2022年8月12日

加賀、あわら温泉

午後は温泉三昧。
一気に西へ向かい加賀市へ。加賀市には大きな温泉街が5つもある。
まずは片山津温泉へ。日本海に程近い柴山潟沿いにある温泉街。大型旅館が立ち並ぶけど、やはり日帰り温泉の総湯へ。
一見近代美術館のようなガラス張りでソリッドな建物。浴室は森を眺める方と潟を眺める方とが日替わりになっている。内湯のみだがガラス張りで眺めはいい。「総湯」という印象とはかなり違うが、老舗の旅館が並ぶ中でこういうのもありかもしれないと思った。ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。源泉温度も高くそのまま湯船も熱い。

加賀の九谷焼 磁器工房白象のフリーカップ(盃と書いてあったか)を購入。白象さんでは高度な伝統技術を用いながらくすっと笑える感じの作品を作られている。ちょっとぶっ飛んでいて、はて何に使えばいいのだろう?というのまであった。

同じく加賀市の山代温泉へ。開湯1300年も納得の大きな旅館が並ぶ歴史ある感じ。ラウンドアバウトの真ん中みたいなところにある古総湯へ。純和風の建物に、内湯ではステンドガラス、九谷焼のタイルと大正な感じのたたずまい。この和風な感じで2階が休憩場所になっていて街を見ながら休めるのだが、今日は熱い。内湯も熱いので、脱衣スペースでも汗なのかお湯なのかが引かない。やっぱり寒くなってからのほうがいいな。
名物の温泉玉子購入。どこにでもあるやん、と思ったが、ここのは源泉に8時間浸けて作られており、常温で2週間もつ。黄身が硬めで白身はとろとろのままなところもいい。

福井へ入り、東尋坊へ。ちょっと遅かったのですっかり商店街が閉店していて残念だったが、空いてていい感じ。この2、3年柱状節理の断崖絶壁はいろいろ見てきたが、正直サイズ感はそれほどでもという感じなのだが、ここは景観として綺麗。夕日の柱も見えていい感じ。水平線上がガスってきたので日没は見ずに、宿に移動。

今日は大型旅館が並ぶ温泉街をまわってきたが、一番大きいあわら温泉街へ。今日の宿は、まつや千千。とにかく広い、部屋にたどり着くまでに温泉卵体験とか、和紙の行燈とか、いろいろ楽しめる。温泉はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。とにかく広い、しかも内湯が広い上に天井が高くて内湯の圧迫感がない。ここまでひろい温泉は久しぶりでゆっくり入っていたくなる。なんでも北陸最大級だとか。

あわら温泉街へ。駅前広場に湯けむり横丁という屋台村がありカウンターが全部埋まるくらい賑わってた。さらに芦湯という足湯がある。足湯とはいえ湯船は5種類のくらい広い。夜でもライトアップされていて明るく使いやすい。