2024年7月12日

ポルトガル 1日目 ヘルシンキまで

 

ポルトガルへ。
セントレアから22時発のひさしぶりフィンエア。毎日運行ではなくなって曜日が合わなくなってしばらくつかってなかったけど、今回はよかった。
お値段少しプラスのコンフォートのエコノミー席。乗り込んでから、コンフォートエリアの皆さんでちょこちょこ席を入れ替えて、各組3席使えてさらに快適に。プラス7千円でこれだけつかえるといい。でも利用者少ないからって減便しないでほしい。
ロシア通れないので航路が気になったが、今日は南ではなく北極回りになったので予定より早く着くとのこと。ありがたい。で、北極上空を通ったので、フィンエアさんが出してる北極通過証明書もらうなど。

2024年7月13日

ポルトガル2日目 ヘルシンキ散歩

ヘルシンキ空港は前回来た時から改装されているが、変わらずターミナルが1つなので移動が楽。
なのだが、朝早いから空いてるゲートが少なくシェンゲンエリアへの入国審査が激混み。しかも質問が多いのでえらく待たされる。前はすんなり入れてもらえたのに。
で、ここから乗り継ぎなのだが、6時間半もあるので、24Hカード入手しヘルシンキ市街へ寄るとする。

空港から鉄道で30分でヘルシンキ中央駅に向かう。空港から中央駅までの鉄道は西回り、東回りがありそれぞれ10分おきにくるのでほぼ待たずに乗車できる。空港駅からはこの2路線しかこないのとどっちも乗車時間は同じなので、とにかく来た電車に乗ればいい。便利。ヘルシンキ駅はあいかわらず堅牢な城塞のようにどっしりかまえていて風格がある。
日本みたく朝から暑いわけではなさそうなのでトラム利用しながら散歩するとする。

土曜の7時ということやからか、街はまだ全然起きてない感じでほとんど人は歩いてないし、店も空いてない。ということで、記憶を頼りにヘルシンキ大聖堂を目指す。

ヘルシンキ大聖堂。土曜やからお昼かららしく開いてない。あと工事中。
せやけども前回来た時は真冬の元老院広場だったので、今回は花壇に花咲いてるし、オープンテラスのカフェも机が並んでるなど、違った雰囲気を楽しめた。

港からすぐ東にあるカタヤノッカ半島へ。短い橋一本でがらっと雰囲気が変わり、赤煉瓦やアールヌーボ建築が多い。前回来た時、ウスペンスキー大聖堂に圧倒されたなと思い出して行ってみたが、こちらも入れるのはお昼からだそう。ま、この丘から街を見下ろせるのがいい。

港の朝市のお店が開き出したので寄ってみる。で、朝食いただく。ちゃんとパンを温めてくれたり、各お店でテラス席を用意してくれているのでありがたく、気持ちよくいただけるのだが、パン2つとコーヒーで2千円越え。ぬー円安。

ポホヨイスエスプラナーディ通り。前回買い物したマリメッコにイッタラにアーリッカ、まだ開いてない。

トラムでヘルシンキ西側プナヴオリのかもめ食堂へ。もちろん開いてないがみたかったので。
前回行った時はフィンランド料理屋さんやったけど、店頭に貼ってあるメニューを見ると、天ぷら、ラーメン、さしみ、揚げ出し、などなど庶民の日本料理屋になってた。あー夜来たい。
下町感あるとこ散策。しかしどこも開いてない。

駅の西側トーロー地区へ。ここは近代美術館、中央図書館、コンサートホールなどの文化的なえりあで、あたらしい近代的な建物が並ぶエリアと住宅街となっている。

そしてトーロー地区でここだけはもう一度行きたかったテンペリアウキオ教会。岩をくり抜いて作られた円形の教会。天井はガラスと24mの銅板。積極的に自然光を取り入れている広い空間が独特。わかっていたのにもう一回感動できた。

ヘルシンキ市街3時間半ほどやったけどいい散策ができた

ヘルシンキ空港に戻り、ラウンジで昼食とり、ポルトガルへ。

ポルトガル2日目 リスボン中心地散策

ヘルシンキからどういう航路やったのかよくわからんが、大西洋っぽいのが見えてきた。初大西洋。
で、テージョ川っぽいところに入り、長い吊り橋 4月25日橋が見えてきて、オレンジ屋根の街のリスボンが見えてきて、空港に到着。暑い。
シェンゲン内から来たからかシンプルな空港。リスボンカードなどのお得カードを入手すべく観光案内所へ、行列覚悟やったけど結構空いててあっさりそろう。
ホテルまでの車を手配していたが、運転手さんがサインボード持って待っているわけでなくて、Meeting Pointというところがあり、そこのサインボードに名前が書いてあり、係の方に"これオレ"というと運転手に連絡してくれて、乗り場まで連れて行ってくれる、というシステム。この連れて行ってくれはる係の人はどこの社員になるのやろうと気になりつつ、スムーズに乗車。
たぶん日本なら、次行く場所を案内されて一人で行って、そこでまた説明して、というのを繰り返すので、こうやって連れていただけるシステムはありがたい。

車はライドシェアなのが来るのかなと思っていたが、車は自家用車っぽいが、ドライバさんはちゃんとした服着たツーリストと札を下げていた車で、何かに加盟している人らしくライドシェアではなさそう。
空港から車で30分弱で宿のあるロシオ広場へ。オープンテラスのレストランが並んでいる活気のある広場。広場に面しているMyStoryHotels Rossio。ホテルというよりアパートメントという感じの建物で気楽に過ごせそう。部屋はいかにもデザイナーズホテルらしい感じで、ちょっとお値段プラスしてロシオ広場側にしたので、窓からは広場にその奥に丘の上の城塞も見えてよい。

