2014年3月 1日

クレミア

ラングドシャコーンにリッチなクリーム。お高いなりのものである。

2014年3月 2日

円山公園

円山公園内の坂本龍馬の前に駐車。ここに置いてと言われたのだが、イヤー貴重な経験。
もう一年か。

2014年3月 9日

金柑タルト

金柑をどさっともらった。
とりあえずタルトにしてみた。いい感じで仕上げるのは難しい。
いやータルトストーンまで買ってしまった。

2014年3月17日

418KAMIYAMA

出張で渋谷に。
行きなれてないところだったので、ランチ探して見つけたお店、418KAMIYAMA。
アンティークなおちつく感じのバーなのだが、ハンバーガーなどのランチがあった。昼下がりだからか空いていたのでゆっくりできた。
なかなかココまで行かないけど、今度は夜に行ってみたい。

2014年3月20日

ベルギー旅行 ブリュセル中心夜

今年もこのタイミングでヨーロッパまで。
久しぶりのヘルシンキ経由。コンパクトながらも北欧雑貨等見ていて楽しいお土産物屋さん。5年ほど前にも使ったけど、さらに店が増えていていい感じになっていた。トランジット時間も少なくて良い空港。

ヘルシンキから2時間半ほどでブリュッセルに到着。
ブリュッセルの空港は、シェンゲン協定からの到着ゲートからバゲッジクレームまでショッピングモールみたく店が並ぶところを抜けるので、外に出てしまったんやないかと思うくらいの雰囲気。まあ、距離はあっても見た目に楽しめていいのやけど。

ブリュッセルの空港からホテルがあるブリュッセル中央駅まで国鉄で20分ほど。チケットは窓口でも自販機でもかんたんに買える。ただ自販機はクレジットカードかコインのみ。言語は、ブリュッセルの公用語であるフランス語とオランダ語に加えて英語は必ずあって、さらにドイツ語もある時もある。

到着ロビーから駅までは、看板とかあまり見なくても自然と辿り着くような分かりやすい設計になっていた。

電車は中はキレイなものだった。混んではいたけど、安全をみての一等車なのでゆったり座れた。で、ブリュッセル中央駅に到着。ブリュッセルのターミナル駅は北駅と南駅なので、中央駅は主要都市向けしかこないためかなりコンパクト。また、ホームは地下なので駅ビル自体もホテルくらいの大きさでわかりやすかった。雰囲気としては旅行者よりはジモティが利用する駅な感じ。

セントレアから17時間でホテルに到着。駅前のメリディアンホテルを予約していたのだが、駅前どころか直結やった。これは楽。

経験上、空港からホテルまででその国の印象が決まるので、間違いないルートとホテルを選んだとはいえ、思っていたよりかなりいい。

とにかくまずは、晩ご飯を食べに出かける。
レストラン街はホテルから徒歩5分くらいだが、その途中にグランプラスがある。ちらっと見えちゃったので寄らずにはいられず、グランプラスに入る。すごい。としか言えない。それなりにこういうヨーロッパの広場は見てきたけど、全方向の建物の装飾やら光の感じとか、石畳とか、トータルしてやっぱり別格。ベルギーに着いて1時間くらいしか経ってない時間やったけどもう満足。しばらく座って眺めていた。
ホテルそばにあるのはすてき。

グランプラス北側のレストラン街イロサクレ地区。道にも席が並んでいたりですごくにぎわっていた。ぼったくりが多いらしいと聞いたので、安全と聞いていたシェ・レオンへ。とりあえずベルギーらしい一式を注文。ムール貝の白ワイン煮(蒸し?)にフリッターにビール。山盛りのムール貝やったけどぺろっといただけて、しかもニンニク、セロリ、ハーブが効いてて最後まで飽きないおいしさ。周りの人をみてると貝殻をトングみたいにしてつまんで食べてはったので真似していただく。なかなかおもしろい。

