2017年9月24日

大沢から珠洲まで

大沢地区から上大沢まで海岸線をサイクリング。天気がいいので気持ちがいい。

宿を後にする。流石に放送から何年も経ってるから何もないかと思ってたけど、まれがたくさん残っていて話も聞けてよかった。
もう一つ聞いてた、岩の穴から落ちる滝。桶滝。もともと普通の滝やった形跡もあるが、ホットポールの底が抜けた感じ?面白い。

珠洲まで揚げ浜式の製塩所などよりながら海岸線を走る。今日は本当に天気が良く、沖合の舳倉島などの島が全部見えた。

2017年9月23日

まれのロケ地大沢地区

能登半島ぐるっと回って、まれのロケ地だった大沢地区へ。今日の宿はここ。
3mくらいの竹を隙間なく並べてつくられた冬の風と波し雪とぶきを防ぐ間垣が印象的な地区。待合室とか自販機だけくる抜かれたような感じになっているのもまたいい。

お宿にチェックインして、まれグッツが飾られていると宿の方に聞いた公民館へ行くことに。

公民館には、ロケで使われていて、NHKさんに置いていてもらったと言言われていたように思うが、小道具、大道具などか展示してあったり、出演者のサインやオフショットの写真、何より公民館で何時に休憩が入るか書いてああるスケジュールまで置いてあった。
何より、公民館は無人なわけだが、こうやって観光客向けに開けっ放しになっているアットホームさがいい。

ここは、ほんの数分で一周回れてしまう集落なのだが、全てがロケ地。で、そのまま残っている。
民宿桶作がそのままあったり、セットのバス停のほうがリアルバス停よりしっくり来ていたり、まれでは外浦村という架空の村なのだが、そこいらに外浦村と書かれているものが残っていたり、壁画もそのまま。まさに聖地って感じがする。

宿にもやはりまれ三昧。そして、夕食は地元の魚三昧。本当に今日採れたものばかり。
宿のお母さんとかから話聞いてると、公民館とかを待合室などにしたとか、みんなでおにぎり作ったとか、いつも港で座っているおじさんたちが急にエキストラ出演したとか、大泉さんはぁ、賢人くんがねぇ、やのに、土屋太鳳さんは まれちゃんと呼ぶくらいの距離感がすごく良かった。
「とにかく楽しかったねぇ」と言われていたのが印象的やった。町の皆さんの支えがあってドラマが撮られてたんだなというのがよくわかる。

奥能登国際芸術祭 day1

能登半島の先端の珠洲市全体を使って開催される奥能登国際芸術祭へ。

まずは山の中の若山町から。
一番最初から、不安になるくらい狭い道を抜けたところにある作品「海のこと山のこと -在郷まわりと五芒星」。こちらには竹で作られたドームなどが作られている。かつて海側と山川で物々交換がされていたということで、芸術祭の期間中にリアカーで、海から魚のぬか漬け、山から米を運んで物々交換し、その様子をここのドームで上映するとのこと。

旧上黒丸小中学校での「月を映す花舞台」と「アートキャラバンKAMIKUROMARU」。校庭に舞台とはしごを並べた空間演出の作品。イベントを開催されるそうだが、この空間を見るだけでも楽しい。
構内でもインスタレーションの展示。
また、こちらでお母さんたちがジャガイモをどんどん蒸していてくれて、「食べていってくださいねぇ」といただけた温かさも良かった。
この後も廃校を用いた作品がたくさんあるのだが、それぞれ廃校の碑が立ててあり、廃校になるから取り壊すわけではなく残していくのだという意思を感じた。

またどんどん山を進み北山地区での「上黒丸北山鯨組2017」。
作者の坂巻さんが、海と山との物々交換を題材とした鯨談義を行っておられていて、山の中の田圃を大黒に、海の幸を恵比寿にたとえ、大黒が恵比寿を迎え入れるという作品になっており、休耕田に大漁旗や、家屋には鯨の頭骨のインスタレーション展示。
なぜ山の中で海のもの?となるのが、こういう話を聞くのが里山の芸術祭ならでは。

海側の珠洲市中心地、飯田地区へ。ここには多くの作品が展示されている。
奥能登芸術祭のメイン会場、珠洲市多目的ホールラポルトすず、に車置いてしばらく自転車で回る。
ここにも巨大ガチャガチャ「潮流」。これも物々交換式になっていて、買うこともできるし、入れることもできるようになっていて、人を通じてものが回っていく、がテーマになっている。
入れる際にはコメントを記入することになっていて、「リサイクル」というわけではなく、相手を思う「ものを託す」という心がこもっている感じがいい。

「さいはてのキャバレー準備中」。パリにあったようないつも準備中のキャバレーを再現した作品。波止場にある一見使われていなさそうな建物の中にあり、楽屋に入ることもできたりと、独特な雰囲気を出している。
ホールはカフェになっていて、パエリアとコーヒーを注文。

