2022年5月22日

燕温泉

十日町から上越へ移動。

7つの温泉地、5つの泉質、3つの湯色の妙高温泉へ。その中で一番標高の高い燕温泉にある、ブナの森に囲まれた燕ハイランドロッジを予約。県道から外れること500mほど建屋が全くないところを抜けた周囲に明かりが全くないブナ林の中にある絵に描いたようなロッジ。道もこの先は除雪されていなくて通行止めで、このロッジに用がある人以外は誰も来ない。しかも今日は他に客がいないとのことで、本当に静か。
部屋からもブナ林が見える眺望の部屋。で、他に客はいないので、学生がスキー合宿で使うんであろうロビーラウンジでもくつろげる。
温泉に入る。燕温泉自体がそこまで温度が高くないが、ここまで雪の中パイプを通して持ってきているのに源泉掛け流しにこだわった半露天風呂は冷泉(慣れるまでは一瞬しか浸かれない)。内湯は循環加温。ということ内湯と露天を往復しながら入るとちょうどいい。寒いけど虫がいないのでそこはいい。
燕温泉は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉で、美人の湯と呼ばれる要素全部入っているトリプル美人の湯。そんななかpH6.4というのもあり、長く入っていても安心。
ちなみに、ここの開業者は日本のスキーの草分け的な宮澤英雄さんとのことで、大学のスキー部の旗・盾もずらっとならんでいた。
温泉はずっと入れるとのことで、夜にもまた入る。
他の客がいないなんてことはそうそうないだろうけど、こんなに静かに過ごせるのはいい。