2013年3月24日

オーストリア旅行 -帰り-

今朝は雪。街中に降る雪なのに湿気がなくってパウダースノー。風で砂ボコリのようにサーッと飛ばされている。

近代的なミッテ駅のCATにスーツケース預けて、飛行機のチェックインしてから、最後にまたウィーン中心地を散歩。
寒くて、どんよりな空やけど、なんとなくそれも似合う。

ウィーンのシティーサイクルはステーションがたくさんあり、スマホアプリで残り台数等もリアルタイムで確認できる。1時間までは無料なのですごく便利。トラム、バスは本数も多く、朝から夜中まで走っている。乗り放題券さえ持っていればほんとに気軽に足代わりに使える。優先席のイラストの分かりやすい。なんで日本は文字なんやろう。

押しボタン信号はわかりにくい。見よう見まねでやっと使い方が分かった。

スーパーのSPARはあっちこっちにあり便利やった。おみやげにできるチョコとかも安いし、デリも充実。オーストリアと関係ないけどアリゾナってお茶にいろんなフレーバーや味を加えたもののシリーズがお気に入り。

CATで空港まで行く途中は、たった16分なのに、住宅街を抜け、工場が並び、畑(?)と、完全に郊外になっていく感じ。
空港では他のヨーロッパの空港と同じで、シェンゲン協定内の便に乗るターミナルにはあまりお土産物屋さんがない。ちょっと残念。
天候不良で搭乗機の到着が遅れ、やっと乗って滑走路に出たけどなかなか飛べず、羽根に着氷してきたから溶かしたりで、結局一時間遅れの離陸。で、フランクフルトで乗り換えて無事帰国。

ほんと、安全な感じがする街。ちっとも裏切られないイメージ通り。
印象的だったのは、みなさんがとにかく自然に挨拶されるところ。高級なレストランや老舗カフェは当然としても、スーパーのレジとかチケット販売の人も、(レジの人どおしおしゃべりしてはるのは他のところとおなじやけど)必ず最初に「こんにちは」と挨拶しはる。「いらっやいませこんにちは〜」みたいなやらされている感がまったくないところが気持ちいい。
日本は非常時にも協調性があると言われているけど、ちょっとしたこと、次の人のためにドアを開けておくとか、譲るとか、駅で困ってそうな人に教えてあげるとか、個々にたいしての思いやりと言うのは、すごくありがたくて、日本は全くないなと感じさせられた。

短い期間やったけど満足できた。だからまたどっか行きたくなる。