2013年3月23日

オーストリア旅行 -ウィーン 4-

将軍の離宮だったベルヴェデーレへ。ここには広大な庭と今は美術館になっている2つの宮殿がある。
庭は、ウィーン市街地に向かって緩い下り坂になっている。なので、ウィーン中心地をバックに庭を眺めることができ、借景みたいになっている。ヨーロッパの庭園では珍しい感じがする。
上宮にはオーストリア出身の画家の作品を中心に展示されている、オーストリアで2番目に大きな美術館。とくにクリムトのコレクションはすごい。クリムトといえば接吻みたいなイメージだったのだが、意外と風景画や写実的な作品もあり、そっちの方が好き。

U4番線のケッテンブリュッケンガッセ駅とカールスプラッツ駅の間には、ナッシュマルクトという市場と、土曜限定でフリマが開催されている。で、寄ってみた。
ケッテンブリュッケンガッセ駅前にはマジョリカ焼きタイルを使用して壁一面に花柄が描かれているマヨルカハウスがある。(って書いてあったが、「マジョリカ」はイタリア語で、「マヨルカ」はドイツ語ってことか)。しかし、100年経ってるとは思えんな。
マヨルカハウス前には、フリマ。ホントいろんなもんがある。日本と違うのは、使わなくなったものではなく、使えなくなったものが多い。いやそんな電化製品ばかり目につく。でも、たまにレコードとか本はきっと掘り出し物なんやろう。
その隣には、青空市場のナッシュマルクト。見事なほどの食材が揃ったマーケット。とくに何件もある香辛料屋さんはみなすごい。知らん香辛料もいっぱいある。

音楽館へ。巨匠の遺品等を見るもとこなんだろうと思って行ったのだが、それは半分くらいで、基本は体感型のミュージアムやった。自分の指揮にあわせてウィーンフィルが演奏するヴァーチャルシステムや、世界中の雑踏が聞けるインスタレーション、音の不思議などなど、子供から大人まで楽しめる。ガイドブック等であまり取り上げられてなかったが、いいところやった。
浜松にもコレくらい用意しておかないと。

百貨店とかでお土産あさる。

夜は教各会で無料のコンサートが開かれていると言うことで行ってみた。シュテファン寺院は遠くからしか見られなかったがゴシックな雰囲気は十分。ペーター教会ではゆっくり座って聞ける。シュテファン寺院とはちがったバロックな雰囲気。こっちの方がよかったなぁ。

夜の繁華街をぶらつきながら余韻に浸って、カフェ モールアルトでちょっと遅い夕食とスィーツ。ここは日本語での表記もあり結構安心。肉を煮た感じの料理(写真忘れた)がおいしかった。で、名物モーツアルトケーキはおいしかった。空いてたおかげで気兼ねなくゆっくりできてよかった。