2021年8月 9日

久しぶりのミュージアムざんまい

国立新美術館での日美展他の公募展。昨年開けなかったこともあり今年は2年分のすごい数の展示。公募展らしくいろんなレベル視点の展示があり好みのタッチのものを探すなどで違った楽しみができる。

ずっとこれずに残念だった2121DesignSiteへ。人気のルール?展だけど整理券配って人数制限されているので安心。
自分がルールにはまってしまっていることを意識し、時に疑い、考えていこうという社会的なところにたいして向き合おうということをデザインを通して考えられる、ここらしい展示。

三菱一号館美術館での三菱の至宝展へ。前半後半合わせて12の国宝、31の重文を含めた、タイトルのままの三菱のお宝を集めた展示。次から次へと出てくるけどやっぱり曜変天目はすばらしい。

こちらもリニュアルしてからずっと行けてなかったアーティゾン美術館へ。事前予約制で人数制限されているのもいい。
以前のブリジストン美術館は、天井の高さなのかフロア構成なのか、どことなくオフィスビルの中に入っている感があったが、アーティゾン美術館はビル丸ごとアートという感じがすばらしくいい。
今回のSTEPS AHEAD展は、現代アート中心の新収蔵90作品はじめ300展ほどの展示。キュビズムからの抽象画などがまとめて展示されており、建物だけでなく美術館自体が進化していくと感じられるコンセプト通りのいい展示やったし、久しぶりにまとめてマスターピースな絵画を見られたのがとてもよかった。

2021年8月10日

但馬・城崎

但馬エリアを回る。
でも豊岡までは京都縦断し日本海側から入る。せっかくなので久美浜湾をぐるっと回る。湾といっても海とは細く繋がっている汽水湖とのこと。
ちっちゃい時に来たきりやったのででっかいイメージがあったけど、一周30kmもない小さなところに、東と南に町。西に河岸段丘と幅広く楽しめる。

豊岡を通過して一気に西に進み餘部へ。餘部は鉄橋で有名やけど、ほんとに鉄橋部分に小さな集落があるところ。
今は鉄橋も新しくなっている。駅と展望施設「空の駅」が上にあり、観光も兼ねてのエレベータがあり便利。高さ40mだけど、山に挟まれているだけあってもっと高く感じる。
昨日低気圧が通過したところというのがあって、波が半端なく高く、川を波が登っていくのがちょっと怖い。

豊岡市に戻り、玄武洞へ。玄武岩の柱状節理の壁を人が削ったので洞となったそう。伊豆のとくらべると柱状が細いのがアートな感じ。
玄武洞だけなのかと思っていたら、すぐ近くに青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞の洞窟があり全部合わせての玄武洞公園となっている。
青龍洞の柱状節理がさらにぐにゃっと曲げられた様子と、池が前にある神秘さいい。今年は奇岩づいてる。
目の前には玄武洞ミュージアムに豊岡鞄を中心にショップやレストランもある。

さて目的の城崎へ到着。宿はつちや旅館新館おUTSUROIさん。純和風な旅館が多い中、超和モダンなお宿。こちらの身内の方でもある山田毅さんによる但馬近辺の風景を描いた作品でできている。1階のカフェもいい感じ。
城崎といえば外湯巡りで、城崎に泊まると外湯のパスがもらえる。温泉街を散策。城崎は大溪川(おおたにがわ)の両岸に柳と温泉街らしい街並みが広がる。
まずはその名の通り駅前にある駅舎温泉さとの湯。一番近代的で、3階建ての2、3階が温泉。3階の露天からは円山川がみわたせる。
つぎは、地蔵湯。タイルばりの浴室。真ん中に湯船、周りに洗い場という広い空間になっている。また家族用に小さな湯船も用意されている。ただ、基本露天しか入ってないのとお湯が熱いので長くは入れない。
続いて柳湯。見た目お土産物屋さんか商店かというくらい小さな建屋で、湯船が小さいのですぐに混んでしまうけど、中も木が多く使われていて、照明もオフ気味なので風情がある。たまたまか誰もいなかったので気持ちよかった。
とりあえず、どこも熱いのでここらで外湯巡り一旦休憩?城崎らしく海鮮丼をいただく。写真忘れた。

宿に戻り少し休憩して、夜の城崎散策と外湯巡り再開。
一の湯。ここはカーブしたところにあるので目立つ位置に歌舞伎座のような建屋と存在感のある大きなところ。
露天があり岩に囲まれた洞窟風呂が印象的。
次は、御所の湯。こちらは立派な門構えに池にとお寺のような雰囲気。内湯は天井高く露天と繋がっているので開放感ある。
そして、まんだら湯。こちらは中華風の門構えで、柳湯のようにコンパクトながら照明オフめなので風情あるところ。露天につぼ湯がある。
外湯はもう一つあるのだけど、今日は定休日。

