狩野川を登って行くルートで。
沼津はサクッと抜けて伊豆の国市へ。
世界遺産登録なるか、で盛り上がっている韮山地区へ。韮山駅から、観光ルートはこちらですという感じで綺麗な広い歩道道が伸びていた。
もともと、北条家や頼朝のゆかり地であったり、廃藩置県の際に県庁所在地となっていたということもあり、代官所である江川邸などの旧跡が点在している。
で、その江川邸へ。
大きな門をくぐりまっすぐ行くと玄関ではなく少し広い所に出て主屋へつながり、もうテレビとかでよく見る絵に描いたような代官屋敷。
玄関は横手にあり、土間と言っていいのかというくらい広く吹き抜けのある土間に、大砲、銃(というより短筒といったほうがしっくりくる)など鋳造品がずらっと展示してある蔵があった。
主屋にも入ることはできて江川家や伊豆の資料などが展示してある。ポタじゃなければゆっくり見たかった。
江川邸から韮山の集落を越えた先にある韮山反射炉へ。黒船来航時に建てられた日本初であり、現存する唯一の実用できる反射炉らしい。
さすが世界遺産確定ということもあって観光客が多い。とくに外国の方が目立つ。意外。
江川邸でも多くの鋳造物が並べてあったが、ここで作ったということやなというのがわかってセットでみるといい。Xの鉄骨が印象的だったが、これは1980年代につけたものらしい。逆にこれなしでよく立ってたなぁ。
ここで作ったわけではないと思うが、反射炉をかたどったマンホールもちょっといい。
さらに狩野川を登る。登ってきたはずなのにだんだん川幅が広く、緩やかになってきたので、なんか降ってきたように錯覚する。
修善寺へ。狩野川はかなり登ってきたけどほとんどフラットだったので以外と早く来れた。が、修善寺だけは山の上。
さすがに中伊豆のメインの観光地で人がいっぱい。ただ、散歩する所であってポタるところではないなぁ。
当初の予定では、帰りは電車で戻る予定だったが、以外と早く修善寺まで来れたので、そのまままっすぐ狩野川を下り、スタートへ戻る。
でも、まだ時間があったので、西伊豆までドライブ。
距離がそんなにないのにいろいろ景色が変わっていくのとフラットだったので、狩野川をゆるゆるポタルのは楽しめると思った。