2010年10月16日

瀬戸内国際芸術祭 男木島

10月いっぱいということで、今月に入ってから激混みの瀬戸内国際芸術祭がてら瀬戸内の島廻り。

瀬戸内国際芸術祭は「アートと海を巡る百日間の冒険」と題されている通り、7つの島と高松港を舞台に、18の国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、16のイベントが参加するイベント。

アクセスの関係でまずは電車で瀬戸大橋渡って高松入り。
高松駅についてまっすぐ港へ向かっていくと女木島、男木島フェリーがもうすぐで来るってことで、そのまま切符買って乗り込む。さすがに混んでいる。
で女木島経由で男木島到着。フェリーから降りるさいの戦の始まりみたいな感じがおもしろい。

港には、さまざまな言語の文字が並んだ半透明の空間と、カラクリンが出迎える。最初に出会った作品から、すごくおもしろい。

男木島は、港からすぐに始まる斜面上に家が密集して並んでおり、その間を狭い路地がくねくね入り組んでいる。街の中のあちこちに派手にペイントされた壁がありこれも壁画プロジェクトという作品のひとつ。

とにかくおなかがすいたので、「川島猛とドリームフレンズ 」の作品展示会場に併設されている、DreamCafeへ。芸術祭期間限定のお店で、家の敷地をオープンカフェにされている。フィッシュフライや地元の野菜と名産の落花生を使っためおんバーガーがうまい。

道端には、かつて男木島では水不足になると住民が井戸まで汲みに行っていたという話をもとに作られたバケツなどから雨を降らせる作品や、縦に路地が入り組んでいるところからパイプを通して上と下でコミュニケーションできる作品など、島に合わせた作品が各所にあった。

石組みがいかにも島らしく、散歩してていい。
カモ神社にはオーストラリアのカモ島からのユーカリの根で作られたウオールアート。讃岐漆芸を使った一面漆の部屋や家具の展示などの家プロジェクトなどもあった。

男木島で一番よかったのは、オンバファクトリー。こちらも男木島の風土に合わせた作品で、狭い路地と坂とお年寄りが多くて乳母車(おんば)が行き交うということに着目した、芸術祭のために香川で活躍されているアーティスト5人で結成されたチームが作成した、デコオンバの展示。ただの現代アートではなく、ちゃんと荷物も運べるようになっているし、メカ工房らしい納屋の雰囲気もいいし、この男木島で展示する意義もあるし、これこそこの芸術祭に相応しい展示だと思った。ついでにこちらのお宅がカフェになっていてアイスなんかもいただける。お盆にまで「オンバファクトリー」のエンブレムが入っていてかわいい。

さて、次の島へ。