2005年9月 9日

容疑者 室井慎次

室井さんが主人公と言うことだけあってか、いままでの「踊る?」のような"踊る"リズム感はなく、"静"な感じ。
予想通りというところはあるが、いつもと違って、人間味のある室井さんという新たな一面が出ていたところが良い。

個人的には室井さん的存在がスゴく好きなのだが、それはいつもの湾岸署のドタバタの中で登場することでキャラが生きてたようで、この作品では室井さんのキャラがイマイチ感じられなかった。
今までの「踊る」に出てくる強いキャラや疾走してるような話の展開と比べると、はっきりしないというか普通の映画になってたような気がする。それがこの映画のテイストなんだとは思うが、どうしてもシリーズものとして比べると、ちょっと期待はずれを感じる。あと、ドラマの続編であり視聴率がよかったってのもあるが、映画なんやから映画だけ観ても理解できるようにして欲しいなぁ。

このシリーズを見て室井さんに惹かれるのは、キャラの雰囲気だけでなく、一般に言うところの中間管理職的立場にいて部下には自分たちの判断で動くように言い、責任は自分が取ると言うように、腹をくくっているところもある。こんなことはなかなかできないやろうけど、上にいる人ほどそうあって欲しいと思う。(仮に自分がその立場になったときを考えると、エラそうなことを言える筋合いではないが。)

また続編あるのかな?

コメント[3]

さぼり中(休憩とも言う)。:-)
「腹をくくった上司」いいですねぇ。この辺りに居るんでしょうか? (笑)
将来マネージャになるかは定かでないですが、腹をくくれたらいいですねぇ。往々にして理想と現実は乖離するので、自戒自戒。^^;

はっ!感想がかぶっとるっ!

>tashinさん
休憩中(?)にまで来ていただきどーもです。信頼できる部下がいれば腹がくくれるかもしれませんね。上の方は上の方で、こちらからは見えない苦労もいっぱいあるんでしょう。きっと。

>まちょ
おお、そのようで。
でもまあ、あっちこっちのサイトみても皆同じようなこと書いてはると思うで。