるほぼ正方体の空間には、大きな石が2つあり、そこに寝転がると、空間が額縁になった空を見ることができ、時間によって見え方が変わるというもの。他にも作品越しに瀬戸内海が見られる場所なと、場所と作品が一体となったものがおもしろかった。

ここの周りの3つの美術館は、みな安藤忠雄さんの設計で統一されていた。

このあたりは、ベネッセハウスの宿泊施設を中心に、室内、海岸、広場などに現代アートが恒久展示されている。
ただただゆっくり、のんびり過ごすことができる、リゾートな感じ。

そして、バスで本村(ほんむら)地区へ。こちらには、今は使われていない古民家を修復したり・町並み保存のために恒久展示されている家プロジェクトが展開されている。作品も、街並みも見ていて楽しい。

こんどは歩いてベネッセハウスの方に戻る。あるくとそれなりに距離がある。
で、いよいよ地中美術館へ。
真っ白い空間にモネの睡蓮、自然光を取り入れ時間によって様子が変わるデ・マリアの球体と木彫を配置した空間、タレルの知覚工学的な光の展示、この3人のみの展示なのだが、逆にこの3作品のために作られた建物と空間なので、美術館がまるまる作品として存在しているという感じ。ちょっと混んでいたので、今度またすいているときに来てみたい。

李禹煥(リ・ウーファン)美術館へ。ここも安藤忠雄さんとのコラボレーションな感じの、作品と建物一体の美術館。ダムみたいな半地下構造の部分が美術館になっており、ぱっと見てどこが美術館なのかわからなかったくらい。

ゆるゆる散歩しながら港に戻って、混雑する前に高松へ戻る。

ちょっとビターな黒クレープ食べて、今日も宿まで高松城址とか散歩。

2010年10月18日

瀬戸内国際芸術祭 豊島

本日は豊島と書いて"てしま"。高速船しかないので混みそうだったので早めに行ったが、すでに行列で始発に乗れず、ざっとこのまま2便目の2時間半待ち。ぬー。が、臨時が出て経由せずに直行便が出たので、到着時間はいい感じの時間に。

豊島は循環バスが無料というところではあるが、まあそれも混みそうなので、電動アシスト付き自転車を借りる。下りでチャージできるやつ。坂が多い豊島だけにアシスト効果大。
最初の作品は、竹林の中の池に浮かぶ、なんだろ。リアルで見ても幻想的。その先の集落にある池には風で揺れる羽みたいなの。見てて楽しい。

この唐櫃地区には人気スポットがいっぱい。豊島美術館も行きたかったが、なんか並ぶ時間がもったいない感じやったので、それ以外をのんびり散歩&サイクリングで回る。特に、薄い石を重ねて作られた石壁が印象的。
そしてここも人気スポットの島キッチン。ブログとかも見ていてぜひ寄ってみたかったところなので混む前に行く。縁側やぐるりと円弧を描く形のテラス席、という見た目もよいが、芸術祭の運営スタッフだけでなくて近所のオバチャンたちも調理されているという、この芸術祭ならではの地域ぐるみ感がとってもいい。この芸術祭のコンセプトみたいなのがここに集約されている感じ。期間終了後も残す方向らしい。

そして、景色はすごくいいが、後で登るのかと思いたくないほどの丘を一気に駆け下り、唐櫃浜へ。こちらは倉庫をそのまま使った展示などがあった。のんびりした小さな港町な街並みもいい。普段はすごく静かなんやろな。

次は5kmほど離れた甲生地区へ。道中は、港のおじいちゃんから自転車で行くのはやめときなと言われたほどの急な上りと下り。アシスト付きでよかった。パワーモードで走ったので一気に充電が減っちゃったけど。途中オリーブ畑や断崖からの瀬戸内海の眺望も見られた。

甲生地区は、ここも海に近いが、石壁の作りなどの様子から島の反対側の唐櫃地区とはまた違った雰囲気。ここでは今はもう使われていない家での前衛的な作品。そんな作品の横にある子供部屋は古いチェッカーズのポスターなんかもはったまま(なのか演出なのか?)とかもあった。浜の堤防にあるボートはなんなのかと思っていたが、パイプが海面まで伸びていて、打ち寄せる波でハーモニカみたいに音がなる仕組みになっていた。ポツンと離れたところにあるコノ作品もおもしろかった。

甲生地区で一番良かったのは、公民館だった建物に、家を解体した際の窓や戸で作られたトンネルを通って入る、「遠い記憶」。このもともとどこかで使われていた窓で作られたトンネルが、なんかタイムトラベルして過去に戻るみたいな雰囲気とか、不自然なものなのに自然と溶け込んだ佇まいが、とってもいい。しばらく眺めていた。

