2004年8月11日

有馬温泉

実家から75km,2時間ほど(意外と近い)
有馬温泉街は、それほど広くなく一箇所に固まっているのでゆっくり回っても時間かからない。
遠くからの人もそれなりに多いが、他の名湯と比べると地元近くの人が多いような気がした。
ちなみに有馬は神戸市北区らしい。知らなかった。

有馬温泉には、ゴボゴボと音を立てているものやそうでないもの含めて泉源が7つほどあった。
泉質は大きくわけて空気に触れると赤褐色に変色する金泉と呼ばれる含鉄強食塩泉と、無色透明の銀泉と呼ばれる、炭酸泉、ラジウム泉、弱食塩泉の4種類。
この狭い範囲で泉質や温度が異なる泉源があるのがすごい。
泉源のうち、銀泉と炭酸泉源は飲めるようになっていた。銀泉は塩分と金気臭で飲みにくく、炭酸泉源はサイダー発祥の地と呼ばれるように砂糖の入っていないサイダーのようにその名のとおり炭酸水であった、こんなのが湧いてるってのが不思議な感じがした。

温泉は金の湯に入る。ここは金泉と銀泉があり、銀泉は普通の感じであるが、金泉は含鉄強食塩泉で、見た目は赤褐色で湯の花ならぬ鉄が浮いている感じで、タオルに湯をかけると見事に染まった。そして異常にしょっぱい(海水の3倍あるらしい)。
そのような湯なのであまり長くつかっていられないし、あとは流して上がったので効能は感じられにくいが、入っている間は濃厚な湯を実感できた。
また、足し湯も循環もしていないのがよいところ。

その後、炭酸泉源の水を元に作られた有馬名物炭酸せんべいを買い、黒豆のタルトをいただく。

これにて、日本3大名湯を制覇できた。(3つとも比較的近くにあってよかった。)