2016年7月17日

クロアチア旅行 -DUBROVNIK 2日目 PM-

ボートで海へ出る。出ると言っても、ロクルム島とドゥブロブニク旧市街の海岸線をくるっと回るだけの45分。
ボートをやってる会社は10社くらいあり、港にクイズ番組の回答席みたいな感じで各社並んでチケットを売っている。
Dubrovnikカードが使える会社のは、海賊船を模した船で、なぜかガラガラ。それでも出港するんやから偉いなぁ。
海から見た旧市街は、本当に城壁に囲まれていて、これは侵入できない感じがする。
また、海に出て見ても、やっぱり蒼い海で、本当に水が綺麗。朝から歩き続けていたので、ゆるゆる船に揺られて見て回るのがちょうどよかった。

総督邸へ。
総督邸は、博物館として公開されており、事故や地震、戦争で各時代ごとに修復されてきたので様式が混ざっている建物で、アドリア海沿岸らしい建物。
建物自体や調度品、発掘品などが展示されている。一番よかったのは、1991年に始まった独立戦争の時の写真展。散々歩き回ってきたこの街は、たった20数年前に戦火にあったんだということを知ることができる。

少し遅めのお昼。老舗の高級レストランらしいProtoさんへ。夜は混んでそうなのだが、昼下がりは空いてた。
「老舗の高級」と聞いてて、店に入った時はそんな感じだたけど、2階のテラス席だったのと店員さんが気さくな感じで居心地のいいお店やった。いうまでもなくお料理も最高。
まだ行きたいところがあるけどゆっくりしてしまった。ちなみに、ドゥブロブニクはクロアチアで一番の観光地なので、そもそも食事は高いのだが、ここはやはり高めな設定。

バス乗り放題券もあったので、住宅街やホテル街がある新?市街の方へ。
やあhりこれまでよりは高級住宅街な感じがする。

旧市街の方に戻ってきて、旧市街西側にある要塞、Tvrdava Lovrijenac(読めねぇ)へ。
旧市街から小さな湾を挟んだ先の立岩のような断崖の上に立っている、見張り台的な要塞。
夕方だからということもあって、太陽を背に旧市街を見ることができたので、ものすごく綺麗で、この角度だと旧市街が断崖の上に立っていることを見ることができる。しかも蒼い海も見える。
いやー、ここから見る旧市街が一番好き。あんなにテレビでやってきたので、ここからのアングルで見せていないのがわからない。
砦の突端にずーっと座っていたかった、ってかかなり長い間座ってた。

随分満足したので、寒くなる前に上着を取りに一旦ホテルに着替えに戻る。要塞はホテルの逆サイドなので、やっぱりぐるっと回って帰る。
ホテルの近くに、ドゥブロブニクカードで入れる「ドゥブロヴニク美術館」があるので行ってみた。近代絵画がメインで、有名な作品があるわけではないが、アドリア海の景色を同じアングルで描かれた連作ものなどは見応えがあった。
また、もともと宮殿だった感じところで、上階のテラスでは、アドリア海を借景に彫刻を見ることができ、すごく美しかった。

夕食。どこで食べようかと悩んだんやけど、やっぱり景色見ながら食べたいので、一昨日も来たロカンダペシュカリヤへ。
小魚フライなどを頼む。クロアチアは日本だと、1.5人前から2人前の量が標準だけど、ここはさらに多いので、など、を頼んだので多すぎた。
と、思いつつも、やっぱりロジャータことプリンも頼む。すっかり涼しくなった、夜の港と城壁を見ながらの最後の夕食は大満足。

で、やっぱり夜の街を歩きまわる。学生さん?らしき人たちがやってるフリーのコンサートとかやってたり、日曜やけども夜遅くまでいろんなお店が開いているので最後まで楽しめた。