ムール貝食べてホテルに向かう途中のアーケード、ギャルリー・サンチュベールを通り抜ける。ここはヨーロッパ最古のアーケードらしい。そこそこ遅い時間なのでたいていの店は閉まっていたけど街灯は付いたままなので明るい。ってか豪華かすぎる。閉店後のお店もウインドウのライトは付けてあるので、見ているだけでも楽しい。レストランやチョコレート屋さんはまだ開いていた。ヨーロッパの割にはショップが遅くまで開いているので驚き。
疲れているのに、とにかく歩いていて気持ちがいい。

気分が良かったので、中心地を散歩してみた。ヨーロッパらしい街並と壁画やらちょいちょいいろいろある。とりあえず小便小僧まで散歩してみよう、と思ったら、グランプから5分くらいか、えらい近かった。
小便小僧のジュリアン君は、三大がっかりということやったけど、本当に小さかった。でもまぁ、このくらいの方がいいようにも思う。ちゃんと世界中の人がいて、世界的にメジャーなんやなと感じた。ジュリアン君のとなりにワッフル屋さんがあった。PM10時回っててもまだまだ営業中。買わずにはいられない。四角いワッフルはブリュッセル風らしい。ってかワッフルにトッピングメニューがあり過ぎ。そもそも皿にのせているところで日本のベルギーワッフルとは違う。(プレーンを注文するとお皿ではなかったけど、プレーン頼む人は少ない)。そしてこの時間でもすごい売れている。
ウィーンでも感じたけど、スイーツおじさんは多い。
他にも、バーやフリッター屋さんはまだまだにぎわっているようやった。

グランプラスを横切り、ホテルに戻る。駅とホテルの間にシティサイクルの駐輪場があった。一日€1.6で借りられる。ウィーンもそうやったけどクレジットカードでその場ですぐに借りられる。お安い。

なんだかんだ、コンパクトに名所が集まっている感じだった。

2014年3月21日

ベルギー旅行 ブリュッセル中心朝

朝食より早く起きたので、散歩に出る。街灯だけじゃなくてお店の電気も付いたままなので薄暗い中でも普通に歩ける。

で、やっぱりグランプラスに行く。
朝のグランプラスは、ゴミ収集車にブラシの清掃車に、お花屋さんに、イベント設営といろんな車がとっかえひっかえやってくる。そうして、グランプラスの準備が出来上がる。毎朝そうやってここがここであるんやろな。

ホテルに戻って朝食とってとりあえず出かける。

ベルギー旅行 アントワープ

今日は天気が悪そうなので、屋内で見たいものが多いアントワープに行ってみる。
電車は時間通り来ないとのことやったけど、遅れてるのは空港・アントワープ方面のみやった。それほどでもないという印象。そして、遅れ時間が1分単位で表示されている。正確な遅れ時間が分かるってのはある意味すごいと思う。
平日の通勤時間ということもあってか、ひっきりなしに電車がやってくる。なので中央駅前後で電車が渋滞しているように見える。目的のアントワープ方面だけ遅れているので、電車が入ってくるたびに電光掲示板を確認する。まあ、同じようにずーっと待ってる人がアントワープ行くんだろうから、周りを見ているとなんとなくわかるんやけど。
ブリュセルからアントワープへの電車は地元っポイ人でいっぱい。例によって1等車なので空いてた。

ブリュッセル中央駅から40分ほどでアントワープ中央駅に到着。
ホームはコンクリ打ちっぱなしだったり、間接照明具合などですごく現代的。上を見ると吹き抜けで各階に電車が並んでいるのが見えて近未来的なのと、ガラスの天井が近代的。そして駅舎は中世的なすごい豪華な建物。ただただ見るだけで十分堪能できる駅。到着するやいなや やられっぱなし。

えらい雨やったけど、トラム使わず、アントワープの中心地を目指して歩く。たぶん、初めての海外で雨。
結構降ってるのに、傘とかささない人が多い。かといってずぶぬれになってる感じでもないので、それなりのカッコされてるんやなと感じた。しかし、雨でがたがたの石畳は怖そう。

世界遺産のベギン修道院に寄り、そのまま繁華街へ。
ファストファッションとかワンコインショップも中世の豪華な建物なので全然印象が違う。とにかくオシャレ街。まだお店は開いてなかったのとエラい雨やったので、そのまま通り抜ける。

