2022年11月 3日

函館

北海道へ。温泉好きとしてはいかなあかんとおもっていた登別中心に、世界遺産とともに回ってみる。
名古屋は晴天やったのに、函館は雨。ぬー。どうも北海道は天気運がない。
というわけで、函館歩きは明日にして、近場の遺跡巡りにする。

空港から車で3,40分の世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成遺産 垣ノ島遺跡へ。今だと段丘の上に残る縄文時代の集落跡。住居と墓域に分かれており、文化もあったことがわかる。集落の発掘跡が残っておりそれ以外は整備された広場になっており、道の駅や併設の文化交流センターのあるところから見下ろせるようになっている。ま、建物まで残ってないのは当然やけど、見どころが難しい。

大船遺跡へ。こちらはさらに高い位置にあり、100棟を超える住居跡がありかなりの規模だったとのこと。少し復元した建物や資料室がある、こちらも食に祭祀の文化も見られる。

函館市街へ向かう。一気に紅葉したようでどんなけ走っても紅葉なのでよい。
途中ぜひ行ってみたかった函館のご当地バーガーショップ ラッキーピエロさんへ。
お店によってコンセプトが違うらしく、こちらはハンバーグミュージアムということで教会風の建物に中にはずらっとアメリカのバーガーショップの写真が飾られている。それ以上にやはり世界観がすばらしい。
バーガーだけでなくオムライスにカレーにとんかつまであり、ちょっとしたフードコート並みに家族できやすそう。

宿は函館山の麓にあるラ・ジョリー元町。デザイナーズルームにあう雰囲気が気持ち良いところ。で、混む前に函館山の夜景スポットへ。
さんざん夜景は見てきたからな、とは思っていたが、いやいやさすがにすばらしい。だんだん混んできたのでバスが混む前に早々に退散。

倉庫街を散策。日本最古のコンクリ電柱。周囲のビルと合わせることや函館が火事が多かったので角柱のコンクリート製にしたのだそう。ここにもラッキーイエロさんが。倉庫は主にショップやレストランになっている。
友人情報のハセガワストアのやきとり弁当いただく。なかなかまんぞく。

八幡坂あたりの建物散策。夜でも情緒あるところ。

路面電車終点にある谷地頭温泉へ。ナトリウム‐塩化物泉で鉄が含まれているので湯船では茶褐色。内湯がとにかく広く開放感あるところ。源泉掛け流しで熱い。ポカポカが長続きして寒い北海道にちょうどいい。

2022年11月 4日

函館から八雲町

港の方で早朝からやってる海鮮丼を食べに、公共交通機関がまだ動いていないので函館の早朝散策。きりっと寒い。
レトロ建築がちょこちょこあって楽しい。

函館駅前にある朝市へ。まだ5時台なのであいてなかろうとおもいきや、お店はもう開いてる。すごい。
で、6時からやっているお店でこれでもかっとほどの海鮮丼と鮭の炙りはらみいただく。もう朝から贅沢。

昨夜と同じ港を歩きながら戻る。あまりイメージに中たけどスルメイカが有名なようで、イカ釣り漁船が何艘か止まっているし専用出荷場もあった。あらためて倉庫街を歩くと結構大きくて港が大きいことも表している。

そしてまた人気の坂、八幡坂あたりも散策。公会堂に市庁舎、イギリス領事館、いくつかの教会それぞれ入れるみたいやけど時間ないので外観だけ。テレビとかで見ていた印象だと八幡坂だけなのかと思っていたが、この辺りは他の異人館街同様にいろんな建物が出てきて散歩していて楽しい。

函館山ロープウェイ側に来ても坂の街が続くがより住宅街となりつつも、まだ異人館街雰囲気が残っている。
街の方にも重要文化財の建築が残っている。とにかく函館は散歩していて楽しいところ。
今日は回るとことが多いので早めに函館を後にする。

といいつつ、五稜郭に寄る。
星形の堀と土塁の中に箱館奉行所があったところ。お城ではないんや。しかもできてすぐ江戸幕府が崩壊したので旧幕府軍の本拠地となったよう。そんなこともあってか、通常お城といえば少し迷路のようなくねくねしながら天守が出てくる印象やけど、ここはどこからはいっても真ん中まで辿り着けてしまいお城感がない。それが城郭なんかな。

