2008年3月 5日

ドイツ出張 2日目 朝の散歩

朝早く起きたので、ブレーメン中央駅前のホテルから中心地まで散歩に出かける。

中央駅の路面電車の駅では電車やバスが行ったり来たりと大変。
昨夜の冷え込みで駅前の道はばしばしに凍っている。なのに自転車でかかんに攻め込んでいく人が多く、案の定あっちこっちで転んではる。
駅の隣の海外博物館には日本のお茶室だか何かがあるということもあり表には鳥居が建っていた。またカラフルなテトラポットもあった。
ブレーメンの道は車道と歩道の間に褐色のレンガが引かれた道があり、そこが自転車用の道となっている。そしてちゃんとそのルールが守られていた。路面電車にバスに車に自転車に人にといろいろ行きかう中、クラクションやベルの音が全然聞こえないところからも交通マナーがきちんと守られているという印象をうける。

マンホールにはブレーメンのシンボルマークである鍵。ドイツの街のシンボルはかっこいい。

駅から中心地まではカフェが並ぶ。カフェといってもこっちのカフェは日本で言うeat in ができるパン屋さんという感じで、みなさんパンを持ち帰りで買っていかれる。手作りケーキもあるカフェは「Cafe Konditorei」と書いてあるらしい。

駅から少し歩いたところに外堀みたいな川があり、その横の広場にはオランダ風の風車があった。どうやら下はレストランになっているもよう。

ショッピング街のゼーゲ通りにはカフェやらPUMAもあればドイツの大手デパートKARSTADTもある。この通りにあるCafe Konditorei kniggeというお店にはデコレーションチョコなどのディスプレイがかわいい。(お店が開いている時間は仕事なので来れなさそうなのが残念)
ここにはショッピングパッサージュことモダンな感じの商店街があり、ここから市庁舎の広場へ抜けられる。

市庁舎や教会のある広場へ。広場には花屋、チーズ屋、八百屋などの青空市場が設営中。やけに花屋が多くキレイ。毎朝こうやってお店を開かれているんやろなぁ。

ブレーメンといえば音楽隊の像。市庁舎のそばにあると聞いていたが、かなり何気なく建っていた。ってか何度かスルーしてた模様。
いやーかわいい。ロバの足に触れると幸せになるそうな。だからか足の部分がやけにピカピカ。

市庁舎の隣にあるマルクト広場へ移動。いかにも中世の街並みという感じですばらしい。
ここには自由と権利の象徴でもある高さ10mのローラント像があり、この像があるかぎりブレーメンは自由ハンザ都市でいられるとか。なお、この像はストックがあるらしい。
ちなみにこの像と市庁舎は世界遺産に登録されている。

マルクト広場の奥には2つの塔が印象的な聖ペトリ教会があった。塔に登れるらしいがやっぱり昼のみなで残念。
またずいぶんカラフルな音楽隊の像や、すっかり溶け込んでいるマクドナルド、カラフルな消火栓に、首が細長いつぼみたいな灰皿などもあった。

マルクト広場から伸びる細い道、ベットヒャー通りへ。100mくらいの通りに、ガラス細工、アクセサリー、劇場、カジノ、美術館、映画館が並ぶ。
早朝なのでどっこも開いてなかったが、ガラス細工店などは窓にカーテンやシャッターなどがないうえ、動く仕掛けのあるものは動かしたままになっていて、開店前でも楽しめるようにしてある。
この通りを抜けるとヴェザー川に出る。音楽隊が描かれた自転車道の看板がまたかわいい。

っと、そろそろホテルに帰ることにする。ここまでたった1kmちょっとくらいの道のりなので、こんなに見て回っても1時間半くらい。

で、お仕事に行く。

お昼ごはん、ハンバーグや野菜を挟んだフランスパン。見た目以上に多い。そして食べ疲れる。そして普通にビンのコーラってのもいい。