2024年7月17日

ポルトガル 6日目 リスボン西側

最終日。この窓からの景色も最後。ちょっと奮発して広場側にしてよかった。
スーツケースはホテルに預けて、フライトまでリスボン西側エリアを回る。ストなどでベレンエリアへのアクセスがどうなっているのかわからんので、配車サービスで。リスボンのGoogleMapで連携しているのがエストニアのアプリBoltでちょっと意外。とにかく依頼して1分もしないうちに来てくれて、狭い路地を駆け抜け渋滞とか避けつつ20分ほどでベレンの塔があるトーレ・デ・ベレーン庭園に到着。ストって言ってたトラムに鉄道も動いているのが確認できたので帰りは安心。

ベレンの塔はシンプルな広場の水際に違和感あるくらい突然現れるマヌエルの過剰装飾の塔。灯台でもあり監視塔でもありヴァスコダガマの偉業を讃えてマヌエル1世が建てたもの。とにかくどこ行ってもマヌエル1世出てくるので、その数十年がポルトガルにとってとても重要やったんやなと感じる。ブロンズの模型も公園内に飾られていた。
ベレンの塔もリスボンカードで入れるのだが、公園内のチケット販売所で入場券を受け取る必要があるようで、そこが開くまで、後で行こうと思ってた発見のモニュメントに行ってみる。

ベレンの塔から発見のモニュメントまでは1kmないくらい。記念碑のつもりでいたので、目の前に出てくると思っていたよりもはるかにでかい、52m。こちらは1940年に建てられ、エンリケ航海王子没後500年記念の1960年に再建された新しいもの。なんといっても偉人たちがみんなで集まっているかのような動きのある一連の像がおもしろい。エンリケ航海王子を先頭に同時期の芸術家、宣教師、騎士だけじゃなくて地図学者や探検家も並んでいるのが印象的。航海王子にヴァスコダガマはさておき、日本ではお馴染みザビエルも。ザビエル同様各国では他の像の人が人気だったりするんやろな。モニュメントに入れるのだがまだ開いてなかったのでパスする。たぶんここに登ればモニュメント前の風配図と世界地図になっている石畳のモザイク画の全景を見られるんやろな。
ベレンの塔に戻る。ちなみにポルトガルではこういう平坦なところのちょっとした移動に電動キックボードを利用。自転車よりなんぼか使いやすいし、シェアサイクルよりもこっちでいいのではないかとおもうくらい便利。

ベレンの塔のチケットショップにちょっと列ができていいたがリスボンカード用のカウンターがありさくっと発行してもらう。で、ベレンの塔に行くと、オープン前だけどすでに並ばれていた。ベレンの塔は30人ずつくらいの1グループ単位での入場になるのだが、ギリギリ最初のグループに入れた。これで入れなかったら30分待ちになるところ。1階は天井低めで博物館的になっている。数分すると2階に上がる。というかんじで全員で同じフロアと見て回る方式。2階はテラスに出ることができ、その角のところに見張り台があり要塞だったことが伺える。

3階より上は、何らかの部屋になっているみたいでバルコニーから外を見渡せる。順番に外をみて全員が見たら上に上がっていく感じ。最上階は教会になっていたよう。屋上に出られるわけではなかった。外から見たらフラットに見えたけど天井は曲面だった。にしてもシンプルな作りになってた。まぁ、来賓を迎えるところじゃないからな。で、外を見るとえらく並んでいた。ベレンの塔を先に見るか、ジェロニモス修道院を先に見るか、悩ましい選択。

今度はジェロニモス修道院を目指す。といってもベレンの塔から1kmほどで線路沿いを行くだけ。で、プラサ・ド・インペーリオ庭園越しに見えてきたのが、迫力ある大きさの修道院に、めっちゃ長い列。これ並ぶのか。炎天下とはいえ、風あるし温度はそこまで高くないのでなんとかなりそうだが、想定外。で、並ぶこと50分でようやく入場。

宮殿的なところもありつつだが、やっぱり中庭の回廊がすごい。今回いくつも見てきたけど55m四方ということでぜんぜん広い。えらく並んだけれども、その分の入場制限が効いてて人が多すぎずという点では良い。全面的に細かい装飾のマヌエル様式に幅広い廊下、ゴシックのように圧倒するのは高さだけじゃないと言われている感じ。にしてもアーチなどの装飾も細かく、よく壊れず保たれてるなと感じる。

ジェロニモス修道院のサンタ・マリア・デ・ベレーン教会は別入口になっていてまた並ぶ。こっちの列は短めなのでよかった。やっぱり高い屋根にステンドグラス、装飾が細かい柱そして、黄金で飾られた祭壇。ここには、今回の旅行で何度もでてきたマヌエル1世やヴァスコダガマなどの棺が安置されており最後に来るのに相応しいところやった。

ナタの発祥のお店やら、リスボン中心に戻るまでいろいろ見ながら、やっぱり最後はロシオ広場のオープンレストランで食事。最後にはやっぱりバカリャウのソテーで、旅を閉める。
もちろん近代的ではあるのだが、大航海時代が文化的に濃い時代やったと感じられ、テレビで言ってたのだが、いい意味でやり切った感のある国。黄金の装飾、マヌエル様式と独特な文化があり、また人々や生き方もおだたかでのんびりされていて、旅行者も落ち着いた感じが多かった気がして、旅行しやすかった。(ガツガツしてないので、しつこい客引きとか、電車でやかましい人たちがいたりがなかった)。

さて帰路に着く。空港はお土産屋さんが少なく、これなら地下鉄で1駅のオリエント駅で何か見てきたらよかったかも。そしてあまり広くはないのだが、案内看板が少なく、そして搭乗口がギリギリまで決まらずでちょっと走り回りつつギリギリ搭乗口に到着。
帰りもフィンエア。で、行きと同じくリスボン-ヘルシンキ便やのに日本人アテンダントさんが乗っておられて、ありがたいけど、なんか不思議。コードシェアでもないのに。
ヘルシンキに戻ってくる。さすが白夜の国で21時でも明るい。けど、空港内のお店は全部閉まってて寂しい。