高いところがあれば登ってみたいということで、五稜郭タワーに昇る。やっぱりここからみないと五稜郭感がないので行って良かった。ジェラートもミルク感がよかった。さすが北海道。

北上し、城岱スカイラインを走り、城岱牧場にある城岱牧場展望台へ。道路の看板を見てよったのやけれども展望台まで来て城岱が「しろたい」と読むのを知る。時期的に牧場は閉まってたけど函館も街をみおろせるいいところやった。
大沼国定公園へ。
駒ヶ岳の火山活動でできたそうで、湖岸が複雑だったり小島が多くあるのが特徴。周囲24kmの大沼に16kmの小沼。サイクリングロード的なものはありつつ拓かれすぎていないので自然がたっぷりでよい。

高速を北に走り、八雲町の噴火湾パノラマパークへ。噴火湾こと内浦湾を見下ろす丘の上にある施設。高速の駐車場が中にあり直接行けるのがいい。特に、白樺の並木が海に続くように見えるパノラマロードは最高。

洞爺から登別

洞爺湖が展望できるサイロ展望台へ。高いところから見下ろせるのがいい。まさにカルデラ湖というのを味わえる。いやーなにより晴れて良かった。
サイロ展望台からは、洞爺湖周辺をぐるっと遊覧するヘリが飛んでいるのだが、2人からとのことで、残念。
展望台の反対側には北海道らしい牧場越しに羊蹄山も見られた。

洞爺湖畔の有珠山噴火記念公園へ。湖畔全体を見渡せるところ。
2000年の有珠山の噴火を記念して整備された公園で、噴火の影響が残されている。珍小島へは砂州で陸繋ぎになっていたり、地面のずれや敷石が盛り上がってしまったあとなども見られる。
洞爺湖は排水や廃水の影響で水質が低下しているらしい。これで?という感じ。

海側に戻り、世界遺産 高砂貝塚へ。ここは住居ではなく貝塚を伴う墓の遺跡とのことで、副葬品やベンガラの顔料が発掘されているのだそう。祭祀・儀礼の在り方を示す重要な証拠になっているとのこと。うん、まあ公園やな。

高砂貝塚からアイヌなペイントの道を10分ほど歩くと次の世界遺産 入江貝塚へ。こちらは竪穴式の住居とやはり墓域で構成されている。ここには掘った部分がガラス張りのトンネルになっていて、どのようなかたちで埋まっていたのかをみることができるのやけど、この日はおやすみ。さすが平日。
なお、高砂貝塚と入江貝塚の真ん中に入江・高砂貝塚館があり資料館や両貝塚の駐車場となっているのだが、この日は休館日。

海岸線をさらに走り、次の世界遺産 北黄金貝塚へ。ここはこれまでとくらべると広大で。丘陵地になっていて一周まわるのにかなり疲れる。下の方には竪穴式の住居が、上の方には貝塚があったみたい。ここは生業に祭事などの聖人文化、環境適応など幅広い情報が残る重要な遺跡とのこと。資料館も充実。
と、ここまで海沿いの貝塚の世界遺産を回ってきたが、共通しているのは、海に近く(かつては海沿い?)て後ろはすぐに広葉樹林と、けっこう狭いところに作られている印象。正直見た感じ違いはないけど、世界遺産たるところは地下に埋まっているので見に行ってもしかたないのはわかってたところで。さて、あと一つは明日。

ここまできたら、室蘭市街と地球岬へ寄る。
地球岬は、130mの断崖の上から太平洋を一望できるところ。ちょうど夕陽が沈むところが見られた。すばらしい。
ちなみに地球岬とは、アイヌ語で断崖を意味する「チケプ」から「チキウ」、そして「地球岬」となったとのこと。たんに地球が丸く見えるからではないみたい。さて、宿のある登別を目指す。遅くなったつもりはないけど、さすが日の入りが早い。