で、島をぐるっと一周した感じで家浦に戻る。港の空き家の内装を改築した「あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする」は第一次世界大戦時の船にあった迷彩柄をモチーフにしたカフェがあった。天井、壁、机までも奇抜。外と中とのギャップが凄い。ここでフェリーが来るまでゆるゆる待つ。

瀬戸内国際芸術祭 ちょこっと小豆島

時間が中途半端にあるので、小豆島へ向かう、フェリーで。高速艇よりもゆったりできるフェリーの方が好き。

山の方にいろいろ作品があるようやったけど、浜の方の作品に行くことにする。道中、世界一狭い海峡の土渕海峡を渡る。写真見て川やんと思っていたが、匂いは海で、ちょっと納得。

浜で網を干してるのか、はたまたサッカーゴールかのようなものだが、近づいてみると手足がつながったえらい数の小さな人形がつながったもの。と思ってからまた離れて見てみるとスゴイと改めて思う作品。

フェリーで高松へもどる。出航してすぐハト君がデッキに飛んできてオレのすぐ前の手すりに止まった。でそのまま風上に頭を向け続け一時間、高松へ到着。ハト君はいつも海を渡っているんやろか。
あー、足が限界。

2010年10月19日

倉敷

今日は島はやめて倉敷へ。
駅前から続く商店街を抜けると、それっぽい佇まいの地区にでる。

ふと路地が目に入って、一本道をそれると細い路地の街並み。いい感じ。

そして、美観地区へ。いかにも絵はがきな光景。なにげに一本向こうはそれなりの大通りなのだが、そんな風には感じさせない造り。
で、この美観地区にある、ここにきた目的の大原美術館へ。おおかた近代、現代の絵画や工芸品がまんべんなく展示されている。受胎告知を除いて「これがメインの」みたいに有名とそうでないのとで展示方法に偏りがないので、純粋に自分が好きなジャンルや画家を見つけることができそう。

美観地区を抜けると、京都人的には見慣れた町家の路地。美観地区中心とはちょっと違って生活感を感じられるまま残っている、個人的にはこっちの方が好き。
で、ここにもあった町屋カフェの三宅商店。町屋カフェといえば、中は完全に改装してという感じだったが、たしかにけっこうな時間をかけて改築されたということだが、お店として使っておられた部分と、家として使われていた部分とがちゃんとあって、以前あったおばあちゃん家みたいで懐かしくてよかった。

瀬戸内国際芸術祭

なかなか行く機会がなかった瀬戸内海の島々やけど、こういう機会があって見に行くことができてよかった。
期間中は作品があって、見に行く目標があったけど、ゆっくり散歩しにいくにもいいところだと感じた。ただ、観光となると食べるところ探しが大変かな。

瀬戸内国際芸術祭の来場者数は予想の3倍で、予想以上に船が混んで、島民の方が乗れなかったりということまで起こってしまったというのが、3年後の次回への課題らしい。豊島に行った日なんて、高松港のガードマンさんは早朝の夜も同じ方々がおられたので、きっと一日中謝っておられたんだろうなと思うと、ほんとご苦労様。

こえび隊というボランティアサポーターさん達も、大変そうやったけど楽しそうやったなぁ。そういうのも、好きやったんやから、やっときゃよかったなと思う。まあ、今やから言えることやけど。

帰ってきたらバジルの花が咲いてた。ほっといても育つすごいヤツ。

2010年10月21日

スイーツ

感想略

2010年10月23日

夜空に波紋

幻想的

2010年10月30日

国際ユニヴァーサルデザイン会議

第 3回国際ユニヴァーサルデザイン会議2010 in はままつ。
家電メーカーからは白物家電も展示。技術じゃなくて、UDらしくデザインやコンセプトの説明を聞くことができた。こんなに苦労してはるんやから商品のパンフに「弱視の方に配慮しました」的な記述をもっと大きく書くべきと思う。

日立さんのものすごく大きな「対人地雷除去機」のコックピット(操縦席なんてものじゃない)まで登らせてもらえた。世界に70機(うろおぼえ)も導入されているらしい。開発の話はもちろん地雷除去の現状のお話も伺えた。国際貢献、すごい仕事。

地元の小中学校からも手書きポスターの展示。主に障がい者やお年寄りへの配慮について書かれていたが、調査報告だけじゃなくてそれに対する提案なども書かれており、十分見ごたえあるレポート。

ユニバーサルデザイン。なんとなく弱者にも配慮したと言いつつも、弱者のためのモノって印象があるが、普及させるとか考えると、健常者にもありがたいものであることが、実際必要なのだと再認識。

自分のtwitterに送ったつぶやきを並べてみたら、それなりにまとまる。

2010年10月31日

MacBookAir

買っちゃった。
薄い、速い、画面きれい、キー押しやすい、トラックパッド使いやすい。
あとはMac慣れが必要やな。