2015年2月12日

フィンランド ロヴァニエミ 3日目 街散策

今朝(といっても9時半)もいい天気なので散歩。
ロヴァニエミ南側にある教会へ。教会といえば、凛としてずっしり来る感じだったけど、ここは光がたくさんあり、さらに木造なのもあって明るくて暖かい雰囲気。
巨大なフレスコ画、横の壁画みんな威圧感なく、ほんと安らぐ場所。

教会からさらに南にある、川だか湖だかに。凍った水面に白樺の木。こういうの見たかった。しばらくぼーっと眺める。
凍った水面にはシュプールの跡があり、よく見ると、片方はスキー、片方はノルディックの看板が立っていた。ようするに早い人と遅い人でわけられているよう。

住宅街に入る。絵に描いたような北欧な別荘地の雰囲気。普通に大きなモミの木がある。
池らしきところを歩いてると、雪を固める車が来た。そもそも除雪は考えてないんやな。でもこれのおかげで歩きやすい道ができてるんやな。
ロヴァニエミは県庁所在地ながら駅は小さめ。まあ、車社会なんやな。
街の西側の住宅街も行ってみた。こっちは集合住宅などで庶民の町。アアルト作品のアパートもあった。
途中ハンドメイドなお土産もの屋さんなどに寄る。

ラップランド地方の文化を展示した北極圏博物館、アルクティクムへ。
アーチの天窓の長い廊下が印象的で、この左右に展示室があり、オーロラや動植物といった自然から、衣装や道具といった歴史、文化と、北極圏での生活を見ることができる。展示室が広々取ってあるので、なにかと実物大なのがよい。
見ただけでもわかるような展示方法になっていて、北極圏の入り口の町として生活を紹介するというすごくいいコンセプトやった。

アルクティクムのそばにある、フィンランドの森についての解説があるピルケ サイエンスセンターへ。
森に特化した科学センターみたいな感じで、少しずつ体験しながら、フンランンドの主な輸出品である木材をいかに継続的に生産、利用しているのかを展示している。
こっちは地元の子供も十分楽しく学べるように思えた。日本語の解説書もありありがたい。

少し町外れを歩いてみた。森やら川の上やら。
川ではちょいちょい薄いところがあり油断できない。川の真ん中の方でワカサギ釣りみたいに釣りをしている人がいたが、どうやっていったのやら。
森の方は、フラットに見えてちょいちょい起伏があるようで油断するとモモまで埋まる。でも新雪に足跡を残すのは気持ちがいい。
車のフロントグリルカバーってのも北極圏な感じ。