2009年3月21日

オランダ旅行 -デルフト-

今日は、アムステルダムからデルフトの往復切符を使って途中下車しながら寄れるだけ寄ってみる。

アムステルダム中央駅からsneltrein(各都市の中央駅と乗換駅のみ止まる、まあ快速か)で1時間のデルフトへ。
車窓からの朝霧がかかった風景がいい。
デルフト駅のキオスクでお寿司が売ってた。

中心地は周囲4kmくらい。それを取り囲むように流れる運河を散歩。
ランニングしている人がちょこちょこいはるくらいで静かで気持ちいい。
デルフト眺望が描かれた場所らしい東門へ。絵の感じと比べると狭い感じやけど、ベンチもあってゆっくりできる。

中心地へ入る。さっき通ったところなんだかわからなくなるくらい、あっちこっちに運河が走っている。

マルクト広場へ。新教会の鐘楼が高い。青空に栄える。新教会の向かいには市庁舎が、両サイドにはカフェやデルフト焼きなどのお店が並ぶ。デルフト焼きは色が好き。でも高い。
9時半くらいなんやけど、まだ人が少ない。土曜日やし?
広場付近は登録なりしている車だけ入れるようで、なにやらコインパーキングの料金支払い機みたいなのんを操作すると車止めが下がるようになっていた。古い街でもちょっとハイテク。

広場から伸びる道で、マーケットが開かれていた。さすがでっかいチーズが並んでいるお店や、チューリップがずらっと並んだ花屋さんが多い。なぜか菓子パン屋さんや日用品屋さんまで露店が出ていた。
木曜はマルクト広場で、夏は運河沿いでマーケットが展開されるらしい。

10時にようやく新教会が開いたので寄ってみた。デルフトはそんなに大きな町ではないけど、天井の高さやステンドグラスの大きさとか、教会はとても立派。
ステンドグラスを通った光が柱や壁を照らしているのがすごい綺麗やった。

新教会にある高さ108mの鐘楼に登る。狭い螺旋階段を400段ほど登るとてっぺん近くに出た。ネットもなんもなくて見通しが良く、天気がいいのもあって気持ちいい。
デルフト中心の中世の街並み、周辺の近代的街並み、なにもない平地、森、そして次の街、という感じで、同心円状に広がっていく感じが見て取れる。

登っている途中でカリヨンが鳴ったのだが、町中に響き渡る鐘の音なのに、思っていたほど大きな音ではなかった。

フェルメールセンターへ。本物はないけどフェルメールの全作品の(たぶん)実物大パネルが並べられており、見比べることができ、またアトリエを再現してあって構図の取り方などの解説があった。

旧教会の方も行こうとしたら、今日は結婚式なので一般公開は夕方からとのこと。外から見るにステンドグラスがきれいそうな感じだったので残念だが、まあそういうことならしかたなし。