2014年3月21日

ベルギー旅行 アントワープ

今日は天気が悪そうなので、屋内で見たいものが多いアントワープに行ってみる。
電車は時間通り来ないとのことやったけど、遅れてるのは空港・アントワープ方面のみやった。それほどでもないという印象。そして、遅れ時間が1分単位で表示されている。正確な遅れ時間が分かるってのはある意味すごいと思う。
平日の通勤時間ということもあってか、ひっきりなしに電車がやってくる。なので中央駅前後で電車が渋滞しているように見える。目的のアントワープ方面だけ遅れているので、電車が入ってくるたびに電光掲示板を確認する。まあ、同じようにずーっと待ってる人がアントワープ行くんだろうから、周りを見ているとなんとなくわかるんやけど。
ブリュセルからアントワープへの電車は地元っポイ人でいっぱい。例によって1等車なので空いてた。

ブリュッセル中央駅から40分ほどでアントワープ中央駅に到着。
ホームはコンクリ打ちっぱなしだったり、間接照明具合などですごく現代的。上を見ると吹き抜けで各階に電車が並んでいるのが見えて近未来的なのと、ガラスの天井が近代的。そして駅舎は中世的なすごい豪華な建物。ただただ見るだけで十分堪能できる駅。到着するやいなや やられっぱなし。

えらい雨やったけど、トラム使わず、アントワープの中心地を目指して歩く。たぶん、初めての海外で雨。
結構降ってるのに、傘とかささない人が多い。かといってずぶぬれになってる感じでもないので、それなりのカッコされてるんやなと感じた。しかし、雨でがたがたの石畳は怖そう。

世界遺産のベギン修道院に寄り、そのまま繁華街へ。
ファストファッションとかワンコインショップも中世の豪華な建物なので全然印象が違う。とにかくオシャレ街。まだお店は開いてなかったのとエラい雨やったので、そのまま通り抜ける。

アントワープ旧市街地へ入る。教会が目に入ってしかたないのでそのままノートルダム大聖堂へ。フランダースの犬のあの教会なわけやけど、それ関係の碑は全部日本語。周りのお土産物とかにもそれらしきモノはない。なので、どうやらフランダースの犬は日本限定で有名らしい。
と気がついたところで、開門になったので一番乗りで入る。かなり広い空間、それはゴシックの教会らしいところやけど、他との違いは多数のルーベンスの絵画が展示されているところ。他にも木製の説教台、彫刻家によって作られたオルガン、丸天井などなど、見所が多くて、有料なのも仕方ないか。

再び旧市街を散歩。川沿いのお城跡やら、レンガ作りのギルドハウス(今は楽器博物館)とかいろいろあった。雨じゃなかったらなぁ。
傘をささないと人が多いのはわかったけど、さすがに蚤の市をやっているのは理解できなかった。商品がずぶぬれやし。

いろいろ寄るところはありそうやったけど、単独の博物館で世界遺産にもなっている印刷業の博物館、プランタン=モレトゥス博物館へ。世界遺産の登録名は「プランタン=モレトゥスの家屋・工房・博物館複合体」でその名の通り、邸宅と印刷工房からなり、絵画や調度品から、世界最古の印刷機やらルネサンス期からの印刷物・書物が展示されている。いろんな角度で見応えのあるところやった。

ショッピングストリートでうろうろしながら駅まで戻る。