2025年7月19日

パリ2日目 ランス

予報に反していい天気の朝。バルコニー付きの部屋にして良かった。

パリ東駅に向かう。せっかくなので徒歩で。9月4日通りにはギリシア建築風の旧証券取引所やら、ボンヌヌーヴェル通りを東に進むと2つ凱旋門がある。

サンマルタン運河へ。太鼓橋に街路樹がいい雰囲気。散歩やジョギングしている人も多い。

パリ東駅へ。もともとストラスブールに行く駅ということでパリ・ストラスブール駅という名前だった後で、今は東に行く駅ということで東駅になってる。すぐ隣に北駅があるくらいでパリの東側にある駅というわけではないらしい。こういうのはロシアの鉄道っぽいな。
TGVにてランスへ。TGVはinOui(イヌイ)に名称変更していくのだそうでロゴが変わってた。
クロワッサン買って乗り込むぞ、と思っていたのに、結構売り切れていて、日本にもあるやんと思いつつ安定のPaulでパンオショコラなど買って
のりこむ。

パリからTGVことinUoiで45分ほどの、以前はシャンパーニュ地域圏だったが、今はグランテスト(Grand Est)地域圏のランス(Reims)へ。初めての地域圏とおもってたら、ストラスブールやナンシーと同じということで久しぶり。
ランス駅は結構小さめかなって感じやけど、表に出ると緑の多いSquare Colbert公園を挟んで街に入る。両サイドにホテルやお店、レストランが並ぶドルエデルロン広場を歩く。岡山でも見た噴水などもありとりあえずテンション上がる。

で、さっそく今日の目的、世界遺産ノートルダム大聖堂ランスへ。シャルトル、アミアンと並ぶゴシック様式の傑作。特にこちらは左右対称で、そして圧倒的に高く見える教科書通りの素晴らしさ。33人のフランス国王が戴冠式を行ってきた歴史もある。文句なしの世界遺産。外見もさることながらステンドグラスもすごい。まず入口上の2段のバラ窓でかいし明るい。聖堂内上の方の窓までステンドグラスが入っている。でも一部はガラスのため明るさもある。主祭壇裏の礼拝堂には、シャガールに現代アートのステンドグラスと新しいものも取り入れられていて、今も生きている感じがする。まあ、とにかくまさに荘厳で感動した。

ノートルダム大聖堂の隣には、こちらも世界遺産のランス大司教の公邸のトー宮。ノートルダムでの戴冠式の時の王族たちも宿泊した。今は博物館になっているのだが、今は閉鎖中で残念。南側へ散策。街の端あたりのサンニケーズにはワイナリーが並ぶ。事前予約でこちらも世界遺産になっている地下のワインセラーも見られるのだが、時間が合わなかったので後回し。

ノートルダム、トー宮と一緒に世界遺産に登録されたバシリカ式で特権を持った教会のランスサンレミ大修道院(聖堂)へ。
サンニケーズから行ってしまったので裏から。サンレミ聖堂の裏にはサン・ジュリアン教会跡と銅像があり、みんなが再建されているのではないと感じられる。で、サンレミ聖堂。個人的には結構好きな少し薄暗く静かな教会。身廊の等間隔の綺麗に並んだ柱の陰影がとにかくよくって、ただただ座っていて気持ちがいい。なお、今は博物館になっている修道院とともに世界遺産になっている。

ふたたびサンニケーズの丘へ。意外だったのが、葡萄畑が見られるのかと思っていたら壁があって見られなかった。

サンニケーズの丘からBOLTで配車依頼しランス駅の方にあるフジタ礼拝堂へ。ほんの10分ほどやったけど車のお兄さんが喋り好きでランスについて色々聞けて良かった。
ノートルダム大聖堂ランスで洗礼をうけた藤田嗣治最後の作品フジタ礼拝堂。フジタが壁画だけでなく建築の構想や設計も行ったのだそう。シャンパーニュ・マムのワイナリーそばにあるのだが、礼拝堂はマムの社長ラルーさんの支援があって建てられたのだそう。礼拝堂は大きくはないが、一面フジタのフレスコ画とステンドグラスで埋め尽くされている。最後の晩餐やキリストの磔刑など、キリスト教の絵画がすべてフジタ調の淡い色調とあの独特な表情の人物で描かれている。よくみると、フジタやラルーの姿も入っていたり、建設に関わった人の名前が記してあったりというところも楽しめる。礼拝堂ということで、フジタ夫妻のお墓もある。フジタファンとしては寄っておきたいところ。


フジタ礼拝堂から駅に戻る。途中マーケットによったり、もう一度ノートルダム大聖堂ランスに寄ったり、トラムに乗ってみたり。
ランスは18万人の街だが、歴代国王の戴冠式を行っているノートルダム大聖堂にシャンパンメゾンの中心地としての文化面あり、適度な繁華街に街や道も綺麗で落ち着いた良いところやった。ちなみにここはReimsでランスやけど、北の方にlensというランスもあるので紛らわしい