今日はアポローニャ駅の始発でポルトまで。
アポローニャ駅まではロシオ広場からのバスで10分ほど、歩いても30分ほど。夜に雨降って石畳は滑りそうなので、歩くのとか電動キックボードは避けて、始発のバスのれば遅れることもなかろうと思いバスを選択。が、時間になっても来ない。なんなら始発の次のバスも来ない。一方でカイスドソレ駅行きはガンガン来るのに、アポロニャー行きは来ない。おー、電車乗り遅れるんじゃねえかやばいのではないかと思い、途中まで行ってくれるバスとかを探し出したりしてたら、やっときた。後で分かったのだがCarris社が今週の平日はストライキで、適当に減便なのだそう。いっそ全便運休にしれくれたらええのに。
で、発車5分前にアポローニヤ駅に到着。で、滑らないように慎重にでも構内をダッシュし、看板見てる時間ないので、駅員さんっぽい人に電子チケット見せて、どれ乗ればいい?と聞いて、ギリギリ間に合った。
6時半発のIC(特急かな)でポルトを目指す。いちおう1等車の電源付き、進行方向の席を予約しておいたので快適。車窓の風景はリスボンを過ぎるとずっと田舎。それほど高い山もなく、適度に小さな集落や街が繰り返し出てくる感じ。コインブラまではどちらかというと山側、アベイロからは海側という感じに変わり、大きな町が来たと思ったらポルトに到着。リスボンから約3時間半。(ICより上のAPだと3時間ほどらしい)。ポルトの玄関駅、カンパーニャは町外れにあり、ここから乗り換えてポルト中心のサンベント駅にいくのだが、乗り継ぎが悪いのでカンパーニャから地下鉄に乗り、ポルトの北の端から南下するルートで回ることにする。
ポルトの公共交通機関で使えるSUICAみたいなカード、アンダンテに1回(一時間)乗車をチャージして購入。自販機で意外とすんなり買えた。SUICAみたいと聞いてたがプラではなくて紙にチップとアンテナが埋め込まれている簡易的なもの。これでええんや。ちなみにチャージ式とわかってたのにあとで間違ってもう一枚買ってしまった。1ユーロ以下とはいえいやはや失敗。
メトロでカンパーニャからボリャン駅まで移動し、駅前に見えてきた外壁が一面アズレージョのアルマス聖堂。
比較的新しく18世紀頭につくられたそうで、1万6千枚のアズレージョが圧倒的で、聖フランチェスコと聖カタリーナの一生涯が描かれているそうだが、そういうのが教会の外側に描かれているというのが珍しい。というか今でもここまで派手な装飾の建物造らないよ。
中はミサの最中で、写真撮れない雰囲気ながらも入らせてもらえた。中もいたるところアズレージョで、イメージしてたポルトの建物に来たって感じ。
ボリャン市場に寄る。外見は普通のショップが並ぶ建物かと思いきや、中は近代的であたらしい市場。なんとなく朝からやっているイメージがあったのだけど、たどり着いた10時でもまだ準備中が多いみたいだったのであとにする。ポルトガル時間なのかな。
やはり、一番高い鐘楼には登っておかねばいけないとということで、クレリゴス教会へ。ポルトの中心から一直線に伸びる道の終端にあり遠くから見てもわかるくらい荘厳な異彩を放っているが、どうみてもまあまあ坂を上らないかん。
で、たどり着いてみると塔に登るのに人数制限の時間制となってた。運良く30分後のチケットが買えたので、教会を見て(めちゃ豪華)、周辺を散策。近くに世界一美しい書店として有名なレロ書店。1900年頭に作られた見た目にもファンタジーなところ、だが、めっちゃ並んでる。こちらはタイムスロット制じゃなくて並ぶ制らしく、このブロックの横まで、しかも何列か並んでて、1時間どころじゃ入れそうにない。ということでスルーして散策。このあたりはコルドアリア庭園を中心に近代的なモールや大学もあり文化的な印象。アルマス教会ほどではないが、こちらもアズレージョの壁が見事なカルモ教会などを見て、クレリゴス教会へ戻る。
予約の時間が来たので、クレリゴスの塔に登る。普通教会の塔はただ塔に登るだけなのだけど、こちらは、まず教会のバルコニーをぐるっと一周して本堂内を上から見る。そして次に博物館的なエリアがあり、そしてようやく塔に登る。250段ほどの階段で高さ70mのてっぺんに出る。70mなのだけど、坂が多いポルトの高い位置にあるのでかなり遠くまで見渡すことができた。
クレリゴス教会からポルト大聖堂を目指して路地を抜ける。とにかく坂が急。