結構疲れているが、 まだ17時で日没まで4時間もありまだまだ明るいので散歩に。リスボンの公共交通機関乗り放題のNaveganteの48時間を購入(カードには24時間としか書いてなかったけど48時間といったら48時間に設定してもらえたらしい) 6.8ユーロ/24時間。4回乗ったら元取れるくらい。
ホテルがあるロシオ広場は中世から民衆の反乱や祝祭、闘牛、公開処刑が行われていた、まぁ昔から人が集まるところで、今は観光客のミーティングポイントになっている感じで、ラテンっぽく活気を感じられる。が、そんなやかましくないし、レストランの呼び込みもわりとあっさりで好感が持てる。モザイクタイルで波のような模様がつけられた石畳も綺麗でいい広場。
坂が多いリスボンやけど、ロシオ広場は平地なので疲れないかと思いきや、細かい石畳がガタガタで歩きにくい。ポルトガルはだいたいこれやった。でも気温は25度程度で風も涼しいので快適に過ごせそう。その点はアスファルトじゃなくて石畳なのに感謝。
観光名所にもなっている丘の上に登るためのサンタジュスタ・リフトが激並びだったので先に夕食。今回のホテルの系列店で割引がきくレストランに。18時はまだ夕食時間ではないようで、空いていたし、すぐに料理が出てくるのでありがたい。で、いつものように、初めての地であったかいスープを飲むと緊張が和らぎ落ち着く。

歩行者専用のアウグスタ通りで勝利のアーチ凱旋門をくぐるとコルメシオ広場に出て、もう海峡にしか見えないくらい川幅のテージョ川沿いを歩く。19時やけどまだ昼みたいに明るいし人も歩いている。

カイスドソレ駅から街の方に。PinkStreetという、ま、道がピンク色になってるところで、ちょっとだけ傘祭っぽく飾られていた。カラフルで楽しい。ここでみられてよかった。
サンパウロ通りを西に少し進み、ビカのケーブルカーに乗ってみる。
ちなみに、リスボンのバス、路面電車、ケーブルカーはCarris社が運営しており、路面電車やケーブルカーもバス同様に路線番号がついていてビカのケーブルカー(ビカフニクラ・Ascensor da Bica)は53Eバスと書かれていて、ちゃんとダイヤもある公共交通機関。普通に乗ると4ユーロほどのようだが、Carrisの一日乗車券で乗れる。
2台の客車がセットになっていて片っぽが上がるともう一方が下がるケーブルカー方式。全長250mほどでほぼまっすぐ上がっていく。たった250mと思うが、斜度11%もあるのでありがたい。ちなみに、下の駅には駅舎があるが、上の駅には駅舎どころかプラットフォームもないところで終点。だからこそ、停車中の車両込みでテージョ川まで見下ろせる絵になるところ。いい。ポルトガルって感じ。

そろそろ宿に戻る方向で進む。さきほど激混みやったサンタジュスタ・リフトが空いていたので乗ってみる。こちらもCarrisの48時間乗車券で乗れる。なにげに、ケーブルカーとリフトだけで24時間カードを十分元取れるくらいのお値段。
リフトはケーブルカー同様にレトロな感じがアトラクション感あっていい。リフト上から見える景色は、陽がかげってきたのもあって、オレンジ屋根が映えてリスボンのイメージでいい。
とりあえず用もなく上に登ってしまったので、急な坂を降り、ホテル裏にあるスーパーでいろいろ買い出し。

部屋になんか箱があるなと思って開けたらエッグタルトが入ってた。箱なんやとエッグタルトの街を感じる。

2024年7月14日

ポルトガル 3日目 シントラ

毎度ながらあまり寝られず5時くらいに起床。まだ暗い。
6時くらいになって明るくなってきた。城塞側から陽が登ってくるのでシルエットがかっこいいと窓辺に椅子置いて朝を感じて朝食会場へ。朝食は7時からなのだけどだれも来ないで貸切状態。日本のホテルやったら並ぶのに。
今日はシントラから大西洋の現地ツアーを申し込んでいるので、それまでちょっと散歩でサン ペドロ デ アルカンタラ展望台を目指す。
宿のすぐ北隣のロシオ駅前からレスタウラドレス広場へ。ロシオ広場からすぐにこういう広場があるというのが、いかにこのエリアが重要やったかを感じられる。ちなみに西側にも2つ広場がある。ロシオ広場は宿やレストランが取り囲んでいるのに対して、こちらは駅や郵便局、なんとか協会などで雰囲気が落ち着いている。

サン ペドロ デ アルカンタラ展望台までのグローリアのケーブルカーに乗ろうと思っていたのだが、まだ動いてない。8時やのに。
ということでしかたなくゲーブルカーの線路伝に急斜面を登る。(日本やったら怒られるやつ)
途中、ケーブルカーが2台並べて止めてあった。昨日のビカのケーブルカーは車内が階段上になっていたが、こちらは車内はフラットで坂の下側がめっちゃ高くなっていて、ちゃんとそれぞれの特徴があっていい。ケーブルカーといってもケーブルないなと思っていたら地下にケーブルがあるのが見られた。これはメンテ大変そうやな。上の駅前にはストリートアートスペースになっていてポップな感じ。
上の駅からすぐ隣にサン ペドロ デ アルカンタラ展望台。程よい高さで南のテージョ川から東のサンジョルジェ城を少し見上げ、北の市街地まで見渡せる。混みすぎず、ベンチも程よく、いろいろちょうどいい公園。

レスタウラドレス広場北側の公園がツアーのミーティングポイント。日曜ということもあってかシントラへのツアーはかなりの人数で、5班に分かれてバンで行くとのこと。
まずはシントラを目指す。

リスボンから1時間もかからないくらいで山の中にある避暑地的な街、シントラに到着。いくつかの宮殿、田園風景がひろがる丘、庭園などの文化財などを含めた文化的景観が世界遺産。
ツアーで入っているのは、山の頂上に建つペーナ宮殿に入場。日曜だということもあってか駐車場はいっぱいだった入場はすんなり。そこからひたすら登る。海外のツアーに参加するといつもそうなのだが、なんでもない場所に一旦止まっていろいろ解説してくれる。でも個人的には基本的なところは勉強してきているから先ず建物見たいなぁ。とモヤモヤしつつゲートから15分ほど登ったところで一際派手なペーナ宮殿に到着。

