2023年6月17日

八ヶ岳 編笠山 森のキャンプ場

たまには少し高い山にも登ってみようと、見るばかりやった八ヶ岳の最南端の編笠山へ。登山口の駐車場が広いのは知っていたがみんな考えることは一緒かなと思い日の出前に到着を目指すが、たどり着いたら第二駐車場もかなりいっぱいやった。
南アルプス側が日の出で赤く焼けるのを見届けて登山開始。駐車場自体が標高1500mほどあるのでもう景色が良い。
登り始めた直後は平坦だが、すぐに山頂目指してひたすらまっすぐ登る感じでそれなりに急な岩場が続く、けっこう木が生い茂っているので景色もイマイチ。ちょいちょい富士山見えるくらい開くところもあったけど、景色メインの俺としてはかなり修行ルート。

ひたすら登ること3時間ほどでやっと頂上付近に。編笠山山頂は2523m、登山口からはだっと1000mの高低差。とたんに木々がなくなり、見晴らしが良くなる。ここまでとのギャップがすごい。
八ヶ岳はもちろん、富士山、南アルプス、木曽、ついこないだ行った飛騨山脈、という山だけじゃなくて、なによりも北杜市から諏訪湖までの街もみおろせるのがいい。一時間ほどぼーっど眺めてたけど全然飽きない。

きた道で戻るのは面白くないので青年小屋まわりで降りることにする。青年小屋までは土の急斜面と大岩を渡り歩く道でいっきに降りる。15踏んでいけると書いてあったのに、下りが苦手なのもあって30分もかかった。

そこからまた景色が全く見えない苔むしてたり、ぬかるみが残る道をひたすら降りる。なんだかんだ上りと同じくらい時間かかって登山口に戻ってきた。頂上はいままででトップクラスに良かったが道中ももっと景色が楽しめたらええのやけどな。でも、2500の山をのぼったということで大満足。降りてきたら駐車場に続く道に何十台も路駐の車が並んでいた、これやと登山口までもかなり登らないといけないので、やはり早くきて良かった。

登山の後は温泉ということで、富士見高原の広原温泉 ホテル八峯苑にある鹿の湯へ。こちらはナトリウム硫黄塩・塩化物温泉の自家源泉の温泉。
黄白濁で鉄分塩分が多めの八ヶ岳らしい温泉。露天も広めで良い。基本白濁なのだけれども時間帯で翠色になるのだそう。
ちなみに、こちらで乾物のポップアップ店があったのだけど、皮付きイカとパイナップルの芯の乾物が良かった。もっと買ってくれば良かった。

原村の森の中にある、あぴの森キャンプ場で今日はキャンプ泊。
こちらのお父さんの手作り感あふれるキャンプ場。ツリーハウスにターザンロープ、スラックラインなどなどいろいろ遊べたり、小さな図書室もある。こちらでは平日に学校に行けない子供達のための施設にもなっているそうで、たしかにこれだと多すぎない人数でそれぞれがそれぞれの時間を過ごせそう。シャワーにトイレに炊事場にそれらも手作り感あふれていてそういうところも良い。森の中なのでこのキャンプ場以外の音は全くなく、またこの時期でも涼しいくらい風が抜けて気持ちのいいところ。10組もこれないというところもいい。ちょっと気になったのは石が多くてペグがなかなか刺さらないくらいかな。ぜひぜひこういったキャンプ場が増えていってほしい。
今年はキャンプしまくってきたけど、やっと道具が揃った感じで今回はあれもほしいなというのはなかった。