2025年7月21日

パリ 4日目 オンフルール、モン・サン・ミシェル

今回の一番の目的のモンサンミッシェルへ。パリから途中セーヌ川河口ちかくの港町オンフルールにちょっとだけ寄る日帰りのバスツアーを事前に申し込んでおいた。飛行機の次に予約しておいたのが正解で売り切れとのこと。集合は朝7時。とはいえ、これにあわせて宿近くに取ったので余裕。残念ながら今朝も雨降ってきた。
パリのセーヌ岸、郊外の住宅街の成り立ちとか最近の事情、海に向かうまでのセーヌ川のハウスボート生活などなど、さすがツアーやと見た目で見えない情報をいただけるのはやっぱりいい。

パリを出て2時間ちょいで、モンサンミッシェルへの中間点にあたるオンフルールに到着。とりあえず晴れてきて良かった。トイレ休憩かねてということでちょっとだけ寄るということなんやけど、情報がぎゅっとつまったパンフをみせていただき散策。東港そばの駐車場から散策スタート。港といっても東港はセーヌ川支流のモレル川広げて港にしたようなところなので、大きな人工池みたく見えてしまう。カラフルな住宅やレストランに広い歩道に、花壇にと街の入り口からとても綺麗な印象。街の中に入ると旧港が見えてくる。こちらはぎっしりボートが停泊していてその後ろにまたグレーブルーなカラフルなアパート、レストランが並ぶ。もうここだけですばらしい。木造だったりレンガなどのブロックの感じもあって石のパリとは違うところがノルマンディらしい。

旧港の西側すぐに、街の中心という感じの広場に聖カトリーヌ(カタリナ)教会。100年戦争で破壊された教会を建て替える際に石など資材がなく、一方この地方には木材と造船技術があるので木造の教会を建てたのだそう。その後も改築されているけども鐘楼含めて木造のまま。とくに天井は船底をひっくり返したような構造になっていたりと随所にその技術を感じられる。なにより温かみのあるのがよい。
教会からさらに西側のオンフルールのメインストリート沿いに住宅街へ。石畳とカラフルだったりストライプ柄の木組みのお家が並ぶ。アルザスで見たのと同じような感じもあるが色調が柔らかめかな。ゴミや雑草などなく道が綺麗に保たれているので歩いていて気持ちがいい。時間がなかったけどオンフルール出身のブーダン美術館や音楽の異端児サティの家などもあり、壁に絵画をかけられていたりと芸術を感じられる通り。

ほんと短い時間やったけど、綺麗な街並みを散策できてよかった。

オンフルールからモンサンミッシェルへ移動。道中、森やひたすら畑だったりな牧歌的な風景を抜け2時間半くらいで地平線の先にまさにちょこんと三角形が見えてきた。こういう風味見えてくるのが、これまたいい。

駐車場あたりにホテルやレストラン、ショップが並ぶ。Restaurant La Salicorne(読めない)でモンサンミッシェル風オムレツの昼食。白身魚ムニエルなどなど、フランス料理。今回一番落ち着いていただけた。で、無料の周遊バスで、いざ。

無料の周遊バスは駐車場からモンサンミッシェルへの橋の途中までを往復している。ふもとじゃなくて橋の途中というのがとても良くって、まずモンサンミッシェル全景を見渡せる。修道院、牢獄、というのが先行していたけど、実際見てみると思っていたよりも周辺に建屋が多く見え、一つの街や、城壁のように壁があるので要塞という印象。潮が引いている時間なので砂地からも見られた。で、城壁に入る。

モン・サン・ミシェルもツアーでいろいろ紹介いただきながら回る。あのオムレツのお店ラ メール プラールや建築の話を聞く。木組みと漆喰や、レンガなどノルマンディらしいお店が並ぶ。けっこうお家が多いようで今は50人ほどが島内に住まわれているのだそう。島で一番狭い道や教会など紹介いただきながらメインストリートを登っていく。

いよいよ修道院へ入る。ここで初めてチケットが必要になる。アーチだったり高い壁だったりでいろんな時代に増築されたのがわかる。この先随所に感じられるのが、修道院は山の上に建てられているという点で、削って平地を作られているわけじゃない。ちょいちょい岩肌が見えたり、平らにするために柱や壁が建てられている。

まず、頂上の広場に出る。めっちゃひろい干潟がわかる。そしてパリオリンピックの開会式などで出てきた銀の馬・ダンテが展示してあった。オリンピック以降フランスを巡回展示されているらしくて、今ココらしい。たまに動くのだが、あまりに滑らかですごい。
で、ここからみると下から見ていたのとは全然違って教会部分は小さいのがわかる。。ここの石畳にはいろいろ印があって、だれが持ってきたか、作業したかがわかるようになっている。

教会内は、ロマネスクとゴシック部分があり途中で拡張されたのがわかる。そんな大きいわけじゃないが、街の中心ではなくて山の上に建てられていると考えるとすごい。今、現代アート展をされているそうで、ちょいちょい作品が出てくる。
中庭の回廊に出る。柱が細めをたくさんなのだが、上はなるべく軽くということらしい。

下の階へ。修道院らしく広い台所や食堂、暖炉や煙突が広がるが、こちらは上の階をささえるためにゴツ目の柱や壁が多い。また、ここまで荷をあげるあtめの滑車なども残ってた。

モンサンミッシェルのガイドツアーはてっぺんまで。調べて行ったのではわからないいろんなところがツアーやとわかるのでよかった。しかもここ数年英語ガイドばかりやった中日本語ガイドやったので、言葉はもちろんやけど、文化のベースを日本で話していただけるのでわかりやすい。
で、ここから途中紹介いただいたところをみながら戻るとする。外側の階段で潟を見ながら降りる。

途中のサン ピエール教会へ。入り口にはジャンヌダルクの像がある。大天使ミカエルのお告げを聞いてフランスを勝利に導いたというモンサンミッシェルつながりとのこと。鎧を着てはいるが、勇ましいというよりは優しい感じが印象的。教会内は薄暗くひっそりした感じ。住人の数もあってだと思うがコンパクトながらもステンドグラスにマリア、ミカエル像にと見どころは多い。
と、ゆるゆるしてると時間がなくなってきたので急いで降りる。

時間ないといっても、やっぱりやっぱり潮が引いた砂地から眺めたい。と、循環バス待ちの列が大渋滞。何台見送らないといけないかわからないので、歩いて戻る。橋を渡りながら、ちょいちょい後ろ振り返りながら。もっと見てたかったな。お土産見る時間もなく帰りのバスに乗り込む。

途中、日本でいうサービスエリアに寄りつつ、4時間半でパリに戻る。21まだ明るい。夕食も食べれてよかった。
ちょっと日帰りは厳しかったけど、モンサンミッシェル一通り見て感じることができて、オンフルールにも寄れて満足。