もともとここにあった修道院が1755年のリスボン地震で廃墟と化してしまったなか礼拝堂だけが無事だったそうで、それをフェルナンド王が夏の離宮として贅を尽くして再建した宮殿。あらゆる建築様式を組み合わせて造られていて建築様式の宝庫なのだが、まあ、テーマパークにしか見えない色合いとそして大胆な装飾が独特。

ペーナ山はこのあたりの最高峰(といっても標高500mほど)なので360度見渡せ、西側は大西洋まで見える。
修道院の中は外と違って突然落ち着いた雰囲気になるのはさすが。礼拝堂にあるステンドグラスに書かれている絵にある教会の窓が、実はこのステンドグラスになっているというちょっとした仕込みがあるなど、やっぱりいろいろやりたいんやな。
高所恐怖症の人には通りたくないやろう崖っプチの通路を抜けて、宮殿内部に入る。

宮殿の中庭には、いろんな地方の植物があり、床のモザイク画がポルトガルっぽい。そして豪華な装飾や家具のあるの部屋の数々。気になったのはベッドは小さめ。山の上なので当然ながら窓からの景色もいちいちいい。

ペーナ宮殿をいい角度で見られるテラスに出る。こうやって宮殿自身が見えるような設計になっているのも演出なんやろうなって感じがする。テラスから先は広間が続く。
で、おやくそくのお土産物屋さんなどあって、というところでペーナ宮殿終了。

街の中心に降りて、ここからしばらく自由行動。というわけですかさずもう一個の宮殿、シントラ宮殿へ。

2本の真っ白で大きなとんがり煙突が気になるシントラ宮殿。中世から近代まで王家が住んでいたということで、各年代で増改築を繰り返されいろんな時代の様式をもつ建物。ペーナ宮殿と逆で見た目はシンプルだったが一歩中に入るとやっぱり贅を尽くしている。ヨーロッパの宮殿といえば特に家具に贅沢している印象があるのだが、こちらは部屋の装飾、とくに天井が部屋ごとに違いがあって楽しい。

そしてどんどん宮殿内を進んでいき、一番先端にあたるところには最も豪華な紋章の間。数々の紋章が描かれ金箔で色付けされた緻密な天井画に、360度一面アズレージョの壁。「めちゃめちゃ国力あるで」って感じで見せつけられた。これはみておくべくところ。
で、フロアを降りていくと、すっかりわすれていたとんがり煙突の正体に辿り着く。一面まっしろな厨房の天井がそのまま煙突に伸びていっていた。だからとんがりでボーリングのピン状にやったんかと思いつつ、これって雨降ったらどうなん?と疑問。
庭に出るとまだまだアズレージョの間があったり、ブドウの棚があったり、これまた贅沢をみせつけられた感じ。

思っていたより時間をかけてしまったので、もう一箇所行きたかったが、ここは無難に昼食を取る。
バカリャウ・ア・ブラシュ。干しタラの卵焼きという名前だがほとんどはジャガイモの千切りで。なんとなくお好み焼き感もありぺろっといただける家庭料理。干しタラが手に入りそうなら作ってみよう。ちょっと散歩してると集合時間。スィーツ食べ損ねた。

シントラから西に3、40分でロカ岬に到着。ちょっと曇りで残念ながらも、「ここに地終わり海始まる」の碑とともにユーラシア大陸最西端に立つ。極東の島国からここまできたという達成感があって感慨深い。
最西端到達証明書をもらう。こちらでいう旧字体で名前と日付にシーリングスタンプまで入れてもらえて、なかなかかっこいい。ただB4サイズとかなり大きい。くしゃくしゃにならないように持って帰らな。

ポルトガル 3日目 カスカイス

次にビーチリゾート カスカイスへ。F1やカジノでも国際的なリゾートのエストリルもカスカイスにあるということで、そういう派手な雰囲気もあるのやけど、やっぱりポルトガルでどこかおとなしめ。ビーチリゾートといっても人工砂浜感がある狭さで、これはあるだけかな。すこし離れたところにはビーチパラソフぎっしり埋まっている感じのビーチもあった。ちなみに熱海と姉妹都市らしい。

自由時間なのだが、何も調べてこなかったので事前知識なくとりあえず散歩する。城壁があるとのことで行ってみると、残念ながらもう上がれなかったが、城内は古城を改修したホテル ポサーダやアートストリートになってる。にしても、こういうのがあると、今はリゾート地になっているもののかつてはリスボンの防衛拠点だったんだろうというのがわかる。

要塞から街の方へ散策。通り名の看板がかっこいい。美術館やホテルなど面白い建物が並ぶ。

で、やはり住宅街の裏路地はいい。ってか、ポルトガルは全然ゴミとか落ちてなくて、家もカラフル、そしてなによりうるさくないので、全体的におちついた雰囲気がいい。

ビーチに戻って、ガイドさんおすすめのピスタチオアイスなどなどいただきつつゆっくり過ごす。天気が回復してきてビーチ感がいい。もっとはやく晴れてほしかったなぁ.