大聖堂の広場に出る。またここも丘の上なので景色がいい。12世紀に建てられてから改装はされているそうだが、ファサードやバラ窓はそのままだそうで、外から見ても威厳がある。そして大聖堂のドアが閉まっていたので入れないのかと思って後にしようとしたら、横の修道院(かな?)側から入るようになっていた。あぶない。
ポルト大聖堂に入るとまず回廊が出てくる。壁には柱や天井のカーブが額縁のようになったアズレージョ。ゴシックの立体的な形にハマっているのがいい。中庭を見下ろすことができる回廊の2階も壁一面アズレージョ。そしてこちらの塔にも登ることができ、ドウロ川に近いのもあり立体的な街並みを見ることができる。
建てられた当時が残る外観はロマネスク、改築された礼拝堂、回廊はゴシック、玄関はバロックといくつかの様式が見られたのもよかった。
ポルト大聖堂の広場から伸びる階段でドウロ川へ降りる。急斜面にも住宅街が広がっており、道がものすごく入り組んでいる。ポルトガルは道が綺麗なので、そこと比べるとちょっと雑然として怖い印象もあるが、カラフルな家や、玄関までにちょっと階段があるところなど工夫が見られて、見るもの多く目が忙しく、下りていくのが楽しい。まだ着かないのかというくらい下りて、レストランのテラス席に出たと思ったら川沿いのカイス・ダ・リベイラに到着。逆に登るつもりでここに来たら、登り口を見つけるのは無理やろなっておもわれる。
河岸の道なのに水面から少し上に道が作られている。それくらい穏やかな川なんだろうなというのと、河岸の道から見ると建物の1階はアーチのある城壁のような石壁になっていて歴史を感じられ、そこにレストランのテラスがあり雰囲気がいい。
で、いよいよポルトといえばのドン・ルイス1世橋へ。二重構造になっていてまずは下を渡る。ちなみに下は自動車用、上は鉄道用になっていて、両方歩道もついている。この上層の橋と下層の橋の構造をアーチ構造で繋いでいるのが機能性もありデザインとしてもかっこいい。渡りながら見てもかっこいい。この橋も歴史地区の構成遺産。ドンルイス橋を渡るとポルトの対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア市になる。そこからくねくね路地を登る。この路地がカルサーダ・ダ・セーラというらしい。いちいち名前が長い。
坂を上り切ってルイス橋の上層と同じレベルまでくるとモーロ庭園に出る。芝生に座って対岸のポルトを眺めたりもよし。すぐ後ろで生ビール売ってたけどここは我慢。で、さらに登るとセーラ・ド・ピラル修道院へ出る。残念ながら入れなかったが、こちらの庭からはルイス橋越しにポルトを見られる素晴らしい眺望。けっこうライトレールが来るので景色に変化があって長々見てられる。ライトレールは橋の上ではかなり低速で走る。乗客へのサービスというよりもルイス橋を歩く人が危ないからに見えるが、いいサービス。
ポートワインの蔵など見てまわりたかったが、景色眺める方がいいのでルイス橋上層を渡ってポルトに戻る。橋から両岸を眺める景色はもう最高。ちなみに、ライトレールは歩道ギリギリ走るし、しかも名所なので歩行者はめっちゃ多い、レールの上は普通に歩けるしと、日本じゃありえない。でもそれのおかげでこの景色が見られている。
ポルト側に戻り坂を下りた先にあるサンベント駅に寄る。コンオースの壁がアズレージョになっている。通常ポルトにくるとここからなので、これがアズレージョかって感じになりそうだが、散々見てきた後では感動は薄め。順番間違った。とはいえ、やっぱり見応えがある。
で、朝最初に行ったがまだ店が開いてなかったボリャン市場へ。チーズの絡め方が映えるパスタ屋は激混みやったので、泣く泣くスルーして、カットフルーツとかチーズとかてんぷらとかいただき、お土産もいろいろ買い込んで、最後にとなりのアルマス聖堂にももう一回寄る。
うっかりチャージ式の地下鉄チケットをもう一枚買ってしまいつつ、カンパーニャ駅まで戻り、カフェで遅めのランチをいただきAP(新幹線かな?)でコインブラを目指す。
時間よりえらい早くAPはやってきたのやけど、みんながスーツケース入れてくのにめっちゃ時間っかかって、結局遅れて出発。
(毎度のことながら)短時間になってしまったがポルト大満足。みんなにおすすめできる観光地やった。セーラ・ド・ピラル修道院からの景色だけでもみていただきたい。