2009年3月 4日

最近見た映画

20世紀少年<第2章>最後の希望
主人公が第1章の主人公の姪に変わり、テロリストにされてしまった秘密基地メンバーやクラスメートとともに、第1章で謎だった部分をクリアにしながらストーリーが進む。"ともだち"やマスコミによる洗脳(?)は怖い。歴史の教科書に載っているのが事実かどうかってのはなかなかリアル。ただ、やっぱ3部作の2部って感じで1つの作品としてどうもなぁ。「おまえ・・・あいつかぁ」って。

ベンジャミンバトン-数奇な人生-
老人の姿で生まれ年をとるごとに若返っていく人生を歩む男性の人生を、友人、恋人、親、子、などの人との出会いや別れを中心に描いた話。彼の日記をたどる形で特に盛り上がるところなく淡々と進んでいく。そこがまた、この時にとどまっていたいと思っても、若返っていく人生を歩んだとしても、人生は前に向かって進んでいくしかない、永遠のものはない、という感じがしてよかった。

7つの贈り物
7人の他人に彼らの人生が変わるような贈り物をする計画を立てた男の話。彼が何をしようとしているのか、なぜそのような行動に出たのかなどなど分からないままフリが続き、少しづつ全貌が明らかになっていく展開。クリアになったところで、彼のやってきたとこ、やろうとしていることが正しいのかどうなのか、まだ途中なのに考えさせられる。細かいところが気になるが、まあ、そこはさておき、映画らしい面白みのある話だった。