リスボンに戻って、最後にサプライズで写真などいただき17時半にツアー終了。

朝動いてなかったグローリアのケーブルカーで再びサン ペドロ デ アルカンタラ展望台へ。東向きなのでやはり夕方はオレンジ屋根白壁の街並みが映える。やはりこの展望台はすばらしい。

丘からロシオ広場に戻る方向で階段や坂を下りる。

ロシオ広場のテラスのあるレストランで遅めの夕食。気になってたタコの足とじゃがいもとオリーブの実を焼いたものポルヴォ・アサーダス。ニンニクと唐辛子で馴染みのある味付けで美味しい。昔はタコを食べる国はほとんどないといってた気がするが、なんやかんや多いやん。

2024年7月15日

ポルトガル 4日目 ポルト

今日はアポローニャ駅の始発でポルトまで。
アポローニャ駅まではロシオ広場からのバスで10分ほど、歩いても30分ほど。夜に雨降って石畳は滑りそうなので、歩くのとか電動キックボードは避けて、始発のバスのれば遅れることもなかろうと思いバスを選択。が、時間になっても来ない。なんなら始発の次のバスも来ない。一方でカイスドソレ駅行きはガンガン来るのに、アポロニャー行きは来ない。おー、電車乗り遅れるんじゃねえかやばいのではないかと思い、途中まで行ってくれるバスとかを探し出したりしてたら、やっときた。後で分かったのだがCarris社が今週の平日はストライキで、適当に減便なのだそう。いっそ全便運休にしれくれたらええのに。
で、発車5分前にアポローニヤ駅に到着。で、滑らないように慎重にでも構内をダッシュし、看板見てる時間ないので、駅員さんっぽい人に電子チケット見せて、どれ乗ればいい?と聞いて、ギリギリ間に合った。

6時半発のIC(特急かな)でポルトを目指す。いちおう1等車の電源付き、進行方向の席を予約しておいたので快適。車窓の風景はリスボンを過ぎるとずっと田舎。それほど高い山もなく、適度に小さな集落や街が繰り返し出てくる感じ。コインブラまではどちらかというと山側、アベイロからは海側という感じに変わり、大きな町が来たと思ったらポルトに到着。リスボンから約3時間半。(ICより上のAPだと3時間ほどらしい)。ポルトの玄関駅、カンパーニャは町外れにあり、ここから乗り換えてポルト中心のサンベント駅にいくのだが、乗り継ぎが悪いのでカンパーニャから地下鉄に乗り、ポルトの北の端から南下するルートで回ることにする。
ポルトの公共交通機関で使えるSUICAみたいなカード、アンダンテに1回(一時間)乗車をチャージして購入。自販機で意外とすんなり買えた。SUICAみたいと聞いてたがプラではなくて紙にチップとアンテナが埋め込まれている簡易的なもの。これでええんや。ちなみにチャージ式とわかってたのにあとで間違ってもう一枚買ってしまった。1ユーロ以下とはいえいやはや失敗。

メトロでカンパーニャからボリャン駅まで移動し、駅前に見えてきた外壁が一面アズレージョのアルマス聖堂。
比較的新しく18世紀頭につくられたそうで、1万6千枚のアズレージョが圧倒的で、聖フランチェスコと聖カタリーナの一生涯が描かれているそうだが、そういうのが教会の外側に描かれているというのが珍しい。というか今でもここまで派手な装飾の建物造らないよ。
中はミサの最中で、写真撮れない雰囲気ながらも入らせてもらえた。中もいたるところアズレージョで、イメージしてたポルトの建物に来たって感じ。
ボリャン市場に寄る。外見は普通のショップが並ぶ建物かと思いきや、中は近代的であたらしい市場。なんとなく朝からやっているイメージがあったのだけど、たどり着いた10時でもまだ準備中が多いみたいだったのであとにする。ポルトガル時間なのかな。

やはり、一番高い鐘楼には登っておかねばいけないとということで、クレリゴス教会へ。ポルトの中心から一直線に伸びる道の終端にあり遠くから見てもわかるくらい荘厳な異彩を放っているが、どうみてもまあまあ坂を上らないかん。
で、たどり着いてみると塔に登るのに人数制限の時間制となってた。運良く30分後のチケットが買えたので、教会を見て(めちゃ豪華)、周辺を散策。近くに世界一美しい書店として有名なレロ書店。1900年頭に作られた見た目にもファンタジーなところ、だが、めっちゃ並んでる。こちらはタイムスロット制じゃなくて並ぶ制らしく、このブロックの横まで、しかも何列か並んでて、1時間どころじゃ入れそうにない。ということでスルーして散策。このあたりはコルドアリア庭園を中心に近代的なモールや大学もあり文化的な印象。アルマス教会ほどではないが、こちらもアズレージョの壁が見事なカルモ教会などを見て、クレリゴス教会へ戻る。

予約の時間が来たので、クレリゴスの塔に登る。普通教会の塔はただ塔に登るだけなのだけど、こちらは、まず教会のバルコニーをぐるっと一周して本堂内を上から見る。そして次に博物館的なエリアがあり、そしてようやく塔に登る。250段ほどの階段で高さ70mのてっぺんに出る。70mなのだけど、坂が多いポルトの高い位置にあるのでかなり遠くまで見渡すことができた。

クレリゴス教会からポルト大聖堂を目指して路地を抜ける。とにかく坂が急。
大聖堂の広場に出る。またここも丘の上なので景色がいい。12世紀に建てられてから改装はされているそうだが、ファサードやバラ窓はそのままだそうで、外から見ても威厳がある。そして大聖堂のドアが閉まっていたので入れないのかと思って後にしようとしたら、横の修道院(かな?)側から入るようになっていた。あぶない。

ポルト大聖堂に入るとまず回廊が出てくる。壁には柱や天井のカーブが額縁のようになったアズレージョ。ゴシックの立体的な形にハマっているのがいい。中庭を見下ろすことができる回廊の2階も壁一面アズレージョ。そしてこちらの塔にも登ることができ、ドウロ川に近いのもあり立体的な街並みを見ることができる。
建てられた当時が残る外観はロマネスク、改築された礼拝堂、回廊はゴシック、玄関はバロックといくつかの様式が見られたのもよかった。