今日の宿は登別の一番奥にある旅館、登別 石水亭さん。
ひさしぶりに大きな温泉旅館。一人なのにもうしわけないくらい広いお部屋。
源泉は登別の一番奥にあたる奥の湯で、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。あまりに熱いので加水しているそうだが満足のお湯。客がえらい多い感じがしたけど広い内湯はガラガラできもちいい。
で、早速散策に出る。

フロントで地獄谷がライトアップされていて夜でも楽しめると聞いたので行ってみた。
思っていた以上に広大な地獄谷。あちこちから湯気が上がりまくっている。これは危ない。
地獄谷の奥まで行ける木道がライトアップされているので十分に楽しめる。

まだ19時なってないし、夕食前なのであまり立ち寄りながらって感じにならんかったけど、温泉街ぐるっとみて回りながら宿に戻る。
また温泉にも入り、夕食いただき、今日は疲れたのでさくっと寝る。

2022年11月 5日

登別から小樽

例によって早起きし温泉入り、明るくなってきたので散策に。地獄谷へは表から行く道と、裏の山から回る道があり、今日は山側から行ってみる。大湯沼川探勝歩道にはいって少しいったとこで、川がコバルトブルーで湯気が上がっている、まさに天然の足湯。でも、寒いのでやめといた。
さらに木道を進みどんどん奥に入っていくので不安になったところで、アスファルトの道に出る。車でこれたんかい。
で、その先に、大湯沼。
日和山の爆裂火口跡で、結構広くそこらじゅうから湯気が昇っている。ちなみに、湧いているのは130度の硫黄泉で、沼表面でも40度はあるのだそう。その奥には大湯沼を作った日和山があり、こちらのもくもくは今でも活火山だから誘う。危ない。
さらにすこし離れたところに、奥の湯がある。こちらも日和山の爆裂火口跡の一部で灰黒色の硫黄泉が激しく噴出。小さい池なので湯釜感がある。ちなみに今回の宿の温泉はここから引かれている。

地獄谷方面を目指し、再び山道に入る。この先地獄谷まで、とにかく山道にいる鹿が多い。しかもどいてくれないので、ちょくちょく足止めを喰らいつつ地獄谷へ。
昨夜はライトアップ部分しか見えなかったのでようやく全貌が見える。採掘現場みたいな人工感もあるくらい不自然なくらいすごい。ま自然なのやけど。

温泉街の真ん中にある間欠泉。3時間おきに、80度の温泉が高さ8mに50分ほど、2000リットルの温泉が湧出。危険だからか天井は塞がれているが、轟音が響き渡っていた。
ざっと一時間半散歩し、宿に戻り温泉入って、朝食いただき、さらに温泉。あー極楽。と思いつつ、今日も移動が多いのでさくっと宿を後にする。

地獄谷のすぐ裏にある倶多楽湖へ。摩周湖に次いで2番目の透明度に加えて、周囲8kmのまん丸の湖。地図で見てもきれいな丸の湖で湖岸に道があるのもほんの一部なのでとっても静かないいところ。

東に移動し苫小牧から支笏湖へ。苫小牧市街から支笏湖へ向かう、森の中を一直線に進む国道276号線がすばらしい。
支笏湖に到着。駐車場があったのでまずは止めたものの、寒し強風だしでとりあえずビジターセンターへ。と、この日のブラタモリが支笏湖だと知る。なんとも偶然。しかも先週は登別温泉。見ておけば良かった。
支笏湖も昨日からいくつか見てきたのと同じく典型的なカルデラ湖。ビジターセンター周りには食堂などがぎゅっと集まっており、ここ以外の支笏湖畔は温泉宿、キャンプ場などがぽつりぽつりある感じでこちらも静かで、とくにこの対岸にあたるところの温泉宿は時間あればゆっくりしたいところ。

支笏湖から東に向かい、千歳市へ。とりあえず世界遺産 キウス周堤墓群へ。昨日一昨日見てきたのと違い海ではなく内陸にあるものの、食料となるサケ・マスが遡上し捕獲できる河川近くにあり、やはり、落葉広葉樹の森が広がっている。こちらでは少し森を散策する形で30m以上の周堤墓の跡が見られる。

