2008年9月14日

大分-2

別府へ。
山側を見ると湯気が立ちあがっている数がさすが原泉数日本一の温泉地という感じ。
駅周辺の古い共同浴場がある街並みから、ちょっとバスに乗るとオーバーハングな展望タワーもあるコンベンションセンターまで、思っていたよりいろいろある。バスでは日本語、英語、韓国語(中国語やったかな?)でのアナウンスで、海外からもお客さんが多いんやろなって感じがした。
温泉で観光地となると、お土産物やさんがずらっと並んでて、ってイメージやったけど、ここは生活感のある商店街とかの方が多くて、これはこれでいいなと感じた。

別府駅から少し離れた鉄輪にある、地獄めぐり。こっちの方は観光地って感じ。
100度近い温泉だけでなく、球状に膨れる熱泥、間欠泉(熱くてあぶないから岩で屋根が付けてあった)などなど、天然のものや手を加えてあるものもあるらしいけど、いたるところから沸いているっていうのはさすが別府。地獄めぐりの中には熱を利用して、ゾウやワニなどの熱帯の動物が飼われていたりしていた。

豊後大野市にある原尻の滝へ。
高さ20m幅120mの滝。ということで行ってみたが、渓谷とかでなくて、上から見ると平野の田んぼの中を流れる川なのに、突然落ち込むようにこの滝が現れるというところがすごい。つり橋から見たり、滝壺から見たり楽しめる。
近くを散歩すると石の橋や苔むした静かな神社などもあった。

耶馬渓へ。
奇岩だらけの渓谷やダムとか寄りながら、青の洞門へ。ここは禅海和尚って人が、難所だったこの地で事故死した人を見てなんとかせねばと思い、ノミと槌だけで30年かけてトンネルを掘ったというところらしい。今や車が通れるほどになっているが、当時はどんなサイズやったんやろう。なんにせよこの距離を堀ったのはすごい。秋に来たら紅葉がきれいなんやろなとういうところやった。

その他食べた物。
味噌ベースに小麦粉の団子(麺?)にたっぷり野菜のだんご汁。だんご汁のだんごをきな粉にまぶしたやせうま。これらは郷土料理な素朴さがいい。さすが大分で、かぼす系飲料も多い、さっぱり感がくせになる。温泉を利用して蒸した濃厚なプリンもあった。