ポルト大聖堂の広場から伸びる階段でドウロ川へ降りる。急斜面にも住宅街が広がっており、道がものすごく入り組んでいる。ポルトガルは道が綺麗なので、そこと比べるとちょっと雑然として怖い印象もあるが、カラフルな家や、玄関までにちょっと階段があるところなど工夫が見られて、見るもの多く目が忙しく、下りていくのが楽しい。まだ着かないのかというくらい下りて、レストランのテラス席に出たと思ったら川沿いのカイス・ダ・リベイラに到着。逆に登るつもりでここに来たら、登り口を見つけるのは無理やろなっておもわれる。
河岸の道なのに水面から少し上に道が作られている。それくらい穏やかな川なんだろうなというのと、河岸の道から見ると建物の1階はアーチのある城壁のような石壁になっていて歴史を感じられ、そこにレストランのテラスがあり雰囲気がいい。

で、いよいよポルトといえばのドン・ルイス1世橋へ。二重構造になっていてまずは下を渡る。ちなみに下は自動車用、上は鉄道用になっていて、両方歩道もついている。この上層の橋と下層の橋の構造をアーチ構造で繋いでいるのが機能性もありデザインとしてもかっこいい。渡りながら見てもかっこいい。この橋も歴史地区の構成遺産。ドンルイス橋を渡るとポルトの対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア市になる。そこからくねくね路地を登る。この路地がカルサーダ・ダ・セーラというらしい。いちいち名前が長い。

坂を上り切ってルイス橋の上層と同じレベルまでくるとモーロ庭園に出る。芝生に座って対岸のポルトを眺めたりもよし。すぐ後ろで生ビール売ってたけどここは我慢。で、さらに登るとセーラ・ド・ピラル修道院へ出る。残念ながら入れなかったが、こちらの庭からはルイス橋越しにポルトを見られる素晴らしい眺望。けっこうライトレールが来るので景色に変化があって長々見てられる。ライトレールは橋の上ではかなり低速で走る。乗客へのサービスというよりもルイス橋を歩く人が危ないからに見えるが、いいサービス。

ポートワインの蔵など見てまわりたかったが、景色眺める方がいいのでルイス橋上層を渡ってポルトに戻る。橋から両岸を眺める景色はもう最高。ちなみに、ライトレールは歩道ギリギリ走るし、しかも名所なので歩行者はめっちゃ多い、レールの上は普通に歩けるしと、日本じゃありえない。でもそれのおかげでこの景色が見られている。

ポルト側に戻り坂を下りた先にあるサンベント駅に寄る。コンオースの壁がアズレージョになっている。通常ポルトにくるとここからなので、これがアズレージョかって感じになりそうだが、散々見てきた後では感動は薄め。順番間違った。とはいえ、やっぱり見応えがある。

で、朝最初に行ったがまだ店が開いてなかったボリャン市場へ。チーズの絡め方が映えるパスタ屋は激混みやったので、泣く泣くスルーして、カットフルーツとかチーズとかてんぷらとかいただき、お土産もいろいろ買い込んで、最後にとなりのアルマス聖堂にももう一回寄る。

うっかりチャージ式の地下鉄チケットをもう一枚買ってしまいつつ、カンパーニャ駅まで戻り、カフェで遅めのランチをいただきAP(新幹線かな?)でコインブラを目指す。
時間よりえらい早くAPはやってきたのやけど、みんながスーツケース入れてくのにめっちゃ時間っかかって、結局遅れて出発。

(毎度のことながら)短時間になってしまったがポルト大満足。みんなにおすすめできる観光地やった。セーラ・ド・ピラル修道院からの景色だけでもみていただきたい。

ポルトガル 4日目 コインブラ

AP(新幹線並?)でコインブラへ。APことアルファ・ペンドゥラールは特急の車両でさえグラフィティにされちゃってる中、めっちゃ綺麗で当然中も綺麗で快適。なおコインブラ中心までは本線では行けず、コインブラB駅で乗り換えて、そこから1駅でコインブラ駅へ行く。コインブラB駅は主要な乗り換え駅なのだが、田舎のこじんまりした感じの駅。乗り継ぎがまあまあ良かったはずのコインブラ行きのが来ないし、放送もない。ま、15分遅れはオンタイムってことやな。で、5分もない路線に乗ってコインブラ駅へ。

コインブラはかつての首都で、今はポルトガル第3の大都市だが駅はコンパクト。コンパクトすぎてキオスクも小さめ。でも表に出るとやっぱり立派な宮殿感のある門構え。モンデゴ川沿いを歩いて、さて、目的のコインブラ大学はと見てみると、えらい上にあるのを見て、今日は坂ばかりやなと思いつつ坂を登る。下町感ある道に、川を見下ろせる感じもいい。対岸の修道院も行きたいが今日は時間がないな。

コインブラは創設700年のコインブラ大学の建造物群を中心として発展してきた大学都市ということで、丘の上のアルタ地区と坂下のソフィア地区が世界遺産になっている。で、回れるだけ回ってみようとまずはアルタ地区の旧大学へ。入り口は重厚感ある鉄の門。鉄の門には卒業式恒例イベントのリボンを焼くお祭り跡が残っていたり、床には知恵の女神ミネルヴァの紋章。門の内側にはふつうに環境客も入れて中庭に出る。屋根はオレンジで回廊がある宮殿という感じ。いろんな建物があり長い年月で増改築されてきた、という感じで大学の雰囲気はない。中庭はコの字型になっており、空いてる一辺からは街を見下ろせるようになっている。コの字の端っこには観光のメインのジョアニナ図書館があるが、タイムスロット制ですぐに入れないとのことで、街や教会の中をみたいのもあり、悩みあきらめる。

丘のてっぺんには今の大学があり、こちらは近代的な建物だが、学生はけっこう黒マントを着て歩かれている。服装の方が中世な感じ。あちこちの建物にユネスコの世界遺産のプレートが建ててあり、とてもいい。
新教会へ。教会としてなじみのある白くシンプル、でも中に入ると広く、静かで、そしてポルトガルらしく豪華な祭壇。教会前の広場の駐車場もあわせて地元の方用という印象がいい。が、ここは丘の上ということで、よくここまで資材を運んだなと思ってしまう。