札幌市の北東の端にあるモエレ沼公園へ。こちらはもと最終処理場でひどいゴミ溜めになっていたそうだが、子供達も楽しめる公園にしようと作られたところだそう。イサムノグチが基本設計した円錐の山、三角錐のピラミッド、円形噴水など、幾何学的な建物が全体で彫刻作品となるコンセプトで作られている。
まずはモエレ山にのぼる。不燃ごみと建築残土で作られた人工山ながら、札幌市東区唯一の山らしいとか三角点がある。ちなみに冬になるとスキーやソリで滑れるのだそうとかいろいろすごい。公園一帯を見渡すこともできていい。ポプラ並木にいくつかの広場にとても広い。なによりすごいのは、きっと休みならそれなりに人が来るのだろうけど、ゴミなどなくとても綺麗に保たれている。

モエレ公園内のガラスのピラミッドへ。最上階は展望台、2、3階にはモエレ沼公園の歴史やイサムノグチの資料館になっている。
しかしここによくこんあ立派なガラス張りの建物つくったなぁ。これくらい思い切った公園を作るのも大事やな。
いつまでも綺麗に使っていただきたい。

さらに走り小樽へ。駅近くのレンタカー屋さんに車を返却し、観光地の中心にある宿まで少し歩く。思っていた以上に小樽は坂の街でけっこう降る。途中、商店街に、線路跡に、重文の建築に、寄り道ばかりしながら今日の宿、星野リゾートがやっているホテルOMO5。
一見、綺麗目のビジネスホテルなのだが、オルゴールレンタルとか、スタッフお手製あふれる周辺のお店紹介などなどエンタメ性あふれるところがさすが。部屋もさすが抜かりない感じの作り。

さっそく、小樽運河散策。小樽といえば運河というイメージだったが、たしかに運河が綺麗なのだけれど思ったより規模は小さい。でも一方で、さすが北のウォール街と呼ばれていただけに重厚な銀行の建物が多く残っていたり、流通の拠点だっただけに商社や倉庫がずらっと。そういうのが見た目ですぐにわかるくらい見事に生きたまま、街のあちこちに残っている。すばらしい。

北海道で食べたことなかったジンギスカンいただきに、ジンギスカーンさんへ。オーナーさんが来られていていろいろお伺いしながらオススメの盛り合わせをいただく。いやいやめっちゃうまい。結構あっさりしているのでいくらでも食べられる感じ。アイスランドやオーストラリア産とのことやけど冷凍でもちゃんと処理すれば臭みなくいただけるんやな。ちなみにこちらのおみせん前にはジンギスカンの自販機がある。そんなに需要あるのやろうか。

ライトアップされた運河とかいろいろ回って帰る。ガラスの街だけに駅やお土産物屋さんにもガラスのオブジェが展開されていた。

2022年11月 6日

小樽から札幌

今日も小樽散策。ちょっと歩くと歴史ある家が出てくる。

旧手宮線の線路跡を歩く。まず、廃線になってから35年は経っているのにちゃんと周囲が整備された状態で1.6kmの散策路になっている。市が沿線を買い取って整備しているそう。しかも駅舎も復元されている。すばらしい。運河ばかり注目されているのが勿体無い。

運河の北側を散策。まわりはブロック塀の重厚な倉庫が残っている。公園が出てきてちょっと休憩。よく見たら歩道にカラフルなガラスのかけらが埋め込まれている。こういうのいい。

運河の北側は港になっていて個人持ちや観光クルーザーが並んでいる。そんななかシンボル的な北海製缶の工場兼倉庫の佇まいが異彩を放って見えた。100年近く埋立地に建てられた4階建の鉄筋コンクリ。老朽化で解体に危機になっているそう。維持できないので会社は解体しようとしたが小樽市がなんとかできないかストップをかけているそう。残せるといいのやけど。

小樽運河の南の方へ。こちらは商店がズラーっと並び観光地感がぐっと増す。その端っこにはルタオ本店がある。ルタオのポップアップストアで冷凍のをたまに買っていたが、ここだと生のドゥーブルフロマージュがいただける。もう全然違ってチーズ感が強い。またこちらのお店は塔があり上に登ると街並みを見渡せるようになっていてこれもいい。

