2024年2月24日

伊豆大島 2日目

日の出前に港を散歩、ま、狭いのですぐ終わる。

高台に登ってぐるっと回る。昨日は気が付かなかったけど、火口からできたというのがよくわかるくら見事な円形で断崖の湾。古い家が残る住宅街を抜けたところで竜王崎への道が出てきて程なく岬に出る。大島桜越しの水平線から登る朝日がいい。ここは鉄砲場ということだが、黒船に備えて作られたそうで、その後世界大戦時にも防空壕や重機関銃の設置場所となっていたそう。遠くに見える三原山の上の方が白いのが気になる。

波浮湊の断崖の上をグルーっと周り見晴らし台まで。これまた朝日がいい感じ。外海がかなり荒れているが、内海は静かなのもみえる。
途中、ちっちゃい鹿、キョンに何頭か遭遇。50年以上前に飼育園から逃げたのが野生化したのだそう。
歩道を港に降りて一旦宿へ。

宿の部屋からの港町。このちょっとしたベランダがいい。港町の端っこにあるお店のコロッケがいい。

今日は、ゲストハウスのオーナーさんがツアーをやられているということで、黒砂漠、三原山を案内してもらう。今日の予約は俺だけなのでコースは自由聞いてもらった。まずは島の東側を北上する。最初のスポットが筆島。こういうのはよくあるのだが、普通は島につながっていたのが削れたパターンやけど、この筆島は大島よりも古く、そしてマグマの通り道なのだそうで、でき方が違う。

日本で唯一の砂漠、黒砂漠へ。月と砂漠ラインを走るのだが、今日は大島としては珍しく雪や凍結でなんとか終点の駐車場に到着。ちなみに、数台しか車が止まってなかったのでガラガラやんと思ってら、これでも多い方らしい。遊歩道に入るとスコリアで黒いはずが、雪で結構白い。
第一展望台から、第二展望台へ。めっちゃ風がきつくて歩きにくかったが、広大な砂漠感はあった。風か当たるところとそうでないところで
しかし白と黒のコントラストで珍しいのをみられているわけやけど、やっぱ一面黒をみたかったな。

つぎに三原山へ移動。途中の新火口展望台からは、こちらでは山の上とは思えないくらい黒い平原越しに三原山にB火口列。逆を見ると相模湾越しに富士山。めっちゃいいとこ。
登山口にあるレストランで明日葉天丼をいただき、いざ登山開始。

三原山登山口からはしばらくアスファルトのほぼ平坦な舗装路を進む。外輪山ってかんじ。
途中道を逸れたところの安永溶岩丘群に縄状やお餅のようなパホイホイ溶岩がある。パホイホイ溶岩はハワイ語で滑らかな溶岩とおう意味で、まさにそういうのが流れてきて固まったんやなという印象。とくに高さのある岩なんかを見ると、完璧に固まっているのにどろーっと流れ出てきたままの迫力あるものもある。
しばらく進むと坂を登り始める。といってもアスファルトでくねくね道なので登りやすい。途中退避シェルターが何箇所かあった。霧島以来やな。
三原山のお鉢に到着。まさか舗装路のままいけるとは。周辺にはでっかい岩がごろごろ。マグマの飛沫が積み重なってできたのだそう。迫力ある。
ここから舗装は終わり、黒い大地をあるく。いや、はれてよかった。
お鉢巡りしてすぐ、「ホルニト」と呼ばれる溶岩洞窟の入り口がある。危ないので入れないがこれも溶岩が冷えるタイミングの違いで生まれたのだろう。不思議。

そして本格的なお鉢巡りに入る。海を見れば伊豆諸島、内側を見ればでっかい火口。直径350mに深さ200m。これが1986年の噴火で埋まり、1987年の噴火の際に再生?したのだそう。たしかにニュースで見たな。
で、やはりこちらも雪が残っているのだが、風があたらないところだけ残っているなど、そういうとこまで地形の妙を見られた。しかし、積もっているところがめちゃめちゃ積もっている。そしてそのすぐ横では地面が温かく、さに場所によっては水蒸気が上がっている。大自然。たっぷり説明聞きながらでも2時間半で満足。

今日のツアーは俺だけということで、温泉まで連れて行ってもらうことに。元町港近くの温泉施設、愛らんどセンター御神火温泉。ナトリウム・カルシウム一塩化物温泉、露天はないけど、内湯からでっかいガラスでめっちゃ明るい。登山の後でしかも連れてきてもらってめっちゃ贅沢。

で、また迎えにきてもらって、西海岸線ちょこちょこ見ながら波浮港へ戻る。
とくに地層大断面はお見事。走ってて突然出てくる。630メートルもありみえる限り断面の壁が見えていて、スコリア、火山灰などが繰り返し積もってきた1万5千年分が見られる。これ見るだけでもここにきた甲斐がある。
他に、黒い砂浜の砂の浜なども見ていく。

波浮港にもどり、朝と違って夕景を散策。

今日もお寿司やさん、差木地の大関寿司さん。昨日の湊鮨さんは新しい創作という感じだったが、こちらはいかにもお寿司屋さんという感じで、広いカウンター、職人という感じの大将、山積みの桶。
大トロ2貫もあり、とにかくネタが分厚く食べ応えのあるぜいたくな握りのセットいただく。あまりにおいしかったので、ついかでいろいろ。それでもお安く島値段でありたがたい。

今日は宿泊者は俺だけということで、オーナーさんもいないのでなんか、他人の一軒家に一人で使えるということで、ちょっと落ち着かないながらも、ひさしぶりの灯油ストーブであたたまりながらゆるゆる過ごす。