ソフィア地区を目指して丘を降りていく。ゴミ箱にも世界遺産というかユネスコのロゴがあり、綺麗に守っていこうという印象がある。今度は旧教会。旧の名の通り石の色合いもロマネスクな感じも存在感がいい。奥にある回廊も見ることができゴシックな感じの中庭も静かな佇まいがいい。

どんどん降りていく。あちこちに案内看板があり、世界遺産の構成だか関連資産はユネスコのマークがありわかりやすい。ので、いちいち回り道、寄り道。ちょっとしたトンネル住居や塔なども構成遺産みたい。他にも、Fadoやってるカフェや、大理石使っている階段などなど気になるものを抜けつつ、ソフィア地区のサンタクルス修道院へ。

さすがにサンタクルス修道院はもう閉まっているかと思っていたのだが、ミサをされていたのかまだ開いてた、ありがたい。こちらもポルトガル王国初期からあり、あとアズレージョの内装もいい。ファサードは改装されたのかな。そしてソフィア地区を散策。

駅に戻るも、まだ時間があったので、コインブラに来て最初に寄った、シダーデ・マヌエル・ブラガ公園で休憩。川に噴水が作ってあったりも面白いが、ただただ公園には日常があっていい。

コインブラ駅からコインブラB駅へもどり、CPでリスボンに戻る。で20時40分にリスボンに到着。まだ明るかったので、もう一本遅らせてコインブラにもうちょっといたら良かったかな。

2024年7月16日

ポルトガル 5日目 リスボン東側

きょうはゆるりと朝食いただき、午前中はリスボン東側を散策。

トラムを運営しているCARISがストライキということだが、ダイヤ通りではないものの減便で動くみたく感じられたので、トラムの中でも観光用の路線となっているE28号の始発駅のマルティンモニス広場へ。さすが人気路線で1本みおくり次のには乗れた。すぐ来たので助かった。
E28はリスボンで一番高い丘を登るので、ぐるっと街を大回りする路線。それでもグラサ地区ではトラムが登れるのかってほど急斜面を登る。
そして丘を登ったところで道幅が狭くなったかとおもったら、ほんと歩道ギリギリを走る。歩いてる人にすりそうなくらい。
Cç.S.Vicente(読めない)というところでめちゃめちゃ狭いところをとおり、これは見たいと、次の駅で降りて戻る。この一番狭いところは、歩道にすら立てない。
とても雰囲気ある路地。車と一緒に向こうのほうからトラムが登ってくる感じとか、急カーブ曲がっていくところとか、とても見ていていい。

丘のてっぺんにあるサンジョルジェ城へ。路地が入り組んでいて、道が合っているのかわからんがとにかく上を目指したらついた。チケット売り場の列をリスボンカードでばばっと抜き去って入門。入るとまず展望台広場に出る。展望台からはリスボン市街越しにテージョ川、4月25日橋、対岸のクリストレイ像(塔?)まで見渡せる。ちなみに展望台の地面には人の間隔が2m離れてみるようにとコロナの跡がのこっていた。ここもコロナ中は大変やったんやろな。大砲やらアーチ屋根の跡?など抜けて城跡に向かう。途中、そこらじゅうに孔雀がいた。

城跡に入る。壁だけが残っている感じで場内も歩けるが城壁の上を歩き回れるのが楽しい。日本の城にもある狭間とか、木造の天井もそのまま残っているのがテンション上がる。ここから発掘された出土品や民族資料館的なものが城内に展示されているのもいい。

サンジョルジェ城出口前にあるサンタ クルス ド カステロ教区教会に寄り、アルファ街区方面へ降りていく。急なので、ところどころ階段もあるが、これがリスボンなんやろな。

トラムの駅や屋台も出ているくらい活気のある交差点にあるリスボン大聖堂へ。リスボンで一番古い教会。コインブラの教会同様に修復時期ごとのさまざまな様式が混在している。主礼堂は円形になっていて外側をくるっと回れる。裏側に行けるのが新鮮。またバラ窓が印象的なのだが、窓のすぐ下の内側と外側のテラスに出られるので目の前で見られてそれもよかった。

リスボン大聖堂の前にあるサント・アントニオ・デ・リシュボア教会。こんな距離で教会作るんや、と思いつつ、入ってみるとミサ中でじっくり見られず。ロココ様式で明るい印象やった。バイシャ地区の住宅街をアポロニャ駅方面に進む。

サンタ・エングラシア教会へ。こちらもチケットで人が並んでいたがリスボンカードでスルッと入る。パンテオンに指定されており霊廟として著名人が埋葬されているとのこと。ドームをもった巨大な白亜の建物で、今回見た中では一番大きな空間を持った建物だったと思う。こちらもバルコニーに上がれるのだが、屋上にも出られるのがいい。で、アポローニャ駅へ。

ポルトガル 5日目 トマール

アポローニャ駅からトマールへ。まずIC(急行)でエントロンカメント駅まで。エントロンカメントは操作場になっていてものすごく広大な駅。他のホームに行くには陸橋を使うのだが横断歩道くらい細くて、人が混む感じではないのやろうな。そういうのとか、めっちゃ広いのに人は少ないし駅舎も小さいし、SL用の給水塔らしきものが残ってたり、日差しも強いので、荒野のガラーンとした駅という印象。
少し時間があるので外に出てみる。が、ちょっと散歩という感じではない。で、後で分かったのが、逆側に行ってたら鉄道博物館のずらっとSLが並んでいる扇形車庫と転車台が見られたそう。失敗。

トマールまではR(各停)に乗り換え。ひたすら小さい集落と無人駅ばかりをすぎて、終点トマールに到着。駅舎はホテルにもなっているようだがコンパクトで、駅前には広場があるのだが、店も屋台もなくガラーンとしている。個人的には静かでいい。タイル画がきれいない広場でウエルカム感はある。ポルトガルのテンプル騎士団の拠点だったということもあり十字のシンボルマークがあちこちにある。

