2009年3月22日

オランダ旅行 -キンデルダイク-

今日はRondreisというチケットで環状線になってる鉄道の路線をぐるっと回る。今日も朝霧がきれい。

まずはキンデルダイクへ。
アムステルダム中央駅からBreda行きの快速に乗って1時間20分、Rotterdam Lombardijen駅へ。住宅地の日曜やからか駅はガラーン。
ここでバスに乗り換え。駅の東側にあるLombardijen駅バス停(駅構内にバス停の位置がわかるような地図や看板がなかったからちょっと焦った)、からユトレヒト行きの90番のバスに乗って40分くらいの Molenkadeへ向かう。バスは1時間に1本だけやけど電車との接続はいい。バス停の時刻表のところに「To the Windmills」と落書きみたいに書いてあった。

バスは前払い制で、乗る際に運転手にどこまで乗るか告げて料金を払うなり、回数券にスタンプを押してもらう。この区間で回数券5枚分(15枚綴りの回数券で約€2.5)もした。けっこう遠いんやなと実感。
Molenkadeがどこだかわからんから着いたら教えて欲しい、と乗るときに運転手さんに言ったら快諾してくれはった。まあ、慣れてはるんやろな。

道中は郊外の閑静な住宅街で、実際住んだら不便なんかもしらんけどちょっとあこがれる。アパートは、日本ならベランダにして洗濯物を干してそうなところを、みんな机と椅子を並べて日向ぼっこしながら本読んだりしてはる感じやった。これもいいなぁ。うちのベランダじゃ狭くてできないな。ん、洗濯物どうしてはるんやろう。

運転手さんが「Windmills」と言って止まってくれはった。もういっそのことバス停の名前かえたらええのに。
今回の旅行の一番の目的地、キンデルダイクの風車網に到着。アムステルダムからはトータル2時間。
広々とした湿地の中に流れる運河沿いに19基の風車が並ぶ。いやーいい。回ってなかっんがちょっと残念やったけど、大満足。
羽の直径は約30m。オランダに入って風車は何基も見てきたが、ここのは羽が地面ぎりぎりまであって、羽のデカさが感じられる。回っていたら危ないような気がする。
ここの風車は、土地が海面より低いから洪水が多いために作られた灌漑用の風車。風車の動力でポンプを動かし、水をくみ上げ水路を介して次の風車に渡す。それを19基の風車が連携しバケツリレーみたいにして水を川へ排水するというようになっている。

1基は観光用に見学ができるようになっている。中には生活していたときの雰囲気をのこしてあった。
訪問者ノートがあったので見ていたら、ほんと世界中から観光客が来ているのがわかる。中にはドラえもんの絵まで。

キンデルダイクの街を歩く。やっぱりハイネケンバーがあり、サッカー場とかもあった。で、オランダ版乗り換え案内で案内されたウオーターバス乗り場に行ったら、営業は明日からとのこと。えー。ちゃんと日付入れて検索してきたのに。
というわけで、しかたなくバスに乗ってロッテルダムへ戻る。