2005年8月26日

モーターサイクルダイアリーズ

キューバ革命やそれ以降の南米ゲリラ戦の指導者であるゲバラが、革命家となる前の医学時代に友人とボロバイクで南米縦断旅行に出かけたときの話。
無謀な旅行に出かけた普通の医学生だったゲバラが、旅行中に出会った人々や街から南米の本当の姿を見つけ、後に革命家になる方向へ心が動かされていく感じが描かれていた。

あまり歴史とか民族問題とか詳しくないからか、ゲリラの指導者というと、その人がやったことが正しかったのかもしれんけど、いわゆる「悪者」的な印象を受けていた。しかしコレを見て、少なくともこの人は、おかしいと思うことを見過ごさずに正そうとし、ホントに人のために動かねばということを感じる純粋な心の持ち主なんだなと思えた。英雄と呼ばれるのも分かる。

タイトルだけ見て借りたので思っていたのと随分違ったが、なかなか感慨深い映画だった。

コメント[3]

こんばんは。^^
そういやblog作ってるのは聞いてたけど、ちゃんと読んだことはなかったですねぇ。ググったらめっけたので。
ゲバラ(ゲラハちゃうでー:-)の青春時代を描いたこの映画、観てみたいなぁ、と思いつつ観ていません。^^; 確か革命家ゲバラを描いた映画もあったので(レンタル屋で見た)そちらもどうかな?
私も別に歴史や民族問題に詳しい訳ではなく、ギャラリーフェイクで「ゲバラのシガーケース」かなんかの話があって知っているだけです。^^;

私もこの映画好きー。
もちろん話のテーマとしてるところもいいけど、風景とか音楽とか映像の使い方とか、なんだかいろんなところが素敵な映画だよねぇ。ゲバラもかっこいいし。

>tashinさん
どーもいらっしゃいませ。よく見つけはりましたね。
名前を覚え間違えるほど(笑)知らない人だったのですが、ストーリーに画も楽しめましたよ。ぜひぜひ。(バイクを期待するとイマイチかもしれませんが・・・)
せっかくなので、革命家になってからの話も見てみたいです。


>まちゃ
この映画知ってるとはさすがやねぇ。(ジャケ借りなオレとは大違い。)
たしかに、時折入るモノクロの人物の画とか、遺跡と現代の街の対比とか、他にも気が付かなかった細工があったやろなという感じの映画やったねぇ。
南米って所がいろいろ分かった気がするし、単に小説をリアルに映像化しただけでないところが良いね。