2024年7月14日

ポルトガル 3日目 シントラ

毎度ながらあまり寝られず5時くらいに起床。まだ暗い。
6時くらいになって明るくなってきた。城塞側から陽が登ってくるのでシルエットがかっこいいと窓辺に椅子置いて朝を感じて朝食会場へ。朝食は7時からなのだけどだれも来ないで貸切状態。日本のホテルやったら並ぶのに。
今日はシントラから大西洋の現地ツアーを申し込んでいるので、それまでちょっと散歩でサン ペドロ デ アルカンタラ展望台を目指す。
宿のすぐ北隣のロシオ駅前からレスタウラドレス広場へ。ロシオ広場からすぐにこういう広場があるというのが、いかにこのエリアが重要やったかを感じられる。ちなみに西側にも2つ広場がある。ロシオ広場は宿やレストランが取り囲んでいるのに対して、こちらは駅や郵便局、なんとか協会などで雰囲気が落ち着いている。

サン ペドロ デ アルカンタラ展望台までのグローリアのケーブルカーに乗ろうと思っていたのだが、まだ動いてない。8時やのに。
ということでしかたなくゲーブルカーの線路伝に急斜面を登る。(日本やったら怒られるやつ)
途中、ケーブルカーが2台並べて止めてあった。昨日のビカのケーブルカーは車内が階段上になっていたが、こちらは車内はフラットで坂の下側がめっちゃ高くなっていて、ちゃんとそれぞれの特徴があっていい。ケーブルカーといってもケーブルないなと思っていたら地下にケーブルがあるのが見られた。これはメンテ大変そうやな。上の駅前にはストリートアートスペースになっていてポップな感じ。
上の駅からすぐ隣にサン ペドロ デ アルカンタラ展望台。程よい高さで南のテージョ川から東のサンジョルジェ城を少し見上げ、北の市街地まで見渡せる。混みすぎず、ベンチも程よく、いろいろちょうどいい公園。

レスタウラドレス広場北側の公園がツアーのミーティングポイント。日曜ということもあってかシントラへのツアーはかなりの人数で、5班に分かれてバンで行くとのこと。
まずはシントラを目指す。

リスボンから1時間もかからないくらいで山の中にある避暑地的な街、シントラに到着。いくつかの宮殿、田園風景がひろがる丘、庭園などの文化財などを含めた文化的景観が世界遺産。
ツアーで入っているのは、山の頂上に建つペーナ宮殿に入場。日曜だということもあってか駐車場はいっぱいだった入場はすんなり。そこからひたすら登る。海外のツアーに参加するといつもそうなのだが、なんでもない場所に一旦止まっていろいろ解説してくれる。でも個人的には基本的なところは勉強してきているから先ず建物見たいなぁ。とモヤモヤしつつゲートから15分ほど登ったところで一際派手なペーナ宮殿に到着。

もともとここにあった修道院が1755年のリスボン地震で廃墟と化してしまったなか礼拝堂だけが無事だったそうで、それをフェルナンド王が夏の離宮として贅を尽くして再建した宮殿。あらゆる建築様式を組み合わせて造られていて建築様式の宝庫なのだが、まあ、テーマパークにしか見えない色合いとそして大胆な装飾が独特。

ペーナ山はこのあたりの最高峰(といっても標高500mほど)なので360度見渡せ、西側は大西洋まで見える。
修道院の中は外と違って突然落ち着いた雰囲気になるのはさすが。礼拝堂にあるステンドグラスに書かれている絵にある教会の窓が、実はこのステンドグラスになっているというちょっとした仕込みがあるなど、やっぱりいろいろやりたいんやな。
高所恐怖症の人には通りたくないやろう崖っプチの通路を抜けて、宮殿内部に入る。

宮殿の中庭には、いろんな地方の植物があり、床のモザイク画がポルトガルっぽい。そして豪華な装飾や家具のあるの部屋の数々。気になったのはベッドは小さめ。山の上なので当然ながら窓からの景色もいちいちいい。

ペーナ宮殿をいい角度で見られるテラスに出る。こうやって宮殿自身が見えるような設計になっているのも演出なんやろうなって感じがする。テラスから先は広間が続く。
で、おやくそくのお土産物屋さんなどあって、というところでペーナ宮殿終了。

街の中心に降りて、ここからしばらく自由行動。というわけですかさずもう一個の宮殿、シントラ宮殿へ。

2本の真っ白で大きなとんがり煙突が気になるシントラ宮殿。中世から近代まで王家が住んでいたということで、各年代で増改築を繰り返されいろんな時代の様式をもつ建物。ペーナ宮殿と逆で見た目はシンプルだったが一歩中に入るとやっぱり贅を尽くしている。ヨーロッパの宮殿といえば特に家具に贅沢している印象があるのだが、こちらは部屋の装飾、とくに天井が部屋ごとに違いがあって楽しい。

そしてどんどん宮殿内を進んでいき、一番先端にあたるところには最も豪華な紋章の間。数々の紋章が描かれ金箔で色付けされた緻密な天井画に、360度一面アズレージョの壁。「めちゃめちゃ国力あるで」って感じで見せつけられた。これはみておくべくところ。
で、フロアを降りていくと、すっかりわすれていたとんがり煙突の正体に辿り着く。一面まっしろな厨房の天井がそのまま煙突に伸びていっていた。だからとんがりでボーリングのピン状にやったんかと思いつつ、これって雨降ったらどうなん?と疑問。
庭に出るとまだまだアズレージョの間があったり、ブドウの棚があったり、これまた贅沢をみせつけられた感じ。

思っていたより時間をかけてしまったので、もう一箇所行きたかったが、ここは無難に昼食を取る。
バカリャウ・ア・ブラシュ。干しタラの卵焼きという名前だがほとんどはジャガイモの千切りで。なんとなくお好み焼き感もありぺろっといただける家庭料理。干しタラが手に入りそうなら作ってみよう。ちょっと散歩してると集合時間。スィーツ食べ損ねた。

シントラから西に3、40分でロカ岬に到着。ちょっと曇りで残念ながらも、「ここに地終わり海始まる」の碑とともにユーラシア大陸最西端に立つ。極東の島国からここまできたという達成感があって感慨深い。
最西端到達証明書をもらう。こちらでいう旧字体で名前と日付にシーリングスタンプまで入れてもらえて、なかなかかっこいい。ただB4サイズとかなり大きい。くしゃくしゃにならないように持って帰らな。