2022年5月23日

妙高高原温泉三昧

朝4時から温泉。

まだ5時やけど燕温泉といえばの黄金の湯に行かねばと、車と徒歩で向かう。登山ルートに突然現れる野天。野天だけど男女別で入りやすい岩風呂。宿だと分かりにくかったけど白濁した温泉らしい温泉。この日は山の天気は悪そうなので誰も通らず、日の出の時間帯を独泉できて大満足。

黄金の湯のすぐ近くにある惣滝展望台から落差80mの惣滝を眺めたり。もう一つの野天風呂の河原の湯は橋が崩れたそうでよることできず。

ロッジに戻り朝食をいただく。コーヒーが軽井沢の丸山珈琲さんのもので、知り合いだそうで分けてもらってるとのこと。
昨夜は気が付かなかったけど、このロッジが映画で使われたとのことで部屋が残っていたり、ちょっとしたレトロな展示がありそれらを見たり、また温泉に入ったりしてギリギリまで満喫。

すっかり晴れわたり、燕温泉の碑からの次の温泉、関温泉へ。関温泉は旅館のみなのだが、100%源泉掛け流しにこだわっている温泉街。旅館 登美屋さんが日帰り温泉をやってくれて、内湯ながら森を見下ろす眺望風呂。ナトリウム - 塩化物、炭酸水素塩泉で、鉄分を含んでいてよくいう茶褐色よりは赤寄りの色で芯まで温まる。燕温泉からすぐやのに全く違った泉質を楽しめる。

両方の宿でおすすめされた、いもり池からの妙高山と苗名滝を見にまずはいもり池にある妙高高原ビジターセンターへ。妙高がどうやってできたのか、動植物、文化の展示に、地元の方もくつろがれている感じのカフェもある。
いもり池では逆さ妙高山も見られるくらい静かで住宅街近くなのに余計なものが見えないいいところ。ずっとベンチに座ってられる。

苗名滝(なえなたき)へ。駐車場から整備された道を徒歩たった15分で滝の見える展望所へ。柱状節理の岩盤55メートルの落差。雪解けの時期なのもあるやろうけど、ものすごい轟音の水量。滝の始点が大きくUの字に岩盤が削られていて、それもあわせて勢いを感じる。
15分で展望所があったが、さらに滝を目の前にできるところまで行けそうだったので進んでみる。一変してぬかるんだ獣道。距離をちょっとやけどかなり時間かけて到着。さらにすごい迫力。これはいい。
苗名滝の駐車場にあるお食事処 苗名滝苑できのこたっぷりのそばをいただく。なお、こちらでは流しそうめんも楽しめる。

妙高3つ目の温泉、池の平温泉アルペンブリックスパへ。こちらは近代的なお風呂。標高1,800mの妙高山中央火口原南地獄谷の温泉を引いてきている硫黄分を含んだ無色透明の単純温泉。透明なのだけれども露天風呂は源泉の火口付近の黒泥を混ぜた黒い泥風呂になっている。ということで妙高の3色目のお湯。露天はもちろん、内湯も天井が高く妙高の山々を見渡せる眺望風呂なのがいい。こちらは複合施設になっていて、レストランに、広いお土産屋もある。

ここまできたら、赤倉温泉 滝の湯。カルシウム・ナトリウム・マグネシウムー硫酸塩・炭酸水素塩温泉のダブル美肌の湯。少し古い感じの施設ながら広い露天岩風呂がいい。ちなみに赤倉は学生時代にスキーしにきたところ。

7箇所ある温泉のうち主だった泉質の4つ回った。1箇所の温泉地でいくつかの種類の温泉を楽しめるところはこれまでもあったが、車での移動が必要な距離ながらも妙高は全く違った成分と色の泉質を楽しめる、まさに温泉の聖地を感じられた。

まっすぐ帰ろうかと思ったが、善光寺で7年に一度の前立本尊ご開帳ということで寄ってみた。まあまあ人が多かったけど、コロナ対策取れるだけとったよという印象。
善光寺はちょこちょこきているが、参道のオシャレ度がまた上がったように見える。

諏訪湖での夕日が綺麗やった。んー、新潟は遠い。