アントワープ旧市街地へ入る。教会が目に入ってしかたないのでそのままノートルダム大聖堂へ。フランダースの犬のあの教会なわけやけど、それ関係の碑は全部日本語。周りのお土産物とかにもそれらしきモノはない。なので、どうやらフランダースの犬は日本限定で有名らしい。
と気がついたところで、開門になったので一番乗りで入る。かなり広い空間、それはゴシックの教会らしいところやけど、他との違いは多数のルーベンスの絵画が展示されているところ。他にも木製の説教台、彫刻家によって作られたオルガン、丸天井などなど、見所が多くて、有料なのも仕方ないか。

再び旧市街を散歩。川沿いのお城跡やら、レンガ作りのギルドハウス(今は楽器博物館)とかいろいろあった。雨じゃなかったらなぁ。
傘をささないと人が多いのはわかったけど、さすがに蚤の市をやっているのは理解できなかった。商品がずぶぬれやし。

いろいろ寄るところはありそうやったけど、単独の博物館で世界遺産にもなっている印刷業の博物館、プランタン=モレトゥス博物館へ。世界遺産の登録名は「プランタン=モレトゥスの家屋・工房・博物館複合体」でその名の通り、邸宅と印刷工房からなり、絵画や調度品から、世界最古の印刷機やらルネサンス期からの印刷物・書物が展示されている。いろんな角度で見応えのあるところやった。

ショッピングストリートでうろうろしながら駅まで戻る。

ベルギー旅行 ブリュッセル 午後

遅い昼食取って、アントワープからブリュッセルに戻る。雨が上がったんで、とにかく散歩することにする。

ブリュッセル中心部は五角形の環状道路に囲まれていて、まずは、その南東側にある丘を歩いてみる。

ブリュッセル中央駅東側の高台にあるロワイヤル広場。この辺は、王立美術館などの美術館に、アールヌーボーな建物に世界中の楽器を集めた楽器博物館などアートなところ。王立博物館行きたかったけど、それだけで終わっちゃいそうだから、今回はスルーで。
ロワイヤル広場から南にサブロンへ。トラムも走るメインストリート沿いなのに一歩中に入ると静かで、大きなステンドグラスが印象的なノートルダムデュサブロン教会。その周りは骨董品店とかが似合う静なところやった。
権威を感じる最高裁判所ということだったが工事中だったみたいでいまいち。
その静かなところから一本外の通りのルイーズ広場に出ると、一変してハイブランドからファストファッションまでの国際的な色のあるショッピング街でにぎわっていた。

ルイーズ広場から南東方向のルイーズ地区には世界遺産にもなってるアールヌーボーな住宅が点在しているので、そこにも行ってみる。意外と遠い。まあ、観光客はいない住宅とジモティなショッピング街を進んだところに、なんとなく人が並んでいるところがあったので、見つけられたオルタ邸。ヴィクトル・オルタが設計したアールヌーボーな邸宅のうち世界遺産に登録されているのは4つで唯一見学できるオルタ邸。
アールヌーボーの代表的邸宅ということで、全体的に曲線で構成されている印象で、中は螺旋(的な四角の)階段が真ん中を貫いており、何階という概念はなく階段から部屋が繋がっている。最上階からは日を取り込むようになっていて、このような隣と密接した家では内側は暗くなりそうだけども、電気なしに家中が明るい。また、それぞれの部屋は特徴があり、調度品や家具もそれぞれの部屋に合わせて趣の異なるものがそろっている。博物館的には楽しめるのだが、邸宅なのでここに住むのはちょっとなぁ、って感じもある。ちなみに写真撮影不可。
世界遺産になってたり、オルタ邸のチケットの裏に描かれていた邸宅と、ガイド本に載ってたアノン邸にも寄ってみる。まあ、中に入れるのは写真館になってるアノン邸だけやったけど。(ここはインターフォンを押して入るので家っぽかった)。
意外と広範囲やった。

