2013年3月21日

オーストリア旅行 -ウィーン 1-

朝食のビュッフェに満足。コレ大事。
日本人が多いのか、ご飯とか納豆とかもあった。さすがインターコンチ。

ウィーンの公共交通機関3日間乗り放題に加えて、冊子が100ページを超えるほどの観光施設とかレストランとかの割引きになるウィーンカードを購入。これもヨーロッパでのお約束。損か特かよりも楽な方が優先。もちろん、あっちこっち寄る予定のオレにはかなりお得。

地下鉄に乗って市内西部を目指す。中心地をすぎると、地下鉄といっても地下ではあるが空が見えてる感じ。ま、それもいまさら突っ込まない。今日は天気は曇りらしいけど、それが中欧な感じがしていい。

ウィーン中心地から地下鉄で10分くらい、駅から徒歩5分。世界遺産のシェーンブルン宮殿へ。
庭自体は6時半から開いてるので、宮殿の開館前からたくさんの人が散歩してはる。広さからしてもちょうど皇居や御所みたいな感じやな。
宮殿は8時半から入館可能。通常は、入館できる時間指定(タイムスロット)のチケットなのだが、いつでも入れるシシィカードを買ったので待ち時間なく入れた。
宮殿は1400もある部屋のうち重要な40部屋が公開されている。まぁー、超豪華。さすがハプスブルグ家。そりゃあベルサイユ建てたくなるかも、と思ってしまう。

シェーンブルン宮殿の庭を回る。まあ広い。
庭には丘があり、宮殿から20分ほど歩いたその上に記念碑として建てられたグロリエッテがある。今は中がカフェになっている。
ここからは、ベンチに座って、宮殿越しにウィーンの町と森が見渡せる。登る価値あり。
3月はまだシーズンオフなようで、手入れは十分されていたけど、庭の花はまだ咲いてなかった。咲いてたらキレイやろなぁ。

宮殿の表に戻ると、イースター祭の出店がずらっと出ていて盛り上がっていた。イースターといえばペインティングされた卵の殻。手作り感満載でいい。割れずにもって帰れるか心配と言ったら、卵用のケースに梱包してくれた。(無事割れずに日本まで持って帰れた。)
エッグダンプリング(?)もおいしかった。こういう屋台でも、作り置きはなく、注文してから具を混ぜて焼くってのがヨーロッパな感じ。時間はかかるけど、やっぱりできたては良い。

ウィーン中心地へ戻ってきた。
ウィーン旧市街の中心地はリンクと呼ばれる一周約5キロの環状の大通りがあり、そのリンク内は世界遺産に登録されている。

ホテルザッハーのカフェで、本家のザッハトルテをいただく。ついでにいわゆるウインナーコーヒーことアインシュペナーを注文。いかにもウィーンな感じ。ザッハトルテはものすごく甘さ。でも、アプリコットが入っていてその酸味が良いアクセントになってる。しかし、コーヒーはせめてブラウナーくらいにしとけばよかった。クリームまみれ。
カフェザッハーは、カフェでありながらもクロークがあり、深紅と金の絨毯、豪華なシャンデリア、大理石のテーブル、それでもシックな雰囲気で、すべてが贅沢。平日の午前だったから空いてたけど、後で土曜に前通ったら行列ができてた。

着実にチェックポイントをこなしていく。

カフェザッハーから、歩行者天国でオーストリア一番のショッピング街、ケルントナー通りを進み、ウィーンの本当の中心地、シュテファン寺院へ。
見事な重厚感あるゴシックな大聖堂。中の祭壇あたりはバロック式で、長年にわたって修復され続けてきた感じがする。荘厳感はすごいが、観光地すぎてガヤガヤしててゆっくりできる感じではないかなぁ。
南塔に登る。高さ137mで教会の塔としては世界で3番目に高いそう。(といっても2位よりも20mも低いけど。)まぁ、登るには、お約束のすれ違うのも大変な狭い螺旋階段階段のみ。かなり疲れる。けども、窓からだけやけど、ウィーン中心地から一望できるのは気持ちがいい。

シュテファン寺院の周りは、モーツアルトなコスプレをしたコンサートのチケットを売るお兄さん達がいっぱい。教会の写真撮ってたら次々声かけられてうざい。

中心地で、普通にZARAとかよったりしながらプラプラ歩き、王宮などを通過して、リンクのエッジにある美術史美術館を目指す。ここで、もうお昼。