2008年3月22日

カンボジア旅行 アンコール遺跡群

やっぱアンコールワットまで日の出を見に行きゃよかったと思いながら、ホテルを散歩。廊下に飾ってある置物がいい。
プールでは西洋の方が朝から泳いでおられます。

午前はアンコールワット東側から郊外まで回る。途中イオンが支援して作られた植樹園や学校が見えた。

タ・プローム東にある、周囲2kmもある沐浴のための人工池、スラ・スラン。沐浴にしちゃあ、広すぎやろ。

スラスラン東側にある三層のピラミッド式の寺院、プレループ。ここでは火葬の儀式が行われていたらしい。
ラテライトの赤土で作られていて全体的に赤みを帯びている。デバダーなどがキレイに残っている部分もあれば、崩れてしまった像もあり、そんなところが遺跡っポくていい。
中央祠堂まで登ると、一面に広がる平野を見渡すことができる。天気がいいのと涼しい風もあってすごく気持ちがいい。
今回カンボジアを訪れた中でここが一番好き。

さらに東へ進む。通りの両サイドには日本で言う高床式の家がずらーっと並ぶ。高床になっている一階のスペースでは、ハンモックで昼寝をしている人、ビリヤード台が置いてありご近所の皆さんで楽しんでいる人、それぞれ思い思いの暮らしをされている。ちょっとあこがれる。

バンテアイサムレに到着。ここは砦という名前がついているとおり重厚な感じ。回廊や中央祠堂などアンコールワットやバイヨンの建築様式の元となっているらしい。
遠近法っポイ入り口の造りとか、急な階段とか、狭い範囲ながらもいろいろ工夫されて造りこまれている感じがした。なんやダンジョンみたい。

各遺跡毎くらいに有料のトイレがある。アンコール遺跡群のチケットを見せると無料で使えるのだが、意外にキレイ。分かってらっしゃるって感じがする。

車で30分ほど一気に北上。道中は、森林や平地、時折高床式住居の集落が続く。

シェムリアップから約40kmのとこにあるバンテアイスレイ。
石柱が立ち並ぶ赤い土の参道を抜けた先に周囲400m位の比較的小規模な中央伽藍がある。
小規模ながらも、フランス人が東洋のモナリザと呼んだキレイなデバダーをはじめ、かなり深くまで彫られているレリーフ、そして何より全体的な赤さが他と違って独特な雰囲気を出していた。

シェムリアップ市街に戻り、ランチ。パイナップルスムージーを頼むと、またしてもパイナップルがそのまま容器になって出てきた。昨日の椰子とちがって、これはおいしい。

今日もホテルに帰ってお昼休み。