2015年2月11日

フィンランド ロヴァニエミ2日目 サンタ村、市街散策

朝食とって、ホテル近くの河原を散歩。8時過ぎてるけどまだ日の出前。
川は凍ってて広い雪原になってる。でも、数各国語で書かれた薄氷注意の看板があっちこっちに立ってる。これがなかなか怖い看板。

ロヴァニエミ郊外にあるサンタクロース村へ。サンタクロース村へは、市内から8番のバスで30分弱で行ける。バスに乗る際に行き先と片道か往復か告げて乗るシステム。まあ、行き先言わなくてもわかってくれるんやけど。

サンタ村には北極圏の境界線があるが、バス停がすでに北極圏側なのでいまいち感動がない。もっと言えば、昨日降り立った空港がすでにもっと北にある。
北極圏に到達したということで、パスポートにスタンプを押してくれるサービスに、北極圏到達証明書を発行してくれたりというのもある。これらを購入。
郵便局では、サンタ村の消印を入れてくれる手紙を出すことができる。ポストは、すぐに届くのと、クリスマス近くに届くのと2種類ある。本日のんにだしてみた。
サンタさんと一緒に写真を撮る(有料)が混むと聞いていたので早めに行ってみたら、暇そうにしてはったのと、やたら関西に詳しい人やったのでいろいろお話できた。ちなみに、トナカイで関空から入ったとのこと。まあでも絵に描いたようなイメージ通りのサンタさんで、想像以上にいい機会。
ほかに、マリメッコにイッタラのアウトレット、たくさんのお土産物屋さんがあった。アクティビティもいろいろあるようす。
広めのハイウエイオアシスくらいのとこやのに、いろいろ見るものがあって楽しかった。

バスが1時間に一本なので、それまでサンタ村周辺を散歩。何もなかったけど、雪原と林を見ているだけでも気持ちが良い。

ロヴァニエミ市街に戻るバスに乗る。道中集落がいくつかありそれなりに乗り降りする人がいはる。ただの観光路線ではなさそう。
と、友人がロヴァニエミに世界最北のマクドがあると言ってきたので、寄ってみた。お店で聞いてみたら今は最北ではないそう。しかし、フランチャイズやのにこんなに店舗が少なくて意味があるのやろうか。
ライ麦のバンズのバーガーがあったので注文。おいしいけど硬いので噛むと具がボロボロ落ちて食べにくい。サービスでオーロラのポストカードくれたのがなかなかうれしい。

夜まで市街地を散策。
ロヴァニエミは戦争で全壊してしまったが、その後建築家のアルヴァ-アアルトが新たに街の設計を行ったそう。そこでトナカイの頭の形の街にしたそうで、一人がデザインしたのに道が結構複雑。
そのアアルトの代表作の図書館へ。1960年代の建物ではあるがぜんぜん古さを感じさせない斬新なフロア構造になってて、天井から光の取り方が本には当たらないようになっていたりと絶妙。
おおかたの本は読めないけども、世界のクリスマスの絵本とかアアルトの作品集などは楽しめた。
図書館の並びに役所や病院などの公的機関がならんでいるがこれらもアアルト作品らしい。

街を歩いていて気がついたこと。
歩道に小さな砂利を撒く係りの人がいて、車で颯爽とやってきてシャベルでざざっと撒いて行かれる。このおかげで歩いていても滑らない。凍結防止剤よりこっちの方が効果的。
川沿いなどでは雪を踏み固められているところを歩く。少しでも踏み外すと膝まで一気に埋まるほどはまる。
川の薄氷ゾーンを歩いて渡り、なぞの蛍光ピンクヤシの木を立ててきたツワモノがいる。
普通の公園で普通に親子が遊んでいる公園がアングリーバード。