2008年3月 8日

ドイツ出張 5日目 朝の散歩 ヴォルフスブルク 最後の晩餐

今朝も散歩。キレイな公園があると聞いていたのでブレーメン駅の裏側に行ってみる。
公園の入り口には静かな池とホテルがある。すごく気持ちいい。朝のジョギングしている方が多く、例によってみなさん挨拶してくれはる。
公園を歩いて回るのに4時間もかかると聞いていたが、建ててあった地図をみてびっくり。広い池が公園のほんの一部にすぎない。というわけで、ちょっとだけ回ってホテルに戻る。

ブレーメンからICEで1時間半くらいのところにあり、フォルクスワーゲンの本社工場があるヴォルフスブルクへ。
今日の路線沿いも風車がいっぱい。

ワーゲン本社が見えてきたが、何キロあるんですか?というくらい敷地は広いし、ビルが途切れない。そして最後に出てきたぶっとくてでっかい4本の煙突。なんか距離感がわからなくなるサイズ。これを見ただけでなんか負けましたって感じがする。

ヴォルフスブルク中央駅隣にあるアウトレットモール寄り道。日本のと比べると規模が小さいが、カジュアルなのからNIKEやフランフランみたなお店のほかに、ルクルーゼやフォッシルまであった。

ワーゲン社に隣接する、車のテーマパーク AUTOSTADTへ。ワーゲンと傘下のアウディやらランボルギーニら各社のパビリオンがある。
クラシックカーの展示や車の科学館的なものもあり、オフ車で車のシーソーやパイプな道もある試乗コースもあった。遊びで来たらぜひやって行きたい。
とにかく大人から子供まで一日楽しめるところ。

フードコートで昼食。
ドイツに来てやっとケーキを売っているのを見つけた。ザッハトルテを注文。容赦ない濃厚なチョコと甘さ。さすがドイツ、期待通り。

AUTOSTADTの隣にはサッカードイツリーグのヴォルクスブルクのスタジアムがある。入り口はサファリパークの肉食獣入り口みたいに厳重。いままで物静かな人ばっかりやったのに、スタジアムでは一人一人の声量がすごい。警官もキャッチャーかアメフトかみたいな装備でごつい。そして女性警官も多い。(女性とはいえオレなんて簡単に吹っ飛ばされそうなくらい、たくましい方ばかりやったけど)
長谷部選手もフルでピッチに立っていました。

ヴォルフスブルクは小さいながらも新しいものがいろいろある感じで、中世なブレーメン、大都市ハンブルクとまた違った北ドイツの一面が見られた。

元上司がヴォルスフブルクとブレーメンの間のハノーファーに泊まっているということで夕食をご一緒する。
ハノーファーはブレーメンと同じくらいの人口で地方都市って感じだが、駅地下のプロムナードとか駅前の様子や通りを行き交う人の数とかがブレーメンよりかなり都会な感じ。

今日もシュニッツェル注文。注文してから奥で肉を叩き伸ばすハンマーの音がする。ドイツでは作り置きとか冷凍とかじゃなく、注文してからブロックの肉を切るところから調理するような。いい習慣が残ってるなぁ。(急いでいるときは困るやろうけど)
ジャーマンポテトもおいしくて、大満足。

ハノーファーの紋章は城門に獅子が乗ってるみたいなのん。
ちなみに、ハノーファー選帝侯がイギリス国王になったということもありイギリス風の建物がある。

ブレーメンに戻ってくる。駅構内のこの絵を見ると、帰ってきたって感じがするようになった。