中心地に戻って芸術村を一気に回る。小樽芸術村は銀行や倉庫だったところをニトリが公益事業で運営されている4館からなる美術館の総称。時間がないので早足で。

ステンドグラス美術館。近年イギリスの教会がけっこう取り壊されているそうで、そこで実際に飾られていたステンドグラスが展示されているとのこと。主に19世紀後半のものなのでガラスがまだまだ綺麗なのと、描かれているのも中世の華やかな時代から、近代の大戦までイギリスの歴史が長く見られるというところも良い。

大きな倉庫を改装して作られた西洋美術館。アールデコやアール・ヌーヴォーの照明などのガラス工芸に始まり、実際の部屋を再現するような展示方法で家具や装飾品と共に美術品が展示されているところもおもしろい。

旧三井銀行小樽支店では、銀行の建築がそのまま展示されている。京都などでも見た昔の銀行って感じの吹き抜けで木や漆喰で細部にまで意匠が施された柱のロビーに始まり、よかったのが地下の貸金庫室。絵に描いたような分厚い鉄の壁にとにかく厳重なロックの仕掛けなどもそのまま見られる。

そして似鳥美術館。ステンドグラスギャラリーに始まり、横山大観などの日本画、高村光雲の木彫から岸田劉生、FUJITA、佐伯祐三といった日本人から、少しづつとはいえ、ルノワール、シャガールと有名どころを押さえた似鳥会長のコレクションが展示されている。地方でもこういった教科書で見る名前の作品の本物が見られるというのは地元の人にとっても良いところで、こういうのすばらしい事業やと思う。

小樽から札幌へ。

飛行機の時間まで札幌散策。まずはなんといっても時計台へ。思ったよりビル街の真ん中にありちっちゃく見えてしまうが、場所は少し移設されたそうだけど、ここにこのまま残っているのは素晴らしい。中に入るともともと学校の演舞場(今なら講堂)ということで廃校になった小学校をリノベした施設のような、暖かい雰囲気があって良い。1階は時計台の歴史。2階は講堂になっていて、演奏会や講演会が行われるのだそう。また、時計台の時計の姉妹機が展示されていてどういう仕組みで動いているのかを見ることができる。なかなかおもしろかった。

どうでしょう御殿とか言われちゃてるHTBのビルを見つつ、テレビ塔から大通公園を散策。色づいていていいタミニングでこられた。道庁にご挨拶と思ったら、改装中のようで見られず残念。最後に、すっかりわすれていたスープカレーをいただく。

新千歳空港から名古屋へフライトで戻る。北海道といえば大自然というイメージやったけど、今回はわりと北海道ならではの街歩きを楽しめた。今度は北の方かな。

名古屋着。e-Wingが復活してくれたのが嬉しい。

2022年11月12日

伊勢志摩ドライブ

アクセラ君ラストランで、やはり伊勢志摩ドライブへ。
早朝パールロードの展望台がいい。

英虞湾の多島景が楽しめる横山展望台とその周りの展望台へ。今日は空いてた。
ちなみに富士見台というところがあり、富士山が見えるそう。いやいや遠すぎるやろ。
横山展望台が人気やけど、その奥も広々した展望台が作られており、こちらの方がさらに空いていておすすめ。

英虞湾の入り組んだところにある登茂山展望台へ。西向きなので夕陽が綺麗そう。海側に降りると次郎六郎海水浴場に出る。まあ泳げはしないけど、砂州っぽい海岸。波が穏やかなのでカヌーとか楽しめそうなところ。

桐垣展望台へも寄ってみた。こちらも立派なテラスが作られていた。

ここまできたらみさきの家にも寄る。ついに閉鎖になるとのことで、思い出の地がなくなるのは残念。
大粒カキフライいただいて志摩を後にする。

今年はまだ来られてなかったお伊勢さんにお参り。コロナはどこへやらという感じなほどめっちゃ人が多い。さすがにここまで多いのは久しぶりやな。でもこれがお伊勢参りという感じがする。
赤福も店内でいただくのは断念し、白餅黒餅を持ち帰りで購入。黒糖の黒餅がいい。