トラムやメトロを乗り継いでブリュッセルの東の方にあるサンカントネール公園の方へ。この近くにあるストックレー邸にもよって見る。単独で世界遺産に登録されているが、外からしか見られないのでなにもわからない。まあ、世界遺産は観光地ではないと言うこっちゃな。いちおう、オルタなどのアールヌーボーな曲線がメインだった時代に、直線の組み合わせでどこまでできるのかという実験的でキュビズムやアールデコを先取りするデザインの邸宅であるとのこと。中にはクリムトの作品等もあるらしいが、公開されることはないらしい。
サンカントネール公園には立派な凱旋門があり、登れるらしいが遅かった。
近くにはEU本部もあり、たぶん学校もあるのだろう、帰宅ラッシュでメトロの駅が人でいっぱいやった。

中心地へもどり、サンミッシェル大聖堂へ。白亜の壁に光が差し込んできて明暗がすばらしい。そして、すべてがゴツくてかっこいい。

また、グランプラスに戻って、アーケードやら五角形の西側のセントカトリーヌ教会周辺でお買い物。

元上司からFBで教えてもらった、オザムル ド ブリュッセルで夕食。昨日のレオンの向かいのお店。
高級な感じやけど、気さくなお店。客はニコニコしながら入ってきて、ホールスタッフが妙に個性的で、ドラマに出てくるような絵に描いたようなレストラン。大満足。ちょっとお高いけど今回の旅行で一番オススメのお店。
とりあえず、歩きまくった一日やった。

2014年3月22日

ベルギー旅行 ナミュール

今日はベルギーの南側に行ってみる。
目標はディナンやけど、小さな街なので途中立ち寄れそうな街 ナミュールに寄る。
ベルギーの国鉄は週末は往復チケットが半額で買える。ただ途中下車不可なので、ブリュッセル-ナミュール間往復と、ナミュール-ディナン間往復のチケットを購入。これは大変良いシステム。

ナミュールは、州都であって、南北と東西の交通が交わる要所というのもあって、経済や商業の中継点となっている。というところらしい。
地理的にも要で何度も戦火に見回れている要塞都市で、破壊と再建を繰り返してきたそう。とりあえずその要塞の丘を登ってみる。

駅のコンコースは近代的、駅舎は中世的というベルギーらしい駅に降り立ち、要塞らしいところが見えたので歩いてみる。アジア人が珍しいのかやたら目立つ様子。ちょっとやりにくい。デジイチとか地図とか出しにくいし。ちょっと怖いし。
駅から要塞へは旧市街を抜ける感じになる。広場で蚤の市みたいなのはよく見かけるが、ここではショッピング街の両サイドに露店がずらーっと並んでいた。観光地でないので、普通の商品から、コレいるの?ってのまで。とくにお祭りとかではないよう。
世界遺産の鐘楼とか寄りながら(入れなかったけど)、駅からまっすぐだと1kmくらいの要塞の入り口に到着。で、また雨。しかも寒い。

近くで見ると結構高い。けどまあせっかくなので登る。階段でまっすぐ行けるのかと思いきや、そこは要塞だけあってそんな道はなく、くねくねしながら登るしかない。
ただ、景色は良い。とくに川がカーブしていて、川沿いの街並は、それそのもの。
丘の上には、大きな石橋やら、レストランになってるお城やらがあった。が、あまりの雨にテンションあがらず。
駅まで買える途中に寄りたかったところもあったけど、お城前からバスで一気に駅まで戻る。
雨じゃなかったらなぁ。

ベルギー旅行 ディナン

今回の旅行の目的といってもいい、ディナンへ。ディナンは、川が削った断崖の間の小さい街。
サックスの発明者の出身地ということもあって、街の中心にある橋には巨大サックスオブジェが並んでいた。おーって感じだが、早速雨なので教会で雨宿り。

シンボル的なノートルダム教会には、窓が半分はステンドグラスで半分は緑のガラスなのと雨なので、教会内は薄暗い緑一色なのと、奥行きは短いもののやたら高い天井で、かなり落ち着いた空気の、ずーと座っていたくなるほどの独特な雰囲気。
30分ほどして晴れてきたので散歩開始。

