2023年10月 8日

穴水、和倉

さて今回は芸術祭だけじゃなくて他も回ろうと、まずは穴水へ。駅前にある幸寿しの地物の海鮮丼をいただく。あふれんばかりの海鮮。
穴水駅にある観光案内所で情報収集して、まずはボラ待ちやぐらへ。湾に建てられたやぐらの上でまってボラの群れが見えたら網ですくうと言う漁。かつては40基ほどあったのだそうだけど、今は観光用にすこしのこっているのみ。

能登ワインのワイナリーへ。ワイナリーは丘の上にあり周囲はブドウ畑。柵が一面に広がっていていて、25haのブドウ畑と年間約15万本のワイン醸造所の見学ができる。能登ワインはほとんどが石川県で消費されるため、実質ここ以外で入手困難。甘めのワインの種類もいくつかあり、車なので飲めなかったけど、めっちゃブドウの香りだけで満足して、何本か購入。

今日の宿は、七尾の和倉温泉の多田屋さん。温泉街から少し離れたところの明治からの老舗。入り口が中層にあり、七尾湾を見渡すことができるロビーまでの廊下を進むところが一呼吸おいて、気持ちも切り替えられるいい演出。ロビーからも部屋からも七尾湾を見渡せ、館内にある桟橋からは釣りができ(釣った魚を捌いてくれる)、ギャラリーには絵画や陶芸の展示などなど、館内歩き回るだけでも楽しい。宿の方の対応も合わせて全体的にせかせかしてなくて落ち着いた雰囲気が出来上がっているいいお宿。
お風呂は18mの内湯に、露天風呂もある。和倉温泉なのでナトリウム・カルシウム塩化物泉の高温、しょっぱい温泉で保温効果がすごい。これはいいお宿。

急に予約したので夕食ないから、温泉街へ。いろいろ見てけっきょくまたしても海鮮丼。いくら食べても美味い。
なんどか和倉温泉に来ているが、かなりスイーツ屋さんなども増えてきて若い人が多い印象。一番人気の能登ミルクさんでアイスをいただくとか、源泉にある手湯など散策。

宿に戻って、また温泉に、ギャラリーに、フリードリンクコーナーでコーヒーや和菓子など(無料)いただき、めずらしく館内を楽しむ。