2014年3月23日

ベルギー旅行 ブルージュ

今日はブルージュへ。さすがにブリュッセルからの観光客が多い感じ。

ブルージュ中央駅からブルージュ旧市街へは少しだけはなれていて、その間に人口の湖(池)がある。昔は運河の港だったところらしい。今は地元の人がジョギングしたり散歩したりと言う憩いの場になっているようす。

旧市街に入る。小さな商店が並ぶ道を進み、とりあえず街の中心にある鐘楼を登りにいく。しかし今日も晴れと雨がめまぐるしく変わる。

ブルージュ内の美術館、博物館などのフリーパスを使って鐘楼を登る。開門前からそれなりの列ができていた。あちこちで鐘楼は登ってきたが、並ぶほどは初めて。
88m、366段なのでそれほど高い方ではないがブルージュを見渡すには十分な高さ。47個の鐘からなるカリヨンはオルゴール式で15分ごとに鳴る。なかなかサービス万点。もちろん世界遺産。
天気がいまいちやったので、後でまた来ることにする。

ショッピング街を歩く。同じチェーン店でも、他とは違ったブルージュのイメージのお店になっている、そうやって、それぞれの街に合わせた見た目と内装なところがよい。

風車があるブルージュ旧市街の外周にあたる運河まで行ってみる。思っていたより遠い。道中はやはり生活密着なお店がちょこちょこあった。住むにも便利そう。
旧市街外周は運河と公園がベルトみたいに囲ている感じで、こういうところもあるのは良い。風車に橋が架かっているところには立派な門が残っている。ここから外は普通に住宅街な感じやった。

ミュージアムパスで寄れるところにちょこちょこ入りながらまた中心部に戻ってくる。

ブルージュは北にある港からの運河を通じて盛り上がっていたのが14世紀。15世紀に運河が砂で埋まってしまい、そのまま死の都となって時間が止まっていたということで、街並が15世紀のままというのをベルギー各地を歩いてきたので強く感じられた。

めっちゃ天気がよくなったので、もう一回鐘楼に登る。
雨上がりなのもあってか、オレンジ屋根がとてもキレイな旧市街から、遠くの郊外まで見通せて、すごくいい。

その後も、美術館・博物館、散歩、お土産屋、休憩の繰り替えし。
たしかに観光客だらけではあるのだが、そんなにごったがえしているわけでもなく、適度に人気あるところで歩きやすかった。

美術館、博物館では、個人的にはこれといって目玉の何かはないのだが、街や歴史ある家の歴史、中世・現代アートなど街の中心だけで幅広いジャンルの展示が、しかもフリーパスだけで見られるのはとても良いと感じられた。

ブルージュの入り口方面までもどってきて、これまた世界遺産のペギン修道院へ。修道院らしく、質素で、とても静かで落ち着く。

魚料理のおいしいお店ということで寄ってみた、王宮近くにあるBreydelDeConincへ。かなりの席が予約済みになってたので人気店らしい。日本語メニューもあった。おすすめの魚料理を聞いて、魚介たっぷりのワーデルゾーイをいただく。見た目とちがってさっぱり。でも味はしっかりしていて、めっちゃういまい。料理がおいしいのはもちろんやけど、ホールからシェフまで楽しい方々で、広くないお店なのもあってか、アットホームさが良い。人気なのも分かる。

夜のブルージュも見ながら駅へ向かう。
気がついたらまるまる一日すっかり長居してしまった。ほんとはここまで期待してなかったので、ゲントとかも寄ようかと思ってたのだが、そんな時間全然なかった。

ここ数年では、デルフト、グラーツと同じく散歩にオススメできる街。(3都市とも同じような街なのでかなり個人的ではあるけど)
ベルギー来るならココと言われるのも納得。