2011年11月23日

エジプト旅行 6日目 -ギザ ピラミッド-

ギザ駅に到着。さすが大きな街だけあって、駅も地元っポイ人が多い。今回の旅で一番北なのに暑い。

さっそくピラミッドへ移動。道中の高速道路から街を見ていると、高いビルが多い。ブロックが積まれている建設中も多い。空きビルっポイのも多い。街としては、これまでのルクソールやアスワンの方がキレイかな。
とくに暴動な感じはなかったので安心。

朝は霧が出ていると言うことでなかなか見えてこなかったが、けっこう近づいてから薄っすら見えて来たピラミッド。えーって声あげてしまったほどデカい。
映像では伝わりません。なんでやろう。とにかく嘘みたいにデカい。これは行ってみないと分からん。
ちなみに今は中の石がむき出しになっている状態で、元々は石灰岩だかの化粧石でキレイな平面になっていたらしい。

ギザのピラミッドへ。ほんと街のすぐ横にある。クフ王のピラミッドに入場できるのは午前、午後、それぞれ150人まで。しかも予約できないらしく当日行ってみて残っているかどうかということらしい。到着したときには既に販売が開始されていたが、余裕でチケットが買えた。観光客少ないんやなぁ。

ピラミッド、いうことなし、すばらしい。

クフ王のピラミッドの中は、撮影禁止。
入り口付近は後で盗掘用にあけられたものなので洞窟みたい。その先はピラミッド建設当初からの道。かがみながら進まないといけないせまい回廊を抜けると、縦方向に広い大回廊。長い階段を上り、黒い花崗岩で作られた玄室にたどりつく。壁にはレリーフなどの壁画が一切ない、そして入り口も小さいから、ただ石棺だけがあるキレイな立方体のソリッドな空間。ちょっと話しただけでもワンワン響く。これも嘘みたいな空間。4500年前に建てたとは思えない。
いちおう、換気口や送風機があって空気は普通。

表に出てから「ラクダに乗りたい」とガイドさんにお願いして手配してもらった。(ぼられたりされたらいやだし)ラクダに乗って揺られながら展望台から砂漠やピラミッドを少し周る。これまた贅沢な時間。

クフ王のピラミッド脇の、発掘された木造の船が発掘現場まるごと博物館になっている、太陽の船博物館に。ここでは靴カバーをして入る。
これまた先日作ったところのようにキレイなままの木造の船。お見事。木はシリアの方から入手していたらしい(たしか)。ここは夏なら日差しを避けて休憩するのに立ち寄ると良いかもしれない。

そしてスフィンクス。思ったより小さいようみ見えたが、まあ、ピラミッドがでかすぎるんやな。
ウワサでは目の前が市街地ということだったが、そこまででもないかな。