レトロな映画館 飯田スメル館であった建物での上映型の作品「シアターシュメール」。昭和レトロな看板や椅子などがホールに並んでおり、そこに流れる時間を砂で表現している。
JUENというスナックだった建物での「JUEN光陰」店舗兼住宅のなかを海の中を再現したような魚やカニなどのインスタレーション。
これら作家さんが現場をおとづれてのインスピレーションで作られた印象の独特な雰囲気があった。
商店街の旧店舗で「物語るテーブルランナー珠洲編」。各地で聞いた地元の人の出来事をランチョンマットサイズの布に手芸で絵にした温かみのある作品。解説要らずの生活のシーンが絶妙に切り取られている、見ていて楽しい。

金沢美術工芸大学のアートプロジェクトチーム「静かな海流を巡って」。
明治に建てられた古民家を会場にした、4つの大物の展示。
実際に使われていた漁の網を藍染めしてつくられた暖簾。編み方もこちらのものだそう。
奥に進むと蔵だったところに、蔵に残っていたものが床から天井までよかから網で縛られた、いえの木。なかなかの迫力。
中庭には小さな田んぼが。実際にここで育てているそう。
そして一番奥にあったのがすごかった。能登半島の先端の禄剛崎を中心に海岸線をまっすぐに伸ばした能登半島の地図に、各地にお住まいの方から聞いた思い出話を壁画にした作品。地元の人も楽しめる様子だった。床下には瓦や食器がぎっしりあったそうで、それはそのまま見せていたのも良かった。

海沿いを走って直(タダ)地区へ。
蔵での展示、「触生--原初--」。漆を使った作品なのだが、コレが漆なのかと思う不思議な色あいの作品2点。蔵は明治時代のだそう。よく残して来たなぁ。
「本江寺の倉庫」は、浜辺沿いの倉庫で、倉庫内の桟橋のようなアプローチを進むとみえる海側を開けて海を借景にしたいモービルの作品。
今は道の駅の一部になっている、旧珠洲駅のプラットホームでの展示「善でも悪でもないキオスク」。一見普通にグッツを売っているキオスクにみえる作品。
ここでは少しだけど線路が残っていたりしてちょっと楽しめる。

再び飯田地区に戻って、行きそびれた「小さい忘れ物美術館」。ここは旧飯田駅が会場になっていて、忘れ物でつくられたインスタレーションを展示。旧駅舎と忘れ物という視点が面白い。プラットフォームに傘が刺さっている展示はなんとも哀愁あり、明るくもあり、なんとも言えない良い作品。こうやって使われなくなったところが会場となって、かつてのように人がたくさんやってくるのは良い展示。

車での移動再開。上戸地区へ。「青い船小屋」。ここも海沿いの船小屋を改装した展示。青く塗られた板での能登の風景をイメージしたインスタレーション。少しだけ海が見えるようになっているところも絶妙。
「うつしみ」旧上戸駅舎を用いた作品。ここにいたおじさん曰く、昼間来ても何もわからん。また夜にこよう。結局ここが一番印象に残った作品になった。

宝立地区へ。
能登半島を代表する名勝、軍艦島こと見附島があり、ここには陶器の展示「Drifting Landscape」。もともと大陸の影響を受けて作られた珠洲焼。その珠洲焼と中国の磁器が流れ着いたかのように並べられていた。
現役の銭湯での「混浴宇宙宝湯」。ここはもともと芝居小屋や旅館だったそうで、そのステージや宿泊部屋での展示。建物の作りがかなり複雑で、受付の方が、どうぞ迷ってください、との案内がよかった。お酒で盛り上がったという展示の窓の外には酒屋さんの酒樽の看板。こういう演出がいい。
旧鵜飼駅での「ま-も-な-く」。廃車になった車両を使ってのインスタレーション。車両を一本の光が貫いた作品。これも夜にこないとわからないか?

今日の宿はここから離れているので、今日はここまで。

能登へ

珠洲での芸術祭に参加すべく能登へ。
夜が開けたタイミングでお約束のなぎさドライブウェイ。まだガラガラでこれまた気持ちいい。

和倉温泉の外湯が開くまで時間があったので、能登島ぐるっと回って、和倉温泉の総湯へ。
朝の7時から開いている上に、共同浴場なので価格も安いのがありがたい。外観からして広くどっしりした老舗の温泉街という印象。中もすごく綺麗で、いつもは露天ばかり入るのだけれども、ここは広さと天井の高さもある大空間が気持ちよく内湯にもゆっくり入る。
いつも通り湯上りにコーヒー牛乳をと思ったら2択あった。

