2020年11月 2日

耶馬・宇佐・国東・杵築・別府

1日雨らしい。
今日は大分方面にドライブ。まずは耶馬溪を目指す。12年ぶり。
紅葉がイマイチだったので奥の方の一目八景へ。かなり渓谷で霧が立ち込めていたので雰囲気がある。紅葉具合もいい感じでいろんな色を楽しめた。ちょっと早過ぎたのでお店が開いておらずそこだけ残念。

宇佐神宮を目指す。途中、院内の道の駅に寄ると石橋の町というなかなか魅力的なところなのでちょっと散策。
院内町には石橋が75基、うちアーチ橋が64基もあるそう。中には明治時代から現存しているものもある。
少し歩くとわかるのがこれらが現役でなくてはならない生活の一部になっているのがすごい。ここの川が流れが激しく深く削られているので丈夫な石橋が必要だったとのこと。

八幡神社の総本宮、宇佐神宮へ。表ではなく西参道から入ってしまったのだけどそれでも十分なほど大きい。メインの参道は幅広でありつつ、上宮、下宮それぞれへの参道は石段や木に囲まれて雰囲気のあるところ。帰りに菱形池や大尾山などまわっていると、いったいいくつあるんやというくらい神社が境内にある。さすが。

国東半島へ。とりあえず一番高いところにありそうな両子寺とかいて「ふたごじ」へ。
修行の地ということで、車でもなかなかの道中やった。国東半島のサイズと高さはあなどれない。
国東半島は石仏が多く、また神仏習合の発祥の地らしく、その両どう方がここでは感じられるところで、参道の階段の下には2m以上ありそうな仁王像が立っていたり、奥の院への道には鳥居があった。
護摩堂には不動明王が祀られており入ることができるのだが仏像やお供物?などなど所狭しと置かれていたのが印象的。

今回一番行きたかった坂道の城下町 杵築(きつき)へ。
北と南の高台に武家屋敷が、その間の谷に商人の街とメインストリートがあり、その先に城があるちょっと変わった造りの街並み。
商人街から高台に登る坂が緩やかな直線なのもあり、通りを挟んで向かいの坂も見渡せるところなど独特なところだった。なおその坂が酢屋の坂と志保屋の坂(塩屋の坂)とわかりやすいネーミングなのも良かった。
武家屋敷はいくつか公開されていて、そのうちの能見邸の台の茶屋でかき揚げうどんをいただく。武家屋敷の畳の部屋で庭を見渡しながらいただける。いい体験。
杵築はお茶でも有名なのだけど紅茶「きつき紅茶」もあり純国産の紅茶ということで買って帰る。
最初に独特な街づくりをされたのだろうけど、道だけじゃなくて雰囲気も込みでちゃんと残っているように感じた。ただ、雨だったので石畳や石段の坂が怖かった。

せっかくなので、別府にもよる。竹瓦温泉に行こうと思ったけどえらく混んでたのでパス。
商店街の蓋が季節の花みたいになっていていくつも柄があるのでマンホーラーとしては大変。
ここにきたらということで、とり天とだんご汁いただく。良い。

別府明礬温泉。ひさしぶりの白濁の硫黄泉の広い露天風呂。さらに単純泉も楽しめるという、さすが温泉の町。
雨も止んでくれたので露天満喫。

2時間かからないくらいで小倉まで戻る。
北九州から別府まで100kmほどとは思えないほどいろんなところが見られ、天気は悪かったけど、なかなか満足。