2009年3月20日

オランダ旅行 -ザーンセスカンス-

ザーンセ・スカンス(ザーンセ・スハンス)まで移動。
アムステルダムを抜けると工場地帯。広い範囲に渡って発電用風車が数え切れないくらい建っていた。やっぱりあるんやねぇ。
工場地帯の先は住宅地となっていた。ヨーロッパって感じの街並みが続く。

で、アムステルダム中央駅からUitgeest(アイトヘースト?)行きの普通電車(Stoptrein)で20分のKoog / Zaandijk駅(コーグ/ザーンデイク?)に到着。市内に複数の駅がある駅名はこんな感じで、駅名 / 街の名前 という感じで書かれていて、わかりやすい。

駅から2,3分ほど住宅街を歩いてザーン川にぶつかり、橋を渡る・・・と思ったら橋は工事中。で、無料の渡りボートが出てるとのことで、人の流れについて行って、橋から南の方にある船着場に到着。
ボートはざっと10分間隔でやってくる。橋代わりなので、着岸して乗り降りが済んだらすぐに出航する。ボート内はやっぱり自転車でいっぱい。

で、駅から見て対岸にある、ザーンセスカンスに到着。
ザーンセスカンスは、古い風車や家を保存のために移築して集められた集落。風車が川沿いに並び、家は緑の壁と白い窓枠で統一されている。観光地なので、木靴やチーズ工房、おみやげ物屋さんなどが並ぶ。のどかな風景に、ゆったり回る風車がいい。イメージしてたオランダな感じ。

ピーナッツ油を搾油している風車に寄る。入り口で日本から来たというと日本語のパンフをくれた。日本語版があるなんてありがたい。
ここは330年ほど前に建てられた風車で、風車の動力で、5トンの臼を回しピーナッツをすり潰し、杵で油を搾り出す。最終的に得られる油の量に比べて、すごい大げさな装置に見える。
しかし、このでっかい臼を風が回してるなんてすごい。

ここで働いているおじさんが日本好きらしく何度か日本にも来られているとのことで、オレが京都出身と伝えると、「木製の橋見に行ったよ」って驚きの返事。まさかここまで来て流れ橋見に行った人にあうなんて。
そんなこんなで、おしさんに風車の説明してもらいながら、日本とオランダの違いの話やら、車の話やらできて楽しかった。