2014年3月20日

ベルギー旅行 ブリュセル中心夜

今年もこのタイミングでヨーロッパまで。
久しぶりのヘルシンキ経由。コンパクトながらも北欧雑貨等見ていて楽しいお土産物屋さん。5年ほど前にも使ったけど、さらに店が増えていていい感じになっていた。トランジット時間も少なくて良い空港。

ヘルシンキから2時間半ほどでブリュッセルに到着。
ブリュッセルの空港は、シェンゲン協定からの到着ゲートからバゲッジクレームまでショッピングモールみたく店が並ぶところを抜けるので、外に出てしまったんやないかと思うくらいの雰囲気。まあ、距離はあっても見た目に楽しめていいのやけど。

ブリュッセルの空港からホテルがあるブリュッセル中央駅まで国鉄で20分ほど。チケットは窓口でも自販機でもかんたんに買える。ただ自販機はクレジットカードかコインのみ。言語は、ブリュッセルの公用語であるフランス語とオランダ語に加えて英語は必ずあって、さらにドイツ語もある時もある。

到着ロビーから駅までは、看板とかあまり見なくても自然と辿り着くような分かりやすい設計になっていた。

電車は中はキレイなものだった。混んではいたけど、安全をみての一等車なのでゆったり座れた。で、ブリュッセル中央駅に到着。ブリュッセルのターミナル駅は北駅と南駅なので、中央駅は主要都市向けしかこないためかなりコンパクト。また、ホームは地下なので駅ビル自体もホテルくらいの大きさでわかりやすかった。雰囲気としては旅行者よりはジモティが利用する駅な感じ。

セントレアから17時間でホテルに到着。駅前のメリディアンホテルを予約していたのだが、駅前どころか直結やった。これは楽。

経験上、空港からホテルまででその国の印象が決まるので、間違いないルートとホテルを選んだとはいえ、思っていたよりかなりいい。

とにかくまずは、晩ご飯を食べに出かける。
レストラン街はホテルから徒歩5分くらいだが、その途中にグランプラスがある。ちらっと見えちゃったので寄らずにはいられず、グランプラスに入る。すごい。としか言えない。それなりにこういうヨーロッパの広場は見てきたけど、全方向の建物の装飾やら光の感じとか、石畳とか、トータルしてやっぱり別格。ベルギーに着いて1時間くらいしか経ってない時間やったけどもう満足。しばらく座って眺めていた。
ホテルそばにあるのはすてき。

グランプラス北側のレストラン街イロサクレ地区。道にも席が並んでいたりですごくにぎわっていた。ぼったくりが多いらしいと聞いたので、安全と聞いていたシェ・レオンへ。とりあえずベルギーらしい一式を注文。ムール貝の白ワイン煮(蒸し?)にフリッターにビール。山盛りのムール貝やったけどぺろっといただけて、しかもニンニク、セロリ、ハーブが効いてて最後まで飽きないおいしさ。周りの人をみてると貝殻をトングみたいにしてつまんで食べてはったので真似していただく。なかなかおもしろい。

ムール貝食べてホテルに向かう途中のアーケード、ギャルリー・サンチュベールを通り抜ける。ここはヨーロッパ最古のアーケードらしい。そこそこ遅い時間なのでたいていの店は閉まっていたけど街灯は付いたままなので明るい。ってか豪華かすぎる。閉店後のお店もウインドウのライトは付けてあるので、見ているだけでも楽しい。レストランやチョコレート屋さんはまだ開いていた。ヨーロッパの割にはショップが遅くまで開いているので驚き。
疲れているのに、とにかく歩いていて気持ちがいい。

気分が良かったので、中心地を散歩してみた。ヨーロッパらしい街並と壁画やらちょいちょいいろいろある。とりあえず小便小僧まで散歩してみよう、と思ったら、グランプから5分くらいか、えらい近かった。
小便小僧のジュリアン君は、三大がっかりということやったけど、本当に小さかった。でもまぁ、このくらいの方がいいようにも思う。ちゃんと世界中の人がいて、世界的にメジャーなんやなと感じた。ジュリアン君のとなりにワッフル屋さんがあった。PM10時回っててもまだまだ営業中。買わずにはいられない。四角いワッフルはブリュッセル風らしい。ってかワッフルにトッピングメニューがあり過ぎ。そもそも皿にのせているところで日本のベルギーワッフルとは違う。(プレーンを注文するとお皿ではなかったけど、プレーン頼む人は少ない)。そしてこの時間でもすごい売れている。
ウィーンでも感じたけど、スイーツおじさんは多い。
他にも、バーやフリッター屋さんはまだまだにぎわっているようやった。

グランプラスを横切り、ホテルに戻る。駅とホテルの間にシティサイクルの駐輪場があった。一日€1.6で借りられる。ウィーンもそうやったけどクレジットカードでその場ですぐに借りられる。お安い。

なんだかんだ、コンパクトに名所が集まっている感じだった。