ここに来た目的の世界遺産の修道院を目指して歩く。途中にSeven Hills National Forestという整備された山を切り拓いた公園があるみたいで寄ってみると、荒れてた。うーん。GoogleMap上は綺麗やったのに。
で、丘を登る。聖地ファティマへの巡礼の道になっているようで標識も出ていた。バスで来れば良かったと思うくらい登ったところで城壁が見えてきた。

城門のところに、ストライキなので〜、的な張り紙があったがよくわからんのでまあ入ってみる。あとでわかったのは、ストライキと聞くとClosedってことかとおもうのだが、単に閉門時間が少し早まるだけだったよう。まぎらわしい。
中に入ると庭園や城壁への登り口が見えたが、そんなのよりも奥に見える円堂。遠くから見てかっこいい。で、近づいて見てもかっこいい。すばらしい。ここに入り口があるのだが入れないらしい。逆サイドの修道院からしか入れないらしい。
さっきスルーしてしまった城壁を歩く。トマールの街を見下ろすことができていい。よくのこってたな。

城壁の外をグルーっと回って修道院の入り口からやっと中に入れる。ちなみにリスボンからかなり離れているのに、リスボンカードで無料で入れる。ファティマやアルコバッサの修道院も使えるらしい。ふとっぱらなカード。
入り口から早速アズレージョに天井の壁画など豪華。いくつか中庭と回廊が2フロア構成。今回ポルトガルでいくつか見てきたのが全部ある感じ。とても空いているので静かでいい。にしても広いと思っていたら、まだまだ序の口やった。

途中でなぜかチケットを見せるところがあり、円堂に入る。外もかっこよかったが内側は荘厳でかっこいい。外側は16角形、内側は8角形の礼拝堂でその外側を回りながらお祈りをするという感じらしい。テンプル騎士団だけに馬に乗ったまま回れるように入り口などが高く作られているとのことだが、高い天井までぎっしり装飾されていて圧倒される。表も裏も見事に作られている円堂がやっぱりすばらしい。また本堂?部分では特別展で当時の衣装が飾られていた。中には「種子島に行った時の服」と書かれているのもあってようやくつながりを感じられた。

修道院の散策路後半に入る。マヌエル様式の過剰なまでの装飾に、修道院という感じで生活の部屋がたくさんあり、中庭と回廊がみごと。そして、多くの人がいたのだろう食堂の長いテーブルに、部屋がいくつもある長い廊下に、とにかく人数と力を持っていた感じがあちこちから感じられる。

あまり説明をみたりしなかったのであとで読もうとブックレットないかとショップで聞いたら、ポルトガル語とスペイン語とイタリア語しかないとのこと。せめて英語とフランス語置こうよ。しかたないので記念にポルトガル語版のを購入。全く読めへんけど。
もっといたかったけど、ストなので早く閉まりますの17時前に出ることに。とにもかくにも、すごかった。ここは寄るべきところ。

トマールの街を散策。花で飾られていたり、アパートはカラフルだったりで、少しポップな印象。人が少なくてちょっと怖いのだが静かでいい。

川沿いに出ると、ここはポルトガルの中で最初に産業化が進んだところだそうで運河が整備されているとのことで、見た目にもけっこうな治水工事されていた。今ではそれを残すために運河沿いの倉庫をリノベして、発電?や製紙、鋳造、ガラス産業の展示があった。

道が広くて歩きやすい街並み。住宅街も静か。ただ、静かすぎてお店が全然ない。水くらい買っておきたかったが、まあ、暑いわけでもないのでなんとかなるかと駅に向かう。
静かでこじんまりしていて、たぶん少し外側に行けばお店も多そうな雰囲気だったし、おとなしい感じやけども、産業化やテンプル騎士団と重要な役割を果たしてきた形は残っていていい街やった。かなりお気に入り。ポルトガルはやり切った感のある雰囲気の国と聞いていたが、ここはプラスの意味でそうかんじられるところやった。

さて、リスボンに戻る。なんか今回の旅行は移動効率が悪いように感じるが、まあ、しかたなし。
また20時半という明るい時間に帰ってきてしまった。もう1本遅らせてもよかったかと2日続けて思う。

ホテルの系列店で割引のきくイタリアンのお店に。カルボナーラがローマでいただいたカルボナーラでおいしかった。日本も生クリーム使わないカルボナーラを標準にして欲しい。

2024年7月17日

ポルトガル 6日目 リスボン西側

最終日。この窓からの景色も最後。ちょっと奮発して広場側にしてよかった。
スーツケースはホテルに預けて、フライトまでリスボン西側エリアを回る。ストなどでベレンエリアへのアクセスがどうなっているのかわからんので、配車サービスで。リスボンのGoogleMapで連携しているのがエストニアのアプリBoltでちょっと意外。とにかく依頼して1分もしないうちに来てくれて、狭い路地を駆け抜け渋滞とか避けつつ20分ほどでベレンの塔があるトーレ・デ・ベレーン庭園に到着。ストって言ってたトラムに鉄道も動いているのが確認できたので帰りは安心。

ベレンの塔はシンプルな広場の水際に違和感あるくらい突然現れるマヌエルの過剰装飾の塔。灯台でもあり監視塔でもありヴァスコダガマの偉業を讃えてマヌエル1世が建てたもの。とにかくどこ行ってもマヌエル1世出てくるので、その数十年がポルトガルにとってとても重要やったんやなと感じる。ブロンズの模型も公園内に飾られていた。
ベレンの塔もリスボンカードで入れるのだが、公園内のチケット販売所で入場券を受け取る必要があるようで、そこが開くまで、後で行こうと思ってた発見のモニュメントに行ってみる。

