2005年9月25日

歯医者 タッチオブスパイス

秋とは思えない、夏のような感じもするまぶしい空。んな中、朝ご飯を食べてると口の中にガリッとした違和感が。銀の詰め物取れた。というわけで、急いで友人達も行ってる休診日なしのウワサの歯科医院へ。ずいぶんと設備の整ったというか、多少やりすぎな感じのするところで、診療台それぞれに液晶テレビが付いていて、診療台に乗ったままで麻酔待ちの間とかに見ていられる。スゴイ。
歯の方は、どうも虫歯が進行していたらしく、何回かに分けて削るそうな。来週末から10日ほどいないから、早く治して欲しいので今週は平日も通うことに。

朝からそんな調子で、DVDでも見ながら今日はゆるりと過ごす。
「タッチオブスパイス」というのを借りてくる。ギリシャの映画で、ギリシャでは歴代2位の興行収入を得たそうな。
1960年代、コンスタンチノーブールでスパイス屋をやってるおじいちゃんと、主人公である孫の話。ギリシャとトルコの問題によって離ればなれになった二人が十数年経った後再会する、というところから、主人公が人生を振り返る形で話が進んでいく。
「料理の味を決めるスパイスが目に見えないように、大切なものはいつも目に見えない」とか、おじいちゃんの一言一言が印象的。宗教やら歴史上のトルコとギリシャの問題で、ギリシャ人である主人公の家族はトルコを強制退去となり、ギリシャではトルコから来たと言うことで冷たい目で見られた、というところも描かれており、それは監督自身の体験であり、オレには分からないけど、ギリシャの人にはリアルに表現されていてこれだけのヒットとなったんやろなぁ。
「紛争で離ればなれ」という話ではあるが、戦闘のシーンもなく、あちこちに笑いもあり、全体的にほのぼのとした感じの作品。そういう雰囲気といい、おじいちゃんと子供、そして再会というところで「ニューシネマパラダイス」と同じような感じ、といってしまえばそれまでだが、オレとしては、こっちのほうが、ところどころで笑えたり、前半の流してしまうようなセリフが後々つながっていたりと、そういう構成がいい。

この主人公の家族は料理一家で、やけにスパイスの説明をする料理がたくさんでてくるので、いつもなら「晩ご飯はトルコかギリシャ料理」という気分になったろうに、残念ながら今日は歯が痛いのでぜんぜん食べたくならなかった。

コメント[3]

セクシー歯医者、なつかしー!
受付誰だった?ゴトウさん?アンドロイドさん?

ってか、セクシー歯医者、治療遅いよ。
あのセンセーが慎重に治療してくれてるんだろうけどね!

遅いのはみんなの治療日数を見てればわかるけど、
今日(日曜)でも会社の帰りにでも行けることも考えるとね。
今週中になんとかしてもらわないといけないし。

ちなみに、みんなが言っていたのは、誰が誰だかわからんかったです。