2023年10月 9日

金沢アート

温泉でも、カフェスペースでも、七尾湾を今朝も満喫。
朝食は部屋まで届けてくれる限定のBOXモーニング。とれたて地元野菜のサラダに、能登豚、保温タンブラーでのコンソメスープ、能登ミルクのヨーグルトなど地元満載のいいセット。今日は金沢のアートスポット巡りにする

途中、おやくそくで千里浜なぎさドライブウェイへと思ったが、雨っぽいのでやめて、いつも寄らないPAでコロッケいただくなど。

ひさしぶりに金沢21世紀美術館に。学生さんでめっちゃ混んでる。けど、チケットにならんでいるだけのようやったので、その場でオンライン購入し、さくっと入場。
D X P (デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ展。こちらが始まったばかりのようで、それで今日は混んでいたよう。

コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき。

スイミングプールの下の方に入るのはすでに今日の分の整理券がなくなっているほど。しかし、上の人から写真撮りまくられる状態の見せ物状態でこれは入らなくていいやと言う感じ。

WHO AM I SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR 香取慎吾個展

現代アート美術館「KAMU kanazawa」へ。金沢の中心地広沢周辺の8個の会場で展示されており、ちょっとしたウォークラリー感覚で
街を見ながら楽しめる。
まずはメインの KAMU Centerへ。

INFINITE STAIRCASE レアンドロ・エルリッヒ
KAMUのメインの展示。螺旋階段が鏡に挟まれていて無限螺旋階段になっているトリックアート、まさに真骨頂。この写真はよく見ていたのだが実際どうなってるのかと思っていたら、なんてことない。

(作品群)桑田 卓郎
タイトルだけ見ると普通の陶芸作品だけど、特徴がデフォルメされている作品。こういうことしてないと新しいものに届かない気がしてくる。

CROW:烏 ステファニークエール
たくさんの烏のいろんな仕草の作品。なかなか観察できない奴なので、あたらめてこう言う仕草をみるのもおもしろい

飲み屋さん街の奥の奥にある、KAMU L でのLip Bar 森山 大道
歓楽街の新天地エリアの看板の、Brightness/Contrast 森山大道
街中の電柱のポスターにも展示、 唇:エロスあるいはエロスでない何か 森山大道
このあたりあわせて、森山大道のくちびる展示が町中に展開されていて、雰囲気を出している。どこまでが展示で、どこからがもともとあったりあるなのか。

KAMU k(=)kの TALISMAN in the woods 諏訪 綾子 
高級ブランド店のような扉の中にある暗い空間に浮かぶ、杉や檜の枝葉を束ねたタリスマン。もとは緑の葉だったようだけどすっかり黄色くなっている、そういうのもあわせて循環をあらわしているよう。こういう朽ちてく作品というのもあるんやな。

KAMU SsRgでのOnce Upon a Who サイモン・フジワラ
自分が何者かを探すクマのアニメーション作品。多様性をテーマにした作品。
ここだけ会場がちょっと離れているのだが、武家屋敷も近いということで街を見て回るきっかけにはいいかと。

さて後半戦。のまえにお昼。魚半さんの白エビかき揚げ重。めちゃうまい。武家屋敷も少し散策して、KAMUの後半戦。

香林坊東急スクエアの屋上にあるKAMU sky 《泥足》久保寛子
青いメッシュの巨大な足。屋上という上が開けたところにあるというのがおもしろくてどれだけ大きい人なのかなどなどいろいろ想像できておもしろい。

香林坊東急スクエア 1FにMusiumShop SKWAT。作品というよりはショップに情報発信にという感じ。どなたのかわすれたがKAMUに出展されている作家さんが作られたデミカップでエスプレッソがいただける。

竪町商店街 黒川良一 《Líthi》
幅3メートル、高さ7メートル、奥行き20メートルという祭りの山車でも入ってそうな細長いスペースでの真っ暗なスペースに爆音とストロボとレーザー光線が飛び交うインスタレーション。

こういう常設展が街のあちこちに散っているというのはおもしろい。いちばんよかったのは、会場マップがB2サイズの赤いインクで印刷された紙で、これを持ち歩いている人を繁華街で見かけると、あ同士だ、という感覚になれたところ。

高速は工事渋滞、8号線もまあ渋滞ということで、金沢大学などもある医王山側から富山県に入る。
そして、いつもはコンビニだけ寄ってた、城端SA併設の桜ヶ池クアガーデンへ。砺波平野を一望する丘の上に建つスパリゾートで宿泊施設に温水プール、クライミング施設まであるが、やはり自家温泉。ナトリウム・カルシウム塩化物泉の微白濁。広い露天からの紅葉始めの木々も見られて良い。