まだまだ8時でこれからやのに、かなり満足。

2017年8月19日

多治見市モザイクタイルミュージアム

多治見にあるタイルについての歴史や技術と言った情報と可能性を生み出すというコンセプトのミュージアム。
ここが施釉磁器モザイクタイル発祥の地なのだそう。
粘土山のような面白すぎる建物には、風呂場のようなタイル張りの展示室にタイル絵画や風呂場、いわゆるミュージアムによくある歴史、最新のデザインタイルの販売、モザイクタイルを使った体験コーナーと各フロアで内容がきちっとわけてありわかりやすい。
閉館後もすり鉢状の表に人が残っているというくらいのところで、今の流行りにも乗っていて、コンパクトながら、全年齢層の来場者も、きっと地元の方々にも愛されるところなんだろうと感じられた。
多治見にはなんども来ているけど、いつも時間がなくて寄れなかった。結果的には、ここを目的に来るくらい楽しいところやった。
また行こう。

アルフォンスミュシャ展 ラコリーナ近江八幡

琵琶湖岸の佐川美術館でのアルフォンスミュシャ展へ。
スラヴ叙事詩は小さいコピーだけやったけど、通常の作品や試作から劇場ポスターや紙幣、有価証券、切手、ポストカード、カレンダー、書籍の表紙挿絵などミュシャの仕事の幅広さを作品の点数からも感じられる展示会。
空いてたのでじっくり見られたのも良かった。久しぶりに図録購入。

たねやグループのフラグシップ店舗であり本社の ラコリーナ近江八幡へ。
和菓子洋菓子はもちろん、見るからに楽しい建物やら畑や棚田もあり、マルシェも開かれていたりと、盛りだくさん。
焼きたてバームクーヘンがフワフワで素晴らしい。

こうなったらここと同じ藤森照信さんのところに寄ろうと進路を変える。

2017年8月16日

送り火

今年もぐるっと見て回った。

2017年8月12日

オルセー美術館至宝のリマスター展

大丸京都店での、オルセー美術館のリマスター展へ。
リマスターながらルーアン大聖堂が並ぶとテンション上がる。
大好きな"かささぎ"も高精細ですごい近づいて見てもすばらしい。また、消失点の解説などもわかりやすくてよかったし、お子様向けの解説も作者のサインを探そうとかまであって結構充実。

2017年8月 5日

赤城神社 そこまでやるのか展

神楽坂にある赤城神社。
地域共同体としての神社の役割を果たすべく、60年後までを見た再生プロジェクトで守られて行くとのこと。
神社の価値を見出してもらうべく、境内に集合住宅やカフェ、マルシェ、寄席があり、場の提供をされていて、60年後に森に戻すのだそう。
凛とした空気感も残しつつ、近代的な建物と境内に集合住宅。壁がない感じがあって気軽に立ち寄れる雰囲気があってコンセプト通りの素晴らしいところ。
新しいカタチが見られた。

そこまでやるのか 壮大なプロジェクト展。
街を巻き込んでのアートプロジェクトとなると、何より許可取るのが大変、などなどの裏側までメイキング映像にして見せるところが面白い。
オープンスペースの真ん中には、ビニールテープ16kmくらいで作られてる物体。中に入れるのだが、歩くと館内に響き渡るくらいミシミシ鳴る。怖い。
いつもはレストランのところでも展示があり、ミッドタウンの芝生を見ながら寝られるカプセルホテルのようになっている。もちろん、外から見えちゃってるので、なかなか寝るのは勇気がいる。
展示数は少なかったが、巨大展示ばかりで一個ずつじっくり楽しめた。

Maker Faire Tokyo 2017

今年もMakerFaireへ。会場が広くなった。
出先などでのマンホール写真をアップすると、その地域の情報を得られ、その体験をシェアしようというサービス。少しお話したら、「あっ、マンホーラーなんですね!」と言っていただけた。旅先のマンホールマップ作ってて良かった。
時計などの複雑なパーツを合わせてるくる作品を作った機材が売られていた。他にも卓上?な金型作成と射出成形もあった。3Dプリンタばかりの中、これは良い。欲しい。
その一方で、赤青メガネでの影絵3D。超ローテクながら手作り感とトークでの盛り上げがたまらない。でも、思ってたより3Dやった。赤青メガネでも影絵というのが合うんやろなぁ。
今年は楽器コーナーが充実していて、弊社社員の方をちらほら見るくらい楽しめた。ブラウン管テレビへ表示している線の幅の違いによる電磁や、送風系の機械の回転周期を音に変える作品で大きなイベントやるそうな。回転周波数好きにはたまらない展示。去年、茨城の芸術祭でも見たのんやけど、かなりバリエーションが増えてた。
スターウォーズのDD-8が、ちゃんと歩いてた。ん?転がってた?こうやって見ると仕組みはわかるが、よく思いついたなぁ。
鰹節削り機が結構完成度高く展示荒れていたが話聞くと、そうではなく、ヒーターまでセットで出汁取り機とのこと。何気に細かいノウハウが入ってる。コーヒーメーカーみたいな感じでこれならみなさんが出汁を取ってくれるんじゃないかなとのこと。ただ、そもそも鰹節一本で買えるのを知らない方が多いということがわかったとのこと。