教会からすぐ近くに、サックスの発明者のアドルフサックスさんの生家があり、今はちょっとしたサックスの歴史資料館的なものになって自由に見学できる。中にある椅子はサックスのキーみたくなっており、さらにサックスの素材でもありこの街の特産でもある真鍮製で、座るとちょっと下がるようになっている、芸が細かい。
教会からサックスさん家の間の商店街には、サックスの形のネオンサイン(たぶん夜に付くんやろう)と、街灯にはサックスなどの管楽器のまめ知識(だと思う、読めないし)のプレートがあって、橋のオブジェからサックス一色に見える。

ぐるっと散歩。レフの修道院ちら見したりとか、ヨーロッパで一番固いクッキーらしいクックドディナンをいただいたり、とかしても1時間もかからず。

城砦に登る。こっちはナミュールより低いけどロープウエイで登れる。上には城はないけど砦という感じが満載。
なによりもここからの絵に描いたような小さな街並がすごくいい。
砦では、ディズニーのサンドアートのイベントがあった。ディズニー映画のキャラクターなどが作られていて、最後にはディナンらしくサックスを吹くミッキーまで。なかなか楽しめた。ちなみにパリディズニーランドの宣伝の一環らしい。

また、雨が降ってきたので、ここはひとつレフの産地でレフをいただこうと、その名もカフェレフへ。カフェと言っても十分なほどのメニューがあるレストラン。
日本ではレフの種類は少ないけど、こっちでは甘いレフもあるとのことで、それをいただく。当然ながらビアサーバーから注がれる。レフ・ルビー、甘さと酸味がちょうどいい。今回飲んだ中でコレが一番おいしかった。日本にないのがほんと残念。
あと、コロッケと鶏のクリームソース煮もいただいた。これもベルギーらしい一皿。いやーどれもおいしい。(まあ、日本で旅行しててこんな値段の料理ばかり食べることはないからやけどね。)

雨やまないし、17時にもなると見るところがないので、まだ明るいけどブリュッセルに帰ることにする。いやーでも満足。
国鉄はICの一等車ばかりのってるけど、この区間に来たのは特別で、4組ごとに扉で区切られた個室感のある車両。オレンジの壁に空想の動物の絵が描かれていたりでかなり雰囲気が違う。

ベルギーでは電車でやたら話しかけられるのだが、今日は行きは「PC使いたいんだけどコンセントどこかしらない?」と女子大生風の方に聞かれ、帰りは車掌さんから検札やらこんな客がいるやらいろいろ聞いたり、特段旅行ネタというより普通の会話で話してくる。
ただ、フランス語かオランダ語で話しかけられるので、ごめん言葉が分かれへん、と言うと、今度は流暢な英語で帰ってくる。みんなバイリンガルなんかなぁ。
こっちはなんとか理解できても必死のカタコト英語で返してばかりで、いやーかなわん。でも、まあ、どの電車乗っても話しかけてくるので、それなりに楽しかった。

2014年3月23日

ベルギー旅行 ブルージュ

今日はブルージュへ。さすがにブリュッセルからの観光客が多い感じ。

ブルージュ中央駅からブルージュ旧市街へは少しだけはなれていて、その間に人口の湖(池)がある。昔は運河の港だったところらしい。今は地元の人がジョギングしたり散歩したりと言う憩いの場になっているようす。

旧市街に入る。小さな商店が並ぶ道を進み、とりあえず街の中心にある鐘楼を登りにいく。しかし今日も晴れと雨がめまぐるしく変わる。

ブルージュ内の美術館、博物館などのフリーパスを使って鐘楼を登る。開門前からそれなりの列ができていた。あちこちで鐘楼は登ってきたが、並ぶほどは初めて。
88m、366段なのでそれほど高い方ではないがブルージュを見渡すには十分な高さ。47個の鐘からなるカリヨンはオルゴール式で15分ごとに鳴る。なかなかサービス万点。もちろん世界遺産。
天気がいまいちやったので、後でまた来ることにする。