ちょっと悩んだ結果、楽したいので伊勢湾フェリーで帰る。天気が良いタイミングでラストランできてよかった。と思ったが、ディーラーから連絡が来て納車がしばらくかかりそうで、ラストランにはならなさそう。

2022年11月19日

アクセラ君ラストラン 身延-蓼科

さて、結局車検が切れるギリギリまで乗ることになったアクセラ君のラストランへ。
この九年アクセラ君で何度来たことかわからない身延山久遠寺へ。紅葉真っ盛りのいいタイミングで来られた。
今日はドライブがメインやけど、やっぱり石段は登る。

早川町の奥の奈良田温泉。こちらもここ数年何度か来ているところ。今日は 奈良田温泉七不思議の湯 白根館へ。
源泉100%掛流しの含硫黄-ナトリウム-塩化物泉。pH9.1の好きなやつ。基本透明だが、気候や気温、硫黄の量で、グリーン、白濁と変化するとのこと。今日は透明。元は旅館だったのだけれども今は日帰り温泉のみということで、建物は秘境の民宿そのもので、雰囲気がいい。内風呂は総檜風呂の熱め、露天は石造りでぬるめで、行ったり来たりでいい感じに長く入れる。ここまでくるといつもどおり鍵屋さんでジビエいただく。エメラルドグリーンの奈良田湖はちょっと水位が低くていまいちやったかな。

農道をぐるーっと周り、長野に入り、富士見町のカゴメファームに、蓼科方面への八ヶ岳の麓の農道からのビーナスラインで、夕食の食材をいろんなところで購入。

今回の目的の蓼科湖。
早めに着いちゃったので、蓼科湖を散策。標高1,250mにある周囲1kmの農業用の溜池。それらしく下流(?)には分水工があった。道の駅側は少し明るく、それ以外はホテルやロッジ、キャンプ場で小さいながらレジャースポットになっている。
当初、アクセラ君ラストランなので湖畔のオートキャンプ場に行こうとここを選んだのやけど、どうも夜中は氷点下まで下がるということで、ロッジに変更。そもそもせっかくキャンプ場を予約したのに雨降ったりしたさいにロッジも利用できるというコンセプトなのだそう。見るからに業務用のキッチンを自由にということで、買ってきた食材で夕食作る。

2022年11月20日

アクセラ君ラストラン 蓼科-浜松

早朝、温泉一番風呂いただく。よい。

朝の蓼科散策。今日は曇りで残念だが、たぶん氷点下できりっとした空気が気持ちいい。

ビーナスラインを進み、女の神展望台を目指す。晴れてりゃもっとええのやろうけど、標高1,700mから八ヶ岳、南アルプスとその裾野(といっても標高1,200m超え)が見渡せる。

蓼科湖へもどり、蓼科温泉 小斉の湯へ。おしゃれな感じのペンションが多い中、こちらは風情ある温泉旅館だったところで今は日帰り温泉になっている。三室温泉の源泉かけ流しのナトリウム-塩化物、硫酸塩温泉でPh 3.15の久しぶりの酸性泉。山の傾斜に複数の露天風呂があり、蓼科湖の方を見下ろせる感じになっている。すばらしくいい。男女それぞれ露天が2つとうち風呂がある。少なくとも男湯はそんなに広くないのだが、他にお客がいなかったので悠々独泉を楽しめた。ここいい。もうちょっと近かったらなぁ。

諏訪周りの気になってたお店など寄ってみるも予約だったり、まだ開いてなかったりで、ワインとか買いつつ、ちょこちょこ寄りながら結局お昼は下部のボロネーゼいただく。安定したおいしさ。

いろいろ寄りながら夕方浜松へ。
というわけで、14.4万キロ、車検切れギリギリまでありがとうアクセラ君。いやいや走ったなぁ。
新車が間に合わなかったのでしばらくは代車のハスラー君に乗る。

棚田バンク

今年もまつだいの棚田バンクの棚田米が届いた。正直ベースのレポート付き。結局稲刈りにいけなかったなぁ。

2022年11月23日

まつださん納車

MAZDA3納車。なんか数字だと呼びにくいのでまつださんにしよう。
とりあえず豊橋までドライブしコーティングに出す。その間、ひさしぶりにコロナの湯などなどで時間過ごす。