2019年6月15日

メディア芸術祭 ウィーンモダン展

お台場で開催中の文化庁メディア芸術祭へ
まずは未来館。受賞作品のアニメーションとパネルディスカッション。ただ話を聞くだけじゃなくて作品を見てからなので、よけに裏側の苦労がわかるトークエッッションで理解が深まる。
他に、アニメーションや漫画、大型のインスタレーションなど。

未来館のとなりのフジテレビ湾岸スタジオにも会場がある。リアルにスタジオなので天井が高いとかいろいろ面白い。こちらは少しの展示と独特な世界観の映像作品が多い。
数年前はけっこうなんでもありな感じでたくさんの作品が展示されていたイベントやったと思うけど、メディアというところに絞られていて、映像作品が見やすくできていたのが良かった。

ダイバーシティーに寄り、すっかり変わってしまった渋谷某所の跡を見つつ、国立新美術館でのウィーンモダン展へ。
ウィーンに行った際に寄る時間がなかったウィーン・ミュージアムが改修ということと国交150周年ということで開催。
ウィーンミュージアムは、ウィーン市立ということもあって、石器時代から近代までのウィーンの作品が多くあるので、広く収集している所と違い、ウィーンの変遷や文化を感じられる。今回の展示では、とくに城壁の撤去とともに都市計画がなされた19世紀中頃あたりや、分離派あたりがでてきた20世紀はじめころの濃厚な時代が感じられる。クリムトやシーレは代表的なものはベルベデーレやミュージアムクオーターにあるので、と思っていたのだがこちらもすごかった。行けば良かったなぁ。