ショッピング街を歩く。同じチェーン店でも、他とは違ったブルージュのイメージのお店になっている、そうやって、それぞれの街に合わせた見た目と内装なところがよい。

風車があるブルージュ旧市街の外周にあたる運河まで行ってみる。思っていたより遠い。道中はやはり生活密着なお店がちょこちょこあった。住むにも便利そう。
旧市街外周は運河と公園がベルトみたいに囲ている感じで、こういうところもあるのは良い。風車に橋が架かっているところには立派な門が残っている。ここから外は普通に住宅街な感じやった。

ミュージアムパスで寄れるところにちょこちょこ入りながらまた中心部に戻ってくる。

ブルージュは北にある港からの運河を通じて盛り上がっていたのが14世紀。15世紀に運河が砂で埋まってしまい、そのまま死の都となって時間が止まっていたということで、街並が15世紀のままというのをベルギー各地を歩いてきたので強く感じられた。

めっちゃ天気がよくなったので、もう一回鐘楼に登る。
雨上がりなのもあってか、オレンジ屋根がとてもキレイな旧市街から、遠くの郊外まで見通せて、すごくいい。

その後も、美術館・博物館、散歩、お土産屋、休憩の繰り替えし。
たしかに観光客だらけではあるのだが、そんなにごったがえしているわけでもなく、適度に人気あるところで歩きやすかった。

美術館、博物館では、個人的にはこれといって目玉の何かはないのだが、街や歴史ある家の歴史、中世・現代アートなど街の中心だけで幅広いジャンルの展示が、しかもフリーパスだけで見られるのはとても良いと感じられた。

ブルージュの入り口方面までもどってきて、これまた世界遺産のペギン修道院へ。修道院らしく、質素で、とても静かで落ち着く。

魚料理のおいしいお店ということで寄ってみた、王宮近くにあるBreydelDeConincへ。かなりの席が予約済みになってたので人気店らしい。日本語メニューもあった。おすすめの魚料理を聞いて、魚介たっぷりのワーデルゾーイをいただく。見た目とちがってさっぱり。でも味はしっかりしていて、めっちゃういまい。料理がおいしいのはもちろんやけど、ホールからシェフまで楽しい方々で、広くないお店なのもあってか、アットホームさが良い。人気なのも分かる。

夜のブルージュも見ながら駅へ向かう。
気がついたらまるまる一日すっかり長居してしまった。ほんとはここまで期待してなかったので、ゲントとかも寄ようかと思ってたのだが、そんな時間全然なかった。

ここ数年では、デルフト、グラーツと同じく散歩にオススメできる街。(3都市とも同じような街なのでかなり個人的ではあるけど)
ベルギー来るならココと言われるのも納得。

2014年3月25日

ベルギー旅行 帰国

帰国日。残念ながら(?)今日もいい天気。3日くらいズレてくれたらよかったのになぁ。
中心地のホテルを取った地の利を生かして、最後に早朝から散歩。
ほんと飽きない良い街。
そして最後にもカフェでワッフルいただく。最後はシンプルに。

帰路につく。今回は何もなく順調に帰宅できた。

今回は、いろんな街を回ってみた。フランダースとワロンとで、言語だけでなく文化の違いも感じられた。でもどこに行っても話しかけてくる人が多くて、北側のヨーロッパのイメージが変わった気がする。

例によって、行く予定やったけど結局行けなかった街が2、3あった。
また何かのついでに回りたい。

2014年3月30日

お土産たち

お土産配り。
チョコで気に入ったのはneuhausのん。ベルギーにチョコの名店は数あれど、ここのが一番好み。日本でも買えるけどお店は銀座のみ。ベルギーならどこでも買えるのに。
甘い系のビールで気に入ったのが、レフルビー、ヒューガルテンロゼ、そしてこのKRIEK BOON。手続き面倒やから範囲内しか買ってこなかったけど、レフルビーは日本で買えないらしいのでもっと買ってきたらよかった。
VALCOBELOのコーヒー。いやーこれももっと買ってきたらよかった。高かったけど。
ダンドワのスペキュロス。これもよかった。東京駅の大丸でも買えるそう。

とりあえず、ベルギーさんはお土産にはずれなし。