ベレンの塔から発見のモニュメントまでは1kmないくらい。記念碑のつもりでいたので、目の前に出てくると思っていたよりもはるかにでかい、52m。こちらは1940年に建てられ、エンリケ航海王子没後500年記念の1960年に再建された新しいもの。なんといっても偉人たちがみんなで集まっているかのような動きのある一連の像がおもしろい。エンリケ航海王子を先頭に同時期の芸術家、宣教師、騎士だけじゃなくて地図学者や探検家も並んでいるのが印象的。航海王子にヴァスコダガマはさておき、日本ではお馴染みザビエルも。ザビエル同様各国では他の像の人が人気だったりするんやろな。モニュメントに入れるのだがまだ開いてなかったのでパスする。たぶんここに登ればモニュメント前の風配図と世界地図になっている石畳のモザイク画の全景を見られるんやろな。
ベレンの塔に戻る。ちなみにポルトガルではこういう平坦なところのちょっとした移動に電動キックボードを利用。自転車よりなんぼか使いやすいし、シェアサイクルよりもこっちでいいのではないかとおもうくらい便利。

ベレンの塔のチケットショップにちょっと列ができていいたがリスボンカード用のカウンターがありさくっと発行してもらう。で、ベレンの塔に行くと、オープン前だけどすでに並ばれていた。ベレンの塔は30人ずつくらいの1グループ単位での入場になるのだが、ギリギリ最初のグループに入れた。これで入れなかったら30分待ちになるところ。1階は天井低めで博物館的になっている。数分すると2階に上がる。というかんじで全員で同じフロアと見て回る方式。2階はテラスに出ることができ、その角のところに見張り台があり要塞だったことが伺える。

3階より上は、何らかの部屋になっているみたいでバルコニーから外を見渡せる。順番に外をみて全員が見たら上に上がっていく感じ。最上階は教会になっていたよう。屋上に出られるわけではなかった。外から見たらフラットに見えたけど天井は曲面だった。にしてもシンプルな作りになってた。まぁ、来賓を迎えるところじゃないからな。で、外を見るとえらく並んでいた。ベレンの塔を先に見るか、ジェロニモス修道院を先に見るか、悩ましい選択。

今度はジェロニモス修道院を目指す。といってもベレンの塔から1kmほどで線路沿いを行くだけ。で、プラサ・ド・インペーリオ庭園越しに見えてきたのが、迫力ある大きさの修道院に、めっちゃ長い列。これ並ぶのか。炎天下とはいえ、風あるし温度はそこまで高くないのでなんとかなりそうだが、想定外。で、並ぶこと50分でようやく入場。

宮殿的なところもありつつだが、やっぱり中庭の回廊がすごい。今回いくつも見てきたけど55m四方ということでぜんぜん広い。えらく並んだけれども、その分の入場制限が効いてて人が多すぎずという点では良い。全面的に細かい装飾のマヌエル様式に幅広い廊下、ゴシックのように圧倒するのは高さだけじゃないと言われている感じ。にしてもアーチなどの装飾も細かく、よく壊れず保たれてるなと感じる。

ジェロニモス修道院のサンタ・マリア・デ・ベレーン教会は別入口になっていてまた並ぶ。こっちの列は短めなのでよかった。やっぱり高い屋根にステンドグラス、装飾が細かい柱そして、黄金で飾られた祭壇。ここには、今回の旅行で何度もでてきたマヌエル1世やヴァスコダガマなどの棺が安置されており最後に来るのに相応しいところやった。

ナタの発祥のお店やら、リスボン中心に戻るまでいろいろ見ながら、やっぱり最後はロシオ広場のオープンレストランで食事。最後にはやっぱりバカリャウのソテーで、旅を閉める。
もちろん近代的ではあるのだが、大航海時代が文化的に濃い時代やったと感じられ、テレビで言ってたのだが、いい意味でやり切った感のある国。黄金の装飾、マヌエル様式と独特な文化があり、また人々や生き方もおだたかでのんびりされていて、旅行者も落ち着いた感じが多かった気がして、旅行しやすかった。(ガツガツしてないので、しつこい客引きとか、電車でやかましい人たちがいたりがなかった)。

さて帰路に着く。空港はお土産屋さんが少なく、これなら地下鉄で1駅のオリエント駅で何か見てきたらよかったかも。そしてあまり広くはないのだが、案内看板が少なく、そして搭乗口がギリギリまで決まらずでちょっと走り回りつつギリギリ搭乗口に到着。
帰りもフィンエア。で、行きと同じくリスボン-ヘルシンキ便やのに日本人アテンダントさんが乗っておられて、ありがたいけど、なんか不思議。コードシェアでもないのに。
ヘルシンキに戻ってくる。さすが白夜の国で21時でも明るい。けど、空港内のお店は全部閉まってて寂しい。

2024年7月18日

ポルトガル 7日目 帰国のみ

ほぼ最終便なのでパスポートコントロールがあまり空いてなくて、でもそれなりに並んでて、また搭乗前にゆっくりできないのが確定。以前はヘルシンキ空港は出国時は日本人と韓国人は自動ゲートで通過できたのでそのつもりでいたのに。
乗り継ぎが1時間ないのにそんな感じやったので、最後のグループが搭乗するタイミングでゲートに到着。危なかった。
そして23時近くで日没くらいの明るさ、さすが。

プレエコで隣席があいてるという最高のコンディションで、せっかくなのでフィンエアオリジナルのカクテルとかいただきつつ快適なフライト。

セントレアに降り立ち、飛行機から降りたら、めっちゃ蒸し暑い。あー、こんなにやったっけ、ってくらい。ポルトガルは快適やった。
いつもなら和食と時間あればお風呂と、という感じだが、スーツケース受け取って、無駄に税関検査に引っかかる。どうも電子申告ゲートを通ると引っかかるなぁ。逆に時間かかる。
で、ダッシュでeWing間に合った。あぶなかった。今回は空港ダッシュばっかり。