2021年8月11日

但馬、豊岡

昨日入れなかった鴻の湯へ。ちょっと早めに行ったので一番風呂をいただく。
温泉街の宿の並びから少し離れたところにありまたシンプルな作りで落ち着いた静かな雰囲気、庭園風露天風呂もぴったり。
朝の温泉街を散策。夜と違って静かな佇まい。

朝食は宿の一階のカフェでいただく、フレンチトーストのセット。ゆっくりいただける朝食はいい。
こちらの宿の方が日本画をやっておられるそうでギャラリーがあったり、気がつけば館内や部屋の壁画も山田毅さんによる但馬地方の絵で飾られている。
これまでたくさん温泉街を回ってきたけど、若い人でこれだけ盛り上がっているところはめずらしいと思う。花火などのイベントがありつつも特別何をやっておられるでもない。場所がいいわけでもない。きっちり温泉街を育てておられる感じで、こういうことで残っているのがすばらしい。

豊岡市街へ。豊岡といえばの鞄ストリートへ。曜日的にお休みのお店が多いのもあってかちょっと寂れた感はいなめないが、鞄の自販機やら鞄型のベンチやらが出てくる。
そんななか開いててくれたMaison defさんへ。こちらの方がデザインし、豊岡にある鞄の部品屋さんと一緒に作り上げたシンプルデザインのモノがずらりで、どうやって作ったのかなど伺えて楽しく買い物できた。やっぱ現地やな。

なかなか行く機会がなかった出石へ。先があるのでお蕎麦だけいただく。
出石そばは小皿に少しづつ盛られ、いくつかの薬味と共にて出てきて、小皿ごとに薬味を変えながらいただけるので飽きずに10皿はいただける。

最後に、今回の目的、木の殿堂へ。森の中に直径50mほどの同心円で建てられた杉の柱と梁の安藤忠雄さん設計の建築で、兵庫県立の自然学習施設。
木や森について学べる企画展があるので、ぷらっと立ち寄ることができる。なんといっても円形に配置された太い杉の集成材の柱が印象的で、これ見るだけでも価値がある。円形に繰り抜かれた中央部からはきっと太陽を感じられる日光が差し込むのだろうけど、ちょっと天気が残念。

木の殿堂の外には安藤さんらしいコンクリ打ちっぱなしの展望台がある。森の中に突っ込む形でまっすぐに伸びた橋の先にあるので、開けた時の感じがとてもいい。

但馬一部だけやけど回れた。肉食ってない。

2021年8月13日

上賀茂神社

上賀茂神社へ。国宝の本殿の特別参拝をやっていた。
並んで建つのは珍しいらしい本殿と仮の権殿の両国宝を拝観できる。21年に一度の式年遷宮が行われるそう。

2021年8月25日

ピスタチオ

今年はピスタチオブームらしい。でも、これはあまりピスタチオっぽくない。

2021年8月28日

藤枝

藤枝へ。 水出しコーヒーの種類が多いと聞いたカフェバロックへ。ミュシャな感じのお店。メニュー見てあまりに多いので飲み比べを注文。けっこういいお豆のを5種類少しずついただける。改めてくらべるとこんなに違うんだと感じつつ、でもがっつりマンデリンがいい。ケーキセットが+150円とかなりリーズナブル。
新勝寺でいただいたお守りをしばらく返納できそうにないので藤枝成田山新護寺で返納。 藤枝は駅前やその北側の旧国1沿いのレストラン街なイメージだったのだが、こちらのお寺を中心とした商店街などの旧市街があるの知らなかったが、旧宿場町な雰囲気があっていい。
蓮華寺池へ。池の東側には新しいレストランが並びいい感じで発展している感じがした。 その中のラパピージェさんでジェノベーゼピザをいただく。窯焼きなのとガッツリなピザに、サラダビュッフェがあるのがいい。
蓮華寺公園へ。水浴びしたり、ジョギングしたりなど家族連れ中心にちょうどいいくらいで賑わっている。時期的にもいい感じでハスの花が咲いていた。目玉でジャンボ滑り台があるのだがそれでもなく自然となってるいいところ。
最近気に入ってる、GoogleMapで展望台を検索して行ってみるで、蓮華寺池公園の展望台、富士見平展望台へ。少し登っただけで藤枝、焼津の平野を一望できる。めっちゃ天気がいいのだけれども富士山見えず。夏やし仕方なし。 ここは海抜110mなのだけど、若王子古墳群になっていて28基の古墳があり、麓の博物館でいろいろみられる文化的にも良い場所。 